戦国ランス 2周目 その7
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ようやく魔軍の侵攻が終わり、本筋の話に戻ることが出来た。
3Gはランスに子どもを作るよう脅迫し、肯んじなければ腹を切ると迫った。
ランスが相手にしないと、ほんとに3Gは腹を切ってしもたよ。
あわててシィルに手当させるランス。
そして、3Gは誰の子どもにするかとの、ランスを問い詰める。
執念というのは恐ろしいものですな。
余計な魔軍進行などなしにして、直接この進行にした方が、余程迫力もあるし面白いのに・・・
お相手は「一応」五十六にしておいたが、話が終わった後ランスは、シィルにそろそろJAPANからは夜逃げをする時期だなと漏らした。
翌日、ランスの元に五十六が訪れてきた。
そして、子どものことは別に、五十六自身がランスを愛するようになったと告白するのである。
それを聞いたランスはシィルを呼びつけ、避妊魔法を解くように命じた。
この後は、又々魔軍との果てしない戦闘が続き、げっそり。
これはこちらから攻め込むことはやめ、防衛戦のみにすれば、不毛な戦闘は多少へらせる。
そして五十六懐妊、戦列からは離れた。
美樹は健太郎を救おうとし、魔王化してしまい、健太郎も魔人となった。
美樹を捜して三千里、ついに発見した美樹は、完全に魔王になっていた。
近寄ろうとしたランスは電撃ではね飛ばされる。
そこへ健太郎が駆けつけてきて、美樹にヒラミレモンを食べさせると、とりあえず美樹の魔王化は一時的にだが治まった。
そしてついに・・・
ザビエルが織田家に襲来した。
ザビエルとは個人戦だが、HPが減っても再生するザビエルに、ランスも手を焼いた。
だが、その時身重の五十六が矢を射る。
その矢はザビエルを射貫いたが、ザビエルは刀を投げ、五十六は右足を切断される。
激怒したランスは渾身の力を絞ってザビエルを両断した。
五十六はそのまま出産するが、ランスは産婆に、「最悪の場合は五十六だけでも助けてくれ」と頼むが、五十六はそれを拒絶した。
そして珠のような男子が産まれた。
五十六の子は、姓は山本のまま、織田の領主となることになった。
その後、ランスとシィルは大陸への路を歩いている。
シィルは言う。
「子どもは嫌いですか?」
そして自分の腹をそっとなぜた・・・
但し、ランス10ではシィルの子は登場しない。
このあたりは不思議である。
そして10年後・・・
モロッコにはJAPAN軍8万2千が集結し、大陸に渡ることとなった。
リーザス、ヘルマン、ゼスで魔軍と闘っている、ランスへの援軍なのである。
指揮するは「山本乱義」・・・
ダークランスに続くランスの次男である。
そして乱義は母五十六に松葉杖を渡し、立ち上がる時には手を差し伸べて介助する。
3G「こんな立派なお子が、あのいい加減な男の息子とは、世はわからぬものよのぅ・・・」
プレイヤーも全く同感である。
乱義は性格的にも母五十六に似て、律儀で優しいことは、ランスの無慮数万(はいないが)の子の中でも随一なのだ。
こうして戦国ランス五十六ルートは、万巻の終わりである。
戦国ランス 2周目 その8へ続く