のびたとブレイク

生き生きと第三の人生を歩んでいます
うたごえ ウォーキング ボランティア 時々花と金魚

二人で一つのいのちじゃないか ホタル

2015年06月21日 09時34分51秒 | うたごえ

今日もランチコンサートに出かけるが 暇があればテレビの録画を再生して楽しんでいる

主に映画 サスペンスドラマ 旅番組 ドキュメントと無駄に過ごす時間が無くて良い

先日は 高倉健さんの主演 ホタル を見た 相手役は 田中裕子さん 素敵なコンビだ

 

鹿児島の飫肥にある特攻記念館を訪れたことがあるが 当時の若者たちの悲劇に胸が痛む

お国の為に 家族を守る為に いのちを賭して敵に体当たりするその心境はいかばかりか

せめて敵艦に命中出来れば本望だが 多くは砲撃を浴びて虚しく海中に散る

 

 

いかに 命をさ捧げる覚悟は出来ているとはいえ 絶対助からない敵に向かう

恐怖もあろう 後悔もあろう 家族の事も 恋人たちのことも頭に離れないだろう

本心は語れる心境にないが 飫肥にある遺書などを見れば 行間に溢れ出ているようだ

 

出撃までの若者たちたちと接する食堂のお母さんとの 僅かな触れ合いが哀しくも温かい

きっと帰って来るからと言い残し 出撃をして行った それは ホタル のことだった

食堂の周りに珍しくホタルが舞っていた 彼の 彼らたちの魂の光だろうか

 

 

特攻機の不良で 虚しくいのちを助かった男を 高倉健さんが演じる

生き残る無念 屈辱を見事に演じきっている

そして 仲間のフィアンセだった 後の彼の妻が 田中裕子さんである

 

 

哀しい過去を引きづりながら 二人は支え合って生きて行く

彼女は腎臓が悪くなり 透析を続けているが 既に悪化して明日をも知れなくなる

彼は決断した 俺の腎臓で生きてくれ お前とずっと生きて居たいのだ

 

もう 良いのよ 今まで生きて来たのだから十分なの

彼女が拒むが 彼が言うセリフは 何回見ても格好良い 言葉が生きている

二人で一つのいのちじゃないか・・・・

 

 

映画の中でハーモニカが出て来る

故郷の空 と言うスコットランドの曲である

心の中にハーモニカが脇役として じーんと沁みて来る

 

特攻も各地で亡くなった日本の若者たちも 日本にも帰れず現地の土と化した方が多い

日本の為に戦った彼らを迎える魂の場所は 靖国神社しかない

靖国で会おう こう言って無残に散った命 せめて国の代表も鎮魂の祈りを捧げて欲しい

 

 

     最後までお読みくださいまして有難うございました m(_ _)m

 

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コメント (4)
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