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◇新エネルギー◇フルノシステムズ、太陽電池パネル搭載の自立型無線LANシステム製品化

2011年08月01日 09時40分17秒 | 太陽光発電

 フルノシステムズは、アクセスポイントに供給する電源を太陽電池パネルから発電されたエネルギーを二次電池に蓄電しておくことで、停電時や電源のない場所でも基地局の動作を継続できるようにした給電のいらない自立型無線LANシステム「APSOL1」(アプソル ワン)を製品化した。

  「APSOL1」のアクセスポイントには、リピーター機能が搭載されている。一般的なアクセスポイントは、基幹側とは有線LANケーブルで接続するが、リピーター機能により基幹側の接続も無線により接続できる。

 このように 「APSOL1」の設置には、電源ケーブルや有線LANケーブルが不要の自立型の無線基地局となるので、 「APSOL1」を設置した場所は、すぐに無線LANのサービスエリアなる。

 <自立型無線LANシステム「APSOL1」の活用>

 これまで出来なかった学校や自治体などの公共施設の屋外エリアおいて、ネットワークカメラを利用したセキュリティ監視やスマートフォンやIP電話の基地局として活用できる。

 また、農園などケーブルが施設できない広い土地に 「APSOL1」を設置して、監視カメラによる管理や作業現場での情報収集などに活用できる。

 このように「APSOL1」の活用により、無線LANの屋内現場(オフィス、ホテル、教室など)に限らず、屋外現場に柔軟にサービスでき、停電時や電源のない場所、緊急時、災害時でも無線LANサービスができるようになることが期待される。