近所の秋を探しに

秋　あっという間に通り過ぎて行ったような気がする
今朝も寒く　部屋の中の温度は１９度になっていた
あまり寒さに震えると　心まで萎縮してしまいそうだ

人生も同じかな
あまり縮こまって物を考えると　どうしても真っ直ぐ見れなくなる
身を屈めて物を見るから　真っ直ぐでも歪んで見えるのか



北風吹きぬく寒い朝も　心一つであたたかくなる
吉永小百合さんが歌っていた　寒い朝の一節が浮かぶ
そうだね　自分の立つ位置が分れば　見方も考え方も変わってくるね

テレビから伝えられるあたたかな話　感動の話　素晴らしい歌の数々
みんな　私には心の衣装となって包んでくれる
心の中が温められると　ゆったりと　のびのびする



季節の花たちも　私に衣装を重ねてくれる
さざんかが咲いて　寒さの中でも微笑んでいるようだ
だから　つとめて外を歩く　雀が沢山遊んでいる



皇帝ダリアと言う素晴らしい花が　亀戸中央公園に咲いた
もう咲いたかな　何度も見に行って　成長を待っていた
どんどん空へ向かって伸び３ｍくらいになって花が咲いた



どう？私の姿は？と　高い位置から語りかけているようだ
見事だよ　さすがに皇帝と名がついて　品位がある
花に触ることも近づくことも出来ない



公園の樹々が　まだ赤く葉を染めている
枯れ葉が風に舞い　あちこちでくるくると遊んでいる
時に群れ　時に自由に飛びまわり　小さなふくらみの山を作る

　

今日は墨田のうたごえ
素晴らしく活気があり　笑顔が溢れる女性たちの歌声が聴こえる
私の人生に　あたたかく衣装を着せてあたたかくしてくれる方たちだ


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