gooブログはじめました!

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

業界最高年齢社長Halのゲーム日記 その522 私のゲーム遍歴回顧編続き

2012-06-23 09:54:00 | 私のゲーム遍歴
前回のお話しでは「デイドリーム」というゲームをけなしにけなしたが、無論80年代のゲームが全てクソゲーというわけではなく、それどころか現在の水準で評価しても超一級というレベルのゲームも多数ある。

その一例がエニックスの「メ[トピア殺人事件」・「オホーツクに消ゆ」・「軽井沢誘拐案内」・「エル・ドラド伝奇」・「アンジェラス 悪魔の福音」などである。 
コナミには「スナッチャー」や「ャ潟Xノーツ」(こちらは90年代だったか)がある。 80年代初頭にはBPSの「ブラックオニキス」があり、これにははまりにはまったものだ。

いずれも希有の名作で、「ブラックオニキス」は足かけ3年プレイした。 12月に始めて丸1年間かけ、翌々年のお正月に無事クリアということなので、3年がかりということになる。 こんなに長期間プレイしたゲームは、それから数十年後のS.T.A.L.K.E.R.との遭遇まで存在しなかった。

当時はインターネットはおろか雑誌の攻略記事さえ満足にない時代だったので、情報収集はほぼ完全になしという状態だった。 ごく希に単行本による攻略本が発行されることがあったが、それらの本はつい最近まで大事に保存していた。(今は散逸 CRSさんは未だに持っているらしい 羨ましい・・・)

スナッチャーについては何回も書いたので省略するが、これは文字通り現在のレベルでも超傑作と言える程のものだった。 錬りに練った秀逸なシナリオ、当時としては画期的なアニメーションの採用、美麗なグラフィックなど、当時(88年だったか?)の水準を遙かに超えていた。 

唯一残念なのは、88版はFD6枚組という超大作なのにそれにも収まりきれず、88版での内容は本来のストーリーの半分程度ということだった。 後に完全版などと称したものが発売されたが、肝腎の後半のストーリーはかいつまんだ程度のものだった。

本来の完全版は、88+SDスナッチャーの後半というものだろうが、それはついに発表されなかった。 スナッチャーでただ一つの心残りな点である。


ところでこれらの名作を作った制作者は、堀井雄二にせよ小島秀夫にせよ、現在は大御所とか大立て者と言われる人々である。 これらの人々はこの時代から頭一つ、いや二つも三つも抜けた能力をみせていたのだ。 やはり才能というものは恐ろしいものだなと、貧しい才の我が身を振り返って痛感するのである。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿