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S.T.A.L.K.E.R.最高齢プレーヤーHalのゲーム日記 4440 バーニングャCント

2022-02-24 09:37:00 | ゲーム S.T.A.L.K.E.R.

バーニングャCント その1

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これもエニックスのゲームで、1989年の発売となっている。

1980年代の終わりという時代は、PC88終滅の時代であるが、一つの時代が滅んでいく時に良くあるように、傑作が目白押しの時期だったのである。

このゲーム日記でも書き続いてきた、スナッチャーやアンジェラス、ジーザスなどと並んで、バーニングャCントも88時代の掉尾を飾る傑作のひとつなのである。


主人公は若き私立探偵のマイク・スティール、ライセンスを取って2週間という新米探偵である。

マイクは、ロス・マクドナルドの小説の主人公、リュー・アーチャーに憧れ、私立探偵を目指したのである。

冒頭でロス・マクドナルドの「ウィチャリー家の女」からの引用があるが、このゲームのノリは、マクドナルドのシニカルな作風とは違い、明るく単純そのものである。

舞台はロスアンジェルス近郷のサンタ・クリス、人口6万人程の小都市である。

このゲームでは、会話メッセージは下部のウインドウではなく、漫画と同じくふきだし内に表示されるので、誰の発言かは一目瞭然である。

但し、あまり長いメッセージは表示できないので、一長一短だろう。

■ 第一章「死の蒸発」

開所6日目に初めての依頼者が現れた。

著名な資産家のフィストバーグ夫妻である。

孫娘のヘレンが失踪したというのだ。

ヘレンは夫のルドルフと共にマイラシティへ旅行したのだが、ホテルが火災となり、ルドルフは助かったが、ヘレンは行方不明となった。

焼け跡からは身元不明の死体が発見され。警察はヘレンと想定した。

しかし、夫人はその死体が孫のヘレンではないと主張するのだ。

根拠は特にないが、とにかくヘレンではないとかたくなに言い張る。

こうしてマイクは、1週間以内にヘレンの生死を確認することとなった。

まずは夫のルドルフだが、保険金のことを気にしているが、証言にはおかしな所はなさそうだ。

次は警察で、モルグではヘレンらしき遺体には、衣類などの繊維がなく、丸裸だったという証言を得た。

火災で丸焼けになっても、繊維の燃えかすなどは必ず遺体についているが、今回の死体にはそれが全くなかったそうだ。

これはおかしい。

火災で逃げ出す時でも、丸裸で逃げ出す人はあまりいないだろう。

しかも遺体はひどく損傷していて、骨や歯形さえ満足に残っていない。

死体の胃には未消化食物さえなく、微量だが麻薬らしき成分が検出されたとのことだ。

但し、ヘレンは風邪を引いていたので、風邪薬の成分が検出されただけとも考えられる。

その風邪薬「ルーラ」をロブのストアで入手、検死官に渡して事務所に戻ると、第1章終了、引き続き捜査を進めることになった。

第二章

翌朝モルグに行くと、薬物とはコカインだった!と知らされる。

しかも、被害者はかなり重度のコカイン中毒だそうだ。

となると、この死体がヘレンという可能性は低くなる。

ホテルには宿泊者でも従業員でもない、第三の種類の人間がいる。

それがコールガールなのだが、彼女達はホテルと契約していることが多いらしい。

警察で組織の元締めのことを聞き、聞き込みを行うと、コールガール組織はクラブ・レアージュ、ボスはキム・マンジーニという女性だそうだ。

しかし、レアージュではあっさり玄関払いされ、繁華街に戻ると女性が襲われている。

マイクはまるで弱いくせに助けようとするが、あっさりたたきのめされてしまう。

その後レアージュに行くと、あの時の女性がキムだった。

キムは、まるで全くとても完璧に弱いのに、女性を助けようとするのは、無謀でアホでアルパカだけど、とても嬉しかったと褒めてくれなかった・・・

そして行方不明者はルーシーという子らしく、コカインの常習者だったという。

第三章

元締めのガリクソンに、チャンピオンホテルの従業員のことを聞くと、今はスタリオンホテルで働いているとのことだ。

スタリオンホテルで聞き込みをすると、ヘレンはルドルフと大げんかしていたとのことである。

そして更に聞き込むと、ヘレンの相手はルドルフではないらしく、グレーの高価そうな服を着た男らしい。

その男はバーで大暴れしたので、皆で追い出したそうだが、その男はヘレンの名を叫んでいたという。

ヘレンの仲の良い友達について、フィストバーグ家に電話すると、ヘレンの大学はセントクレランド女子大だという。


バーニングャCント その2へ続く



S.T.A.L.K.E.R.最高齢プレーヤーHalのゲーム日記 4439 ジーザス2

2022-02-24 08:36:00 | ゲーム S.T.A.L.K.E.R.

ジーザス2 その2

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ファーナは軌道上のジーザスに連絡を取り、それを受けたのは司令と武麻速雄だった。

カリストでは爆発が起き、機関室に言ってみると火災が起きている。

貨物室では機関士の松山が死んでいるし、ブリッジでは航海士も死んでいるのだ。

医師の三井に連絡して検死をして貰うことにしたが、今度は船長のパウエルがいなくなった。

しかも発見したときには異常はなかった二人の死体は、僅かの間にむくみやはれなどが発生したという。

ファーナの部屋に行くと、船長がエイリアンに襲われている。

エイリアンは和也にも襲いかかって来たが、危機一髪、武麻速雄中尉(中尉になっているのだ)が登場、エイリアンを撃ち殺す。

1と違い2では、エイリアンは通常の銃弾でも唐ケることになっている。

そしてゲーム性の面では、ミニゲームやパズルはないし、選択肢も移動・会話・見るなどの単純なもので、ゲームというよりノベルの要素が大きい。

これが今回の栄狸餡ちゃんである。

グロさはあるが、不気味さは1の方が上かも知れない。



速雄のスタッフの推測では、エイリアンは種子のスタイルで子孫を残すのではないかということであり、和也は先程貨物室前で何かの種のようなものを目撃していた・・・

速雄は乗員全員をデッキに集めるよう和也に指示、和也が麻世の部屋に入ると真治はエイリアンに変身していた。

こうして生き残った者はジーザズに入った。

ジーザズでは、各所がロックされたり、そのロックが解除されたり、通信室が破壊されたりと、様々な異常が続く。

やがて、医師の三井がエイリアンの胞子に冒されていることが判明、彼を捜すことになった。

しかし、三井はジーザズに来てからは、常に軍医のノーマンと共にいた。

アリバイがあるのである。

となると、三井は胞子は持っていても、エイリアンそのものではない、ということになるだろう。

となると、ひとりでいる時間が長く、セキュリティに関する知識もある人間が怪しいということになるが、それはどんなにんげんだろうか?

まずカリスト号関連の5人は、いずれもシロ、次ぎは軍関連の5人だが、これも可能性は低い。

残るはゴリアテだが、連絡が途切れたままである。

こうして安全のため全員が指令室に集まることになった。

和也はファーナを呼びに行ったが、忘れ物のフロッピー(しかし21世紀の半ばでフロッピーを使っているとは!(笑))を探している間に、ファーナが待機していたエレベーターが墜落する。

更にそれ以上の異常事態が起こった。

コンピューターでの人員チェックで、現在のジーザズにいる人員が、他の人員に入れ替わって表示されるのだ。

その人員は・・・

バルカス・ベリーニ・カーゾン・ハイラー・松山・パウエル・真治などで、前半はコメット号の、その後はカリスト号の、それもいずれも死者である・・・

和也たちは、マザーユニットの起動に必要なディスクを、資料室からとってくることになった。

ディスクはすぐ見つかったが、その内3と4のディスクが壊れている。

しかし、緊急用にスペアディスクが研究室と作戦室に残されていることがわかった。

排気口などを経由して研究室と作戦室に入り、そのスペアディスクも取得し、マザーユニットに向かった。

マザーユニットにはファーナが待ち受けていた。

やはり彼女はエイリアンに変貌していたのだ。

エイリアンが人間に憑依する真の目的は、会話を重ねても不明のままで、或いは目的というより、生物が食物を採取するような、本能に近いものかも知れない。

しかし、エイリアンは冷却システムが壊れたため、本来の能力は発揮できないようであり、和也はマザーユニット=エイリアンをオーバーヒートさせるために、手動で最大限の駆動をさせた。

ここであのディスク入替えとなるが、これは第2ドライブのディスクを、グリーン・パープル・レッドなど全てのディスクに入れ替えなければならない。

これらの過負荷に耐えきれず、エイリアンは宇宙の彼方に去っていった。

これにてジーザズ2は終了となるが、内容としてはかなり無理があり、論理の飛躍や矛盾が多く、一貫しない部分が多い。

とはいえ、お話そのものはそこそこ面白いので、プレイして時間を無駄にしたと思うようなことはないだろう。


次回はバーニングャCントの予定