S.T.A.L.K.E.R.SOCのMOD Secret Path 2+Autumn aurora プレイ日記その47、最終回。
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CNPP2でワープを重ね、ようやくかがり火のある屋上に辿りついた。 目の前にはメ[タルの青白い光りの輪が待っている。 果たしてリアルエンドに達することができるのか? 長い長いSecret Path 2も、ついに最後のステージとなった所からである。
■CNPP2
さて、この後が問題である。 「かがり火のある場所のワープャCントからワープした先で」、ロシア語の声が聞こえたら、階下に飛び降りるのである。 そこには別のメ[タルが待っている「筈」である。
果たしてどの方向へ飛び降りればよいのか、時間は間に合うのか、ここまでの条件は達成されているかなどなど、心配ごとの種はごまんとあるが、結果はやって見なければわからない。
上記のセーブャCントから、何回かやり直せばどこかで新メ[タルに辿り着けるだろう・・・
念のため、聞き漏らしの無いように、オプションで効果音の音量も上げておこう。 用意万端整いました。 さて、ロード・・・
かがり火のある場所のワープャCントからワープした。 そしてワープした先からそのまま飛び降り、やや右手に進むと再びワープ、マップ移動となる。 やったぞ!
しかし・・・
[error]Description : section [foot_bones] not found in monster user_data
ここに至ってこのエラー! これはないっす! (・_・、) autosaveはbankerとなっているので、これは時間制限にひっかかったらしい。
hdelaさんによると、このエンディングは例の
そこでやり直し。 今度はCNPP2の東部の建物屋上にワープされる。 よしよし!
ここでは多数の敵が出現し、壮絶な激戦となる。 敵以外にも火の玉(ャ泣^ーガイストと思われる)も多数出て来て、しっちゃかめっちゃかの混戦である。
東(だと思うが確信はない)に巨大なメ[タルがある。
それに入ると高い塔の上に飛ばされる。 よし! 来たぞ来たぞ!
直ぐ又ワープして石棺の願望機前に飛ばされる。
ここでムービーとなる。 核戦争を思わせるような内容だが、最後にデストラックが炎上し、投げ出されたStrelokはCordonの村人に助けられる。 そしてSidorovichのバンカーに運び込まれる。 持っているPDAにはただ一言「Strelokを殺せ」。 腕のS.T.A.L.K.E.R.の刺青がアップになり、ムービーは終了してクレジットとなる。
このあたりも謎である。 SP2の時代設定はSOCのおよそ20年程前と思われる。 それがいきなり20年の年月を飛び越して、SOCの時代のムービーとなるのは、どういうことなのだろうか。
このエンディングが本当の「trueエンディング」であるかは、大いに疑問が残る。 結局最後はMonolith様に願鰍ッなのだから。w 条件が揃えば、他にもエンディングがあるような気がしてならないのである。
今回のこのエンディングについては、hdelaさんからの情報が非常に有益だった。 これを戴かなければ、このエンディングは見ることが出来なかっただろう。
hdelaさん、いつも貴重なお話を有難うございました。
ふと思いついて、石棺の願望機に飛ばされる直前の、高い塔から飛び降りてみた。 もしかして、別のエンディングに行けるかもしれないと、淡い想いがあったからである。
この高い高い塔の上にいたのである。 そしてマップにはその位置にnohintのメ[タルがある。
しかしどうあがいてみても、あの高い塔(クレーンである)のてっぺんに戻ることはできない。 カウントダウンは続いている。 そして残りが0秒になると・・・
というわけで、塔から飛び降りるのは無駄なあがきというものだった・・・
尚、今回はamuletは全く集めず(2つだけ)、ミニガンの取説やYuri Semetskyの地図も取り残しが多い。 又、Prince(Barの)やSviblovのタスクも一つ二つ未達成である。 しかし、これらはエンディングとは無関係のサブタスクなので、これ以外になにか条件があるのかも知れない。
これにてSecret Path 2全巻の終わりである。 悲しいのはこのSecret Path 2の世界から去らなければならないことだ。 もっともっと、いつまでもここに居たいのに・・・
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全体としてのインプレッションは、「いやぁ、面白かった。 唯々面白かった!」というものである。 これはオリジナルSP2と全く同じである。
無茶振りイジワルタスクも多いし、バグも少ないとは言えない。 しかし、それを補って余りあるストーリーの面白さ。 これがSP2の最大の魅力である。 千変万化、メリハリの利いたストーリーテリングは、思いもよらぬ展開となってプレーヤーを魅了する。
元々S.T.A.L.K.E.R.はストーリー要素が非常に強いFPSであり、その点只撃つだけのFPSとは全く異なる。 S.T.A.L.K.E.R.というと、よくRPG要素のことが言われるが、実際にプレイした印象では、RPG要素よりアドベンチャーゲーム要素の方が、遙かに多いように思える。
ストーリー型S.T.A.L.K.E.R.の最高峰として、このSP2は未だにその座を譲っていない。 ストーリー型S.T.A.L.K.E.R.には、この型の元祖Priboi Storyや、Lost Alpha、Way in Pripyat、Return of Scarなどかなりの数があるが、ここまで人を惹きつけるMODはごく少ないのではないか。
尚、この作者による次回作は、「F.O.T.O.G.R.A.F」であり、これもストーリー型S.T.A.L.K.E.R.の傑作である。 但し、SP2ほどはっちゃけてはおらず、ややシリアスで地味な内容である。
「大人のための悲しい物語」というキャプションは、プレイ中には意味がわからなかったが、ラストになってしみじみと実感することができた。 これほどもの悲しいエンディングもあまりないのではないか。 このF.O.T.O.G.R.A.Fのプレイ日記も書いているので、興味があおりの方は是非どうぞ!
今回のSP2+Autumn aurora2はAutumn auroraがアドオンされている。 流石にグラフィックは美麗の一言に尽きる。 渋い茶色系で統一されたゾーンの秋景色の風物は、普通の夏景色や冬景色ともひと味変わった美しさがある。
システム的には、オリジナルSP2よりも安定していると思う。 これは後発だけに、それまでのバグや不具合を修正しているのだろう。 但し、開始直後にはかなりのエラーがあり、最終盤に至ってアニメーション系か或いはパーティクルシステム系のエラーが出て、これには随分と悩まされた。
このエラーはCNPP1と2はfixできたが、Dead Cityのものは結局どうにもできなかったのである。
プレイ時間およそ140時間。 但しfixなどにも相当の時間がかかっているので、実際のプレイ時間はこれより大分短い。 しかしこれは、これまで4周もプレイしているので、大半の内容は頭に残っているからこの時間でできたので、SP2が初めての方は200時間はかかると考えた方がよいだろう。
難易度はイジワル無茶振りタスクや、まともにやってはとても行くことのできない所にアイテムがあるなど、かなり高い方である。
最後に作者さんに感謝しつつ、このSP2のゾーンを去ることとする。
これにてS.T.A.L.K.E.R.SOCのMOD Secret Path 2+Autumn aurora プレイ日記 全巻の終わりぃ!
次回からは、S.T.A.L.K.E.R.SOCのMOD、EPILOGUEの予定。