骨で聴く異世界

耳を使わずに「聴く」世界を旅します。耳をふさいでいても聴こえる世界です。

大原稲荷神社を骨で聴く

2013-05-17 18:58:20 | 骨で聴く巡礼旅

 久しぶりに地元である東京・世田谷区の神社へ骨伝導巡礼です。
 京王線の代田橋駅に近く、境内のすぐ隣が線路になっている聖域が大原稲荷神社です。環七と甲州街道が交差する渋滞のメッカ「大原交差点」からも近い距離です。

「せたがや社寺と史跡」によれば、天明2年(1782年)に伏見稲荷大社神官羽倉摂津守信邦の直書により勧請したと伝えられ、羽倉稲荷と称していたものが、訛って”はぐさ稲荷”と呼ばれるようになったといいます。
 
 現在の境内は都会の神社らしく決して広くはありませんが、古記によれば境内地は414坪であったともいわれるほどの広大だったようです。
 明治の時代から近隣の大原町、代田町の一部の鎮守となり、現在の社殿は昭和7年の改築によるものだそうです。

 すぐ隣を京王線の電車が疾走していく姿との対比が興味深く、参拝に行ってなんだか楽しい気分にまでさせてくれます。ただ電車の音が騒音にもなるため、そんなときは何を差し置いても骨伝導機器です。耳をふさがす。米軍の爆音の中でも通話を可能にした特許技術の骨伝導機器が光ります。

          ⇒ 米軍採用の骨伝導機器

 住宅地が広がる世田谷区ですが、大原はどうしても幹線道路と主要鉄道の狭間というイメージがあり、他の区内の神社とは異質な感じがしましたが、それでもわざわざ参拝にくる価値が十分にある場所でした。

 ちなみに今まで世田谷区内で骨伝導巡礼で訪れ神社は下記の通りです。今後も増えていくかもしれません。

          ⇒ 岡本八幡神社を骨で聴く
          ⇒ 野沢稲荷神社を骨で聴く
          ⇒ 代田八幡神社を骨で聴く
          ⇒ 赤堤六所神社を骨で聴く
          ⇒ 弦巻神社を骨で聴く
          ⇒ 駒繋神社を骨で聴く
          ⇒ 北沢八幡宮を骨で聴く
          ⇒ 三宿神社を骨で聴く
          ⇒ 太子堂八幡神社を骨で聴く
          ⇒ 若林天満宮を骨で聴く
          ⇒ 駒留神社を骨で聴く
          ⇒ 世田谷八幡神社を骨で聴く