先日から、パブリックコメントのこともあって
親犬との引き離しの時期と、飼い主となる人間家族と暮らし始める時期について考えてみた。
風も鈴もすでにそういう時期は過ぎているから、今まではあまり興味がなかったんだけどねー。
うちのボス(教授)に頂いた資料に
Scott & Fuller(1965)の文献がありました。
その内容は
*********************************
子犬と飼い主の親しい関係を作るための理想的な時期は生後6~8週齢。
これは、子犬を同胞(母犬や兄弟犬)から離し、家庭でペットにする最適な時期である。
もしそれが早過ぎて4週齢以前だと、子犬は他の犬と正常な社会関係を築く機会をほとんどもてない。
そんな子犬は、人間とは親しい関係を築けるだろうが、他の犬との関係に適応することは困難だろう。
その一方で、人間と接する機会が少なく人間との社会化が遅く、
生後約12週以降まで延期された場合は、
他の犬との関係はとても良いものになるかもしれないが、臆病で人見知りする犬になりがちだろう。
********************************
これを読んでめっちゃ納得。
生後6週齢で家族に迎え入れた風ちゃん。
母犬と引き離すのが早すぎたんじゃないかと、思っていたけれど
それは理想的な時期だったのね。
そう言われたら、何となく納得。
そして、月齢不詳でうちにやってきた鈴ちゃん。
でも、永久歯が生えたタイミングから獣医師さんが言うには、あの時が多分3カ月半ぐらい。
生後15週齢だったみたい。となると…
「他の犬との関係はとても良いものになるかもしれないが」
うんうんそのとおり、風ちゃんのことはうちにきた日から大好きだったし…。
他のワンコも怖がらないし。
「臆病で人見知りする犬になりがちだろう」
おおー、そのものズバリだわ。
まぁ、もともとの性格もあるし、トラウマなこともあっただろうけれど。
あちゃー、この文献を知らずに、パプコメの8週齢以上に賛成しちまったぜ!!
っていうか、今回のパブコメは動物取扱業のことやったし
Scott & Fuller(1965)の文献では
犬の家族と暮らしから、子犬の飼い主となる人間家族と暮らし始める時期について
書いているのであって、その間にショップのショーケースの中で暮らすことなんで
毛頭にないはずだから、そのまま当てはまらないはず。
まぁ、子犬の立場からすれば、
母犬や兄弟犬のと暮らしの次は、一生をともにする飼い主さんと暮らすのが理想
なんだろうけどねー。
(今朝の風鈴コンビ)
このScott & Fullerの文献は
特定の犬種データに基づいていて、発達速度な個体差・犬種差があるので、
すべての犬がそうであるわけじゃない。
この6~8週齢時期にブリーダーさんから、飼い主さんに移行することが
問題行動の予防に繋がるけれど、なにか問題行動が出ている場合の改善にはならない。
これは、問題行動があった時に、過去の発達の問題原因として解釈できるだけ。
大切なのは、飼い主がそれを理解して、気をつけてあげることができれば
いいだけやんねー。
過去よりも 大切なのは今!!
鈴ちゃんの今を大切に、楽しく暮らすこと!!
人間との関わる時期が遅くなった
鈴は確かに臆病で、人見知りをするし
へっぴり腰になったり、しっぽインしたり、震えたりするけれど
他人に迷惑をかけるような問題行動ってのは、今のところないし…。
(あっ、以前は脱糞して、動物病院に迷惑かけたけど・・・・)。
以前よりは、いろんな面でどんどんよくなっているし。
この性格ごと大好きだし
これからの成長がますます楽しみだわ。
さて、朝の散歩で鈴ちゃんの追いかけっこにつきあってあげた風ちゃん。
体力的には、鈴の方がそろそろ勝ってきたみたい。
「さあ帰るで!」と降ろしていたリュックをかついで、ふたりを見てみると・・・・・。
これは、遊びでは負けても「俺の方が上になんだから」と鈴に言い聞かせているのか
それともエロおやじ犬になっているのか
どちらなんでしょうね。
でも鈴ちゃんもイヤじゃないみたい。
最後まで、読んでくださって、ありがとうございます。
風ちゃんも鈴ちゃんもがんばれ!!のポチっをお願いします。
←すみませんが両方押してください→にほんブログ村
いつも押してくださって、どうもありがとうございます。
親犬との引き離しの時期と、飼い主となる人間家族と暮らし始める時期について考えてみた。
風も鈴もすでにそういう時期は過ぎているから、今まではあまり興味がなかったんだけどねー。
うちのボス(教授)に頂いた資料に
Scott & Fuller(1965)の文献がありました。
その内容は
*********************************
子犬と飼い主の親しい関係を作るための理想的な時期は生後6~8週齢。
これは、子犬を同胞(母犬や兄弟犬)から離し、家庭でペットにする最適な時期である。
もしそれが早過ぎて4週齢以前だと、子犬は他の犬と正常な社会関係を築く機会をほとんどもてない。
そんな子犬は、人間とは親しい関係を築けるだろうが、他の犬との関係に適応することは困難だろう。
その一方で、人間と接する機会が少なく人間との社会化が遅く、
生後約12週以降まで延期された場合は、
他の犬との関係はとても良いものになるかもしれないが、臆病で人見知りする犬になりがちだろう。
********************************
これを読んでめっちゃ納得。
生後6週齢で家族に迎え入れた風ちゃん。
母犬と引き離すのが早すぎたんじゃないかと、思っていたけれど
それは理想的な時期だったのね。
そう言われたら、何となく納得。
そして、月齢不詳でうちにやってきた鈴ちゃん。
でも、永久歯が生えたタイミングから獣医師さんが言うには、あの時が多分3カ月半ぐらい。
生後15週齢だったみたい。となると…
「他の犬との関係はとても良いものになるかもしれないが」
うんうんそのとおり、風ちゃんのことはうちにきた日から大好きだったし…。
他のワンコも怖がらないし。
「臆病で人見知りする犬になりがちだろう」
おおー、そのものズバリだわ。
まぁ、もともとの性格もあるし、トラウマなこともあっただろうけれど。
あちゃー、この文献を知らずに、パプコメの8週齢以上に賛成しちまったぜ!!
っていうか、今回のパブコメは動物取扱業のことやったし
Scott & Fuller(1965)の文献では
犬の家族と暮らしから、子犬の飼い主となる人間家族と暮らし始める時期について
書いているのであって、その間にショップのショーケースの中で暮らすことなんで
毛頭にないはずだから、そのまま当てはまらないはず。
まぁ、子犬の立場からすれば、
母犬や兄弟犬のと暮らしの次は、一生をともにする飼い主さんと暮らすのが理想
なんだろうけどねー。
(今朝の風鈴コンビ)
このScott & Fullerの文献は
特定の犬種データに基づいていて、発達速度な個体差・犬種差があるので、
すべての犬がそうであるわけじゃない。
この6~8週齢時期にブリーダーさんから、飼い主さんに移行することが
問題行動の予防に繋がるけれど、なにか問題行動が出ている場合の改善にはならない。
これは、問題行動があった時に、過去の発達の問題原因として解釈できるだけ。
大切なのは、飼い主がそれを理解して、気をつけてあげることができれば
いいだけやんねー。
過去よりも 大切なのは今!!
鈴ちゃんの今を大切に、楽しく暮らすこと!!
人間との関わる時期が遅くなった
鈴は確かに臆病で、人見知りをするし
へっぴり腰になったり、しっぽインしたり、震えたりするけれど
他人に迷惑をかけるような問題行動ってのは、今のところないし…。
(あっ、以前は脱糞して、動物病院に迷惑かけたけど・・・・)。
以前よりは、いろんな面でどんどんよくなっているし。
この性格ごと大好きだし
これからの成長がますます楽しみだわ。
さて、朝の散歩で鈴ちゃんの追いかけっこにつきあってあげた風ちゃん。
体力的には、鈴の方がそろそろ勝ってきたみたい。
「さあ帰るで!」と降ろしていたリュックをかついで、ふたりを見てみると・・・・・。
これは、遊びでは負けても「俺の方が上になんだから」と鈴に言い聞かせているのか
それともエロおやじ犬になっているのか
どちらなんでしょうね。
でも鈴ちゃんもイヤじゃないみたい。
最後まで、読んでくださって、ありがとうございます。
風ちゃんも鈴ちゃんもがんばれ!!のポチっをお願いします。
←すみませんが両方押してください→にほんブログ村
いつも押してくださって、どうもありがとうございます。
うちは社会化期いわゆる3~4カ月目、
抱っこ散歩しようとスタンバイしていたのに、
外に出られませんでした。あの時、どうにかしていたら、
今より怖がりさんじゃなかったのかな、って・・・
でも、あの時何ができたかっていうと、できる
限りのことはしたつもりだったし・・・とか。
ママさんの言うように、振り返らず、今を楽しく、
ですよね。
店頭に並ぶのが8週齢だから、親犬と引き離されるのは
6とかかなって思ったんですけど・・・
私は8週齢までは必ず母犬・兄妹犬と離さないに賛成ですけれど、
それプラス人間との関わりも産まれて間もなくからあったほうが良いと思っています。
犬の家族・人間の家族合わせた中で成長していれば、と。
でも同じ環境に育っても、全く同じようには成長しないですよね。
うちのもなかと姉妹犬のふたり、話を伺ったら
だいぶん性格が違うよう。
もなかが我が家に来る前までは同じ環境にいた筈。
愛護センターに収容されて、ボランティアさんに助けられて
同じ家でお世話をされて…たぶん20週齢くらいまで?
以後のそれぞれのおうちでの生活で、違いが顕著になったみたいです。
鈴ちゃんは怖いものが沢山あって大変かもしれないけれど、
ゆっくり真っ直ぐ育っていますね。
今、私はもなかのガウガウで悩んでいます。
少し前まで誰とでも仲良くできる性格の良いコ、と言われていたのに
今はそうではありません。
私達の対処の仕方で歪めてしまったのかも、と思ってしまいます。
どうしたらいいのか…
風ちゃんのエロ親父~(笑)
でもさぁ、妹犬がいるって
風ちゃんのこういう生理現象も満足させてあげることができていいかも~って思っちゃった!
空もランとかで気になるコがいるとマウントしたがるけど、他所の子じゃぁすぐに止めさせなくちゃじゃない?
エロにしても上位を示してるんでも、どっちにしろ、いつか一生に一度くらい気の済むまでフリフリさせてあげたいような気もしちゃうんだぁ~(笑)
文献はとても参考になりました。
人間関係にも言える事なのでしょうかね。
タイミングや期間がとても大切なんですね。
考えさせられちゃいました。
モモとミオは親子だけれどミオには兄弟犬がいなかった。
たったひとりで産まれてきた。
だいたいワンコの出産って兄弟犬も一緒に産まれてくるらしいけどミオはひとり。
だから赤ちゃん時代に兄弟犬と遊んだことがない。
それに子犬時代に玄関から道路に飛び出して車にはねられそうになった。
あの時は偶然にも車の下をすりぬけ奇跡的に命拾いをしどこも怪我はありませんでした。
でもそれがトラウマとなりミオはお外恐怖症に。
もっと早く手をうってればミオはお外ビビリを克服できたのかもしれなかったのに。
今からでも遅くないかな?
過去は変えられないけれど
今は変えられる
そして、今につながる未来も変えられる。
そう思って頑張ることにしました。
(今までもかなり頑張っているつもりではあるんですけどねー)。
鈴ちゃんの恐がりの性格は変えられないかもしれないけれど
マシになっていることは確か。
私が努力しなかったら、もっともっとひどくなった可能性もあるから
そう思うと、いろいろやってることが実を結んでいるのかな?!
って思います。
8週齢までの販売禁止と、
8週齢までの母犬との引き離し禁止では、
随分内容が違ってきますよねー。
私が思うには、
生後4~8週齢の時期は、母犬や兄弟わんことしっかり接しながら、人間とも親密にかかわるのが理想的だと思っています。
子犬一頭だけの隔離化がいちばんいけないのでは?と思っています。
だけど、その時期は、ブリーダーさんのところかショップにいる場合が多いのが現実みたいですね。
パピーミル的なブリーダーだと、子犬をケージにいれたまんまで、人間との接点も最低限しかもたず、母犬や兄弟犬とも、ミルクの時間しか会わせないところもあるみたいです。
それだと、もともこもないですよね。
風は、鈴のことでは
今までかなりストレスを受けていただろうから
マウントぐらいは、許してあげようかしら?
今度途中で止めずに、風ちゃんの様子をみてみますね。
鈴がイヤがったら、その時はその時だけど・・・・・。
わんこの環境は、それぞれ違うので
一概にはいえないと思うのですが
こういうデータは、参考にはなると思いました。
実際、子育ても犬育ても共通する部分って
多いと思います。
ただ、人間はゆっくりと時間が過ぎ
ワンコは、そうとう早くその時間が過ぎていく感じですけど・・・・。
ミオちゃんは、産まれた時からモモちゃんというお母さん犬がそばにいて
モモのパパさんという人間といっしょに
暮らしているので
家庭犬としては、理想的な環境ですよね。
車が恐いことを知らずに飛び出しちゃて、恐い思いをしたんですね。
確かに車は危険。恐いので注意しなくちゃいけないとわかってもらえたら、いいですよね。
ただ、車だけじゃなくお外のすべてが恐いと誤解しているのなら、毎日のお散歩で慣らして「車が走っていないところは、大丈夫だよ」と教えてあげることが大事かもですねー。
家の外のすべてが恐い状態で一生過ごす方がかわいそうだし・・・・。
鈴は、最初「家の外は戦場」だと思っているみたいで、すべてが恐かったけれど、毎日の積み重ねで、今では随分マシになりました。
でも、やっぱり車やバイクは恐いみたいです。