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日々の備忘録

鳥羽離宮跡~竹田~

2012-05-10 | 幕末以外の史跡巡り
今年の大河は、平清盛。

幕末好きなワタクシには、全くと言っていいほど無関心な時代。

テストの時も、この時代は勉強しても頭に入らず、散々。

だって、この時代の名字のバリエーション少なすぎで、誰が誰だかもう混乱。

しかも、天皇の名前も「後」がつくか、つかんかで、人物変わるし(当たり前だ)



しか~~~~し!

はまった。

鳥羽天皇→上皇→法皇さまに

つか、三上@鳥羽院に

現在、璋子様がお隠れになって面白くないけれども、

璋子様に振り回されまくりの鳥羽院サイコ~でした。

それも、今週末終わってしまうのね~とかなり残念な気持ちですが、

鳥羽院がお隠れにならないと、話しは面白くなりませぬ!

で、テレビでお隠れになる前に!行って来ました。

京都伏見区竹田へ。


近鉄竹田駅から徒歩10分ほどで、「安楽寿院」






塔が目立ちますので、塔に向かって歩いていくと、

先週、お隠れになった近衛天皇陵が。





UP


塔の形の陵は、珍しいようです。

つか、陵ってこんなに近くまで入れるって今回初めて知りました。


境内中程まで進むと、真新しい建物「本御塔」



HPを見て、卍阿弥陀如来像と鳥羽院の肖像画を目当てに来たのですが、

扉が開いていません

インターホンを押せと書いてあるので、怖いけど、ポチッと。

1,2分で人がやってきました。

客は、ワタクシ1人。

「本御塔」に入ると、ワタクシのために電気付けたり・・・

1対1なので、もうなんと言えぬ心地。

もう無視して、かたっぱしからじっくり見てやりました。

中に入ると、真ん中に鎮座する「本尊阿弥陀如来坐像」

すっごい綺麗なので、作り替えたりしてるのかと思いきや、平安期のものだとのこと。

信仰が篤かった鳥羽院が密かに拝んでいたので、綺麗な状態なんだとの説明を受けました。

他に、目的の鳥羽院肖像画と美福門院得子と八条女院(娘)の対の肖像画や

涅槃図、秀吉、家康の朱印状などありました。

「本御塔」のお庭?には、昔、この辺りが池であったことを忍ばせる遺跡がありました。

こちらを跡にして、いざ!鳥羽院の陵へ!





猫がいました





あっ!



お~~~い



おいおいおいおい



行っちゃった

ワタクシも猫になりたい!


気を取り直して、

鳥羽天皇陵







さて、近くにお爺様に当たる白河天皇陵もあるとか。

行きます!

鳥羽天皇陵から徒歩5分ほど。

大きな道路の向こうに見えます。

白河天皇陵





なんか、こんな近代的なところにいきなり天皇陵があるってすごいね。。。

ほら、見て見て!



すごいビックリなんですけど。



足を伸ばして、鳥羽離宮跡へ。

白河天皇陵から徒歩15分くらいかな?

途中、城南宮に寄ったのではっきりしませんが





普通に、公園で野球していました。





ここから、竹田駅へ帰ります。

どうせならと、田中殿へ。

鳥羽離宮跡公園から徒歩10分くらい。





案内板などは、全くなく、公園の名前だけに残っているのみでした。

公園では、ご老人がゲートボールやってました。



<注意>
田中殿に行く場合、間違っても名神沿いの国道68号線を歩かないように!

なぜなら、、、ラブホばっか並んでるから

ワタクシ、歩いちゃって、冷や冷やしちゃいました

で、声まで掛けられたし

女子は、気をつけましょう!

つか、竹田って、人が居なさすぎて、ちょっと怖かった