前回の繋がりで小田急線をもう少し骨で聴きましょう。
⇒ 梅ヶ丘駅を骨で聴く
小田急線のターミナル・新宿駅は地上と地下とにホームが別れています。その二つの線路が合流してすぐに踏切が現れます。
新宿1号踏切です。
甲州街道から繋がっているデッキが切れた場所です。踏切のある道路はJRで隣の代々木駅前に至ります。
過密ダイヤの小田急線が集中する場所で、しかも新宿という日本一の大繁華街からも近く、都庁からも近いのに、堂々とした踏切が道路を遮断しているのは、ある意味で日本らしいといえるかもしれません。
路面電車でもないのに、小田急線の大動脈が道路を分断しているのは、都市計画の欠陥といえるでしょう。
先進諸国の大都市でこのような場所での踏切は、あまりお目にかかることはありません。
骨伝導とともにこの踏切に立つと、小田急島のロマンスカーから通勤用の電車まで様々な電車を見ることができます。撮影ポイントにもなっています。
骨伝導により電車の音が骨から脳へと伝わり、都市の分断というマイナス要素を排除しても、鉄道文化そのものの声が聴こえるようです。
米軍で採用された特許技術を駆使した骨伝導スピーカーに、踏切を通過する電車の風の音まで届いてきます。定番の骨伝導「きくちゃん」なら、マイクを容易に踏切に向けることが可能です。
⇒ 骨伝導きくちゃん
そんな骨伝導技術と電車の音とは、日常の中の非日常を誘うようです。さすが特許技術です。やはり骨伝導は特許製品に限ります。
⇒ 特許技術の骨伝導専門店
でも、やはり電車は乗るものだということも、改めて感じたしだいです。
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