サブカルチャーマシンガン

自分だけの「好き」を貫く為のブログ。

壁の外の尻。/「姫ヶ崎櫻子は今日も不憫可愛い」 第6話 感想(コミックキューン2020年11月号)

2020-10-19 | コミックキューン
カワイイ。








今回は「尻」でした(どーん)
今回、あんま負けヒロインとか関係ないですけど笑
まあ・・・ある意味これはこれで「負け」なんですかね
少なくとも勝ってはいないですよね、、、
うん、
状況に負けてるし、
自分にも負けてる気がする
でもそんな櫻子が(おバカだけど)とても可愛い、そんな話数に仕上がっていました。

・・・ちょっと脱線しますけど、
個人的にここ数年のコミックキューンはとても面白いと感じていて、
大分セクシー路線の漫画も増えたし大胆な題材の作品も増えて、
でも元来のほのぼの系の漫画もしっかり根付いていて。
雑誌として結構いいバランスになって来てると思うんです
だから、なるだけ「こういうのもあるよ。」って知って欲しいな、って気持ちもあります
とか言いつつ、云う程作品めいっぱい紹介し切れてないんですけどね(爆)。
でもしょうあんとこれは本当に優れた作品だと強く感じるんだよな
勿論他にも面白い漫画は沢山ありますし。多分キューン漫画の感想はずっと続けると思う。







話が逸れました。
今回のエピソードは、
櫻子が家の塀の穴に上半身突っ込んだら抜けなくなってしまった・・・という
とてつもなくシンプル極まりないお話で先月号の話との落差が凄いんですけど、
その分「こういうのもアリなんだ!」的な・・・
むしろ本作の表現の幅広さを感じさせる傑作回に仕上がっていましたね
まず、
最初に主人公が気付くのがスゴいんですけど(笑
ある意味相手の性格すら見抜いてる所業って事で何気に“ラブコメの主人公力”を感じさせてくれました
そこからのボケの応酬も面白かったし、夏樹の態度も良い具合に思春期入ってて良かったです
状況としては間抜けだなーコイツ程度のもんなんですけど、
意外に・・・
一つのラブコメのエピソードとしてもハマってるっていう
ワンアイディアを最大限に活かす企画力がまた秀逸過ぎるお話になってましたね
尻の押し方の問題だとか喋る尻(笑)とか容赦なく自分の容姿を明け透けに話すトコとか、
理由のない謎の行動の話とか(よく分かる)、もうお前残念な人だよ、っていう夏樹の発言とか・・・
コメディセンス抜群で、その真剣なのにふざけてるような感覚が読んでて楽しかった。







でも、
嵌ってるからこその櫻子のセクシーな肢体の良さだったり、
危機的状況からの夏樹の態度の良さによるラブコメっぽい雰囲気だったり、
夏樹が気付いた事自体が幼馴染感溢れるギミックに仕上がってたり、
櫻子の疑似告白未遂にドキドキしたり・・・
考えてみれば、
運命—---って言いそうになったトコロに、
犬だったりガキんちょだったりが邪魔しに来るトコが「負けヒロイン」要素だったりするのかな
そういえば、ラブコメの負けヒロインっていっつも告白邪魔されるもんな。

とは言え、
最後に櫻子のパンツモロ出しと、
犬によるペロペロやガキんちょによる叩きなど、
一気にお色気要員らしいえっちぃ流れになってたのもまた目の保養に良かったな、と(笑
まあそういうのも得てして負けヒロインのお役目だったりするのかも、ですね。
にしても、履いてる下着が高校生離れしてる位大人の下着で・・・
大きなお尻と相俟って読んでて相当インパクトありました
こりゃ、夏樹もドキドキするわ(笑
 単純なお色気カットに加えて、
櫻子の表情の変化っぷりも中々官能的でコミカルで色々な意味合いで素晴らしかったです(超笑顔)
一体どこ舐められてたんだよ・・・!って感じですが、それは神(作者)のみぞ知るって事で。
ラストのガキによるスパンキング含めて実に最高なオチに仕上がってました
夏樹の激高っぷり含めて今回は「はちゃめちゃラブコメ」っぽいテイストの愉快さがあった印象でしたね。
間違いなく面白い漫画なので、間違いなく売れる事を願っている作品の一つ・・・です。


あ、
それと、
もし編集の方が見てくれてたら、
櫻子の水着ポスターお願いします・・・!(懇願)。