イブ その2
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ここでまりなシナリオに切り換えるが、これは単にスタート画面で「まりな編」を起動するだけであり、いつでも可能である。
ザッピングの目安は、現在のシナリオで何をしても変化がなくなったあたりなのだろう。
まりなはエール大使令嬢の「御堂真弥子」の護衛を命じられたが、表向きは専従講師となっている。
しかしここでイブHDIに奇妙な障害発見。
一度でもまりな側のセーブ欄2にセーブすると、次回ロード次に画面が異常となり、全てのデータがロードできなくなる。
前回プレイ時のデータ欄でも、まりな側2番にデータがないのは、そのためだろう。
うっかり又々これをやってしまい、前回のデータを発見、これにANEX86セーブからロードしてセーブ(勿論1番データ)、これでなんとか進行できるようになった。
やれやれホッ・・・
沈没船内のデータはそのまま放置、かなり前から再開した。
その後孔も二階堂も殺され、そして真弥子は衝撃の告白をする。
昔エルディアの国王が側室を妊娠させたが、その女性は王宮から逃げ出し、出産した。
その後その女性は私の父と結婚した・・・
つまり、真弥子はエルディアの王女だったのだ。
まりなは本部でり、公安DBMSにアクセスすると、他の者も同時にアクセスしているようである。
同時刻に、小次郎が恭子のハックによりdmbsにアクセスしていて、このシーンでは二人のザッピングのタイミングが非常に難しい。
これもなんとかクリアし、そのデータを見ると、日本政府がエルディアに多額の資金を援助しているなどと、いうものもあった。
ログには、Cプロジェクトいうものがあり、「新たな頭脳の計画」らしい。
「陸幕2部では研究成果「μ101」の収集に全力を注入」という記述もある。
その後には、「その資料を持ち出した旧エルディア情報部の割り出しを、エルディアの首相に依頼」というものもあった。
ここでまた小次郎視点である。
大使館では机の引出から、エルディア科学局・報告書を発見、その報告書には「新薬には欠点があり、長期間服用すると自律神経に異常が発生する」とある。
ところがそこで御堂らに見つかり、4階からプールに飛び降りて。怪我もせず9無量大数死に1μミクロン生を得るという、「まるでゲームみたいな」冒険をした。
倉庫街に戻るとプリンを発見、彼女の主人の処に行くことになった。
場所はホテルの1420号室である。
ここでまたザッピング、まりな視点となる。
弥生からの情報で、あまぎ探偵事務所に行って見たが小次郎は見あたらず、不在のようである。
プリンセスホテルでは、二人組の銃を持った男に挟まれて連行される茜を発見、彼らは黒い外交官ナンバーの車で走り去っていったが、いかなる神の計らいか、「偶然通りかかった」タクシーを拾って後を追うと、再開発地区の廃ピル近くで車は停まった。
その廃ピルには真新しいパラボラアンテナが設置されていて、中に入ると鈴木と遭遇、ここは旧エルディア情報部のアジトだという。
そして捉えられている男は小次郎だった!
又小次郎にザッピング。
ホテルの1420号室では、椅子に座った女性がいるが、声をかけても全く反応がない。
近寄るとそれは人形であり、プリシアと名乗る女性が現れ、私は正当な王位継承者だと言うのだ。
彼女はプリンであり同時にプリシアであると話し、プリンは彼女の性格の一つだそうで、その性格の変化は、あの暗号を語って聞かせると起こるのである。
また、写真の原板、シルクスクリーンはエルディアの国璽とのことである。
そして敵対する勢力はその国璽を取得して、真弥子を王位継承者とするつもりとのことである。
敵が侵入し銃撃戦となるが、プリンは逃がしたものの小次郎は捕らえられ、廃ビルに監禁される。
自白剤をうたれるが、鈴木に助けられ、事務所に戻った。
鈴木は本名桂木、弥生の父親であり、同時に御堂、ディープと共にエルディア情報部の三本柱だった。
そしてとある女性との間にシリアが生まれた。
弥生とシリアは異母姉妹だったのだ。
桂木は解毒剤をうってくれたが、回復時には様々な幻想が現れる。
弥生、二階堂、茜、プリンなど様々な人々が、入れ替わり立ち替わり小次郎を幻惑する。
翌日12月7日、回復した小次郎はトリスタン号へ潜入を企てる。
ここでまりな視点に変わる。
12月6日である。
鈴木(桂木パパ)と話し、鈴木は小次郎たちの救出に、まりなは鈴木の車でディープを追跡することとなった。
ディープはホテルのロビーに入って行く。
隣の部屋を借りて盗聴器をセットすると、隣室の声が途切れ途切れに聞こえてくる。
そしてガラスの割れる音と銃声が響く。
イブ その3へ続く