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東京電力は福利厚生を電気料金に上乗せ

2011-12-22 15:45:20 | ニュース
東京電力の西沢俊夫社長は22日に工場やオフィスビル等、企業向けの電気料金を来年4月以降に値上げする方針を発表。
家庭向けの電気料金の値上げに付いても「出来るだけ早い時期に申請させ頂きたい」としている。
企業向けの電気料金の値上げ幅に付いては、1月に発表すると説明した。
企業向けの料金は自由化されている為、個別取引となっており、国の認可は不要だが、家庭向けは料金改定による値上げの場合、国に申請し、認可が必要になる。

東電の事業者向け値上げは1980年以来32年振りの事で、値上げ幅は2割程度を検討している。
福島第一原発事故後、各地の原発が相次いで停止した事を受け、東電の収支構造は火力発電の燃料費増加等で大幅に悪化しており、改善させるのが目的と言う。
しかし、製造業等はコスト増となる為、当然として経済界からの反発が予想される。

困った時は料金値上げと言う事で、複数の業者から電力の購入先を容易に選べないと言う利用者の弱味と言うか、選択肢の無さに付け込んで値上げですな。
これが地域独占企業の強味を活かした経営と言う奴なのでしょう。
そんな東電の電気料金に付いて、東京新聞に興味深い記事が有ったので以下に貼ってみる。

東京電力が、保養所や接待施設の維持管理費、年8.5%もの利子が付く財形貯蓄などさまざまな社員優遇に必要な費用を、電気料金を決める際の原価に算入し、電気料金で回収していたことが本紙の調査で分かった。こうした事実を東電も認めている。
東電の手厚い福利厚生は、電力会社を選ぶことができない消費者の負担によって維持されてきたことになる。

電力料金は「総括原価方式」と呼ばれる方法で算出される。
施設の修繕費や燃料費など発電に必要な費用を積み上げ、電力会社の利益を上乗せし、その総額を電力料金で回収する仕組み。
ただ、費用に何を計上するかは電力会社の判断に任されている面が強い。

既に、官庁OBを受け入れている財団法人への拠出金や広告宣伝費など発電とは関係のない費用に入れられていたことが判明している。
経済産業省の有識者会議(座長・安念潤司中央大教授)は今後、これらの費用は計上を認めない考えを示し、同省もその考えに従う方針だ。

発電とは無関係のものが費用計上されていると新たに判明したのは、ハード面では静岡県熱海市など各地にある保養所や社員専用の飲食施設、PR施設などの維持管理費。
ソフト面では、財形貯蓄の高金利、社内のサークル活動費、一般企業より大幅に高い自社株を買う社員への補助、健康保険料の会社負担など。

福島第一原発事故を受け、東電の電力料金引き上げが検討される中、経産省の有識者会議は、手厚い福利厚生費用を電力料金に転嫁することを問題視している。
燃料費などに比べれば金額は小さいが、不透明な部分はなくすため、原価から除外させる方向で議論を進める見通しだ。
東電自身も保養所の廃止や福利厚生の縮小などを決めている。
東電は原価に計上してきた事実を認めた上で、「(電気料金を決める)経産省の省令に基づいて、福利厚生の費用は過去の実績や社内計画に基づき適切に原価に算入してきた」とコメントしている。

(以上が記事で以下は記事に貼付された画像より)

・社員専用の飲食施設「東友クラブ」、接待用飲食施設「明石倶楽部」の維持管理費
・熱海などに所在する保養所の維持管理費
・女子サッカーチーム「マリーゼ」、東京電力管弦楽団の運営費
・総合グラウンドの維持管理費と減価償却費
・野球やバレーボールなど社内のサークル活動費
・PR施設(渋谷電力館とテプコ浅草館)
・一人当たり年間8万5千円の福利厚生の補助(他産業平均では6万6千円)
・健康保険料の70%負担(他企業の会社負担は50~60%)
・社員の自社株式の購入奨励金(代金の10%)
・年3.5%の財形貯蓄の利子(利子補てんがない企業がほとんど)
・年8.5%のリフレッシュ財形貯蓄の利子(制度自体がない企業がほとんど)
・電力と関係のない書籍の購入代金
・業界団体、財団法人への拠出金と出向者の人件費
・原発立地自治体への寄付金
・オール電化PRの広告宣伝費

以上が東京新聞の記事と画像なのだが、「利用者に厳しく身内に甘い」と言う東電の体質がよく判る話だわな。
東電の体質ってのは当ブログのエントリ、原発の放射性物質は無主物?を読めば、腐り具合の一端がよく判ると思うのだが、「悲憤慷慨」して「憤懣遣る方無い」気持ちになる。
福島第一原発で未曾有の事故が起きたにも拘わらず、東電の企業体質は何一つ変わらない。
こんな国賊企業の東電は、一度潰して清算した方が、日本の国益になるのではないか。では。

【ネッタイムス・東坊京門・作】
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福島原発事故以上 (ゴーカイ)
2011-12-22 20:07:17
「事故になれば福島の比ではない」――もんじゅ研究者が指摘

福井県敦賀市の高速増殖炉「もんじゅ」が
火災事故を起こしてから11月8日で16年。
現在も巨額の税金を垂れ流したまま稼働していない。
衆院決算行政監査委員会(新藤義孝委員長)が、
政府に対し中止を含む抜本的見直しを求める動きになった中、
脱原発を訴える「京都大学六人衆」の一人で
「もんじゅ」研究の第一人者、
京都大学原子炉実験所元講師の
小林圭二氏が大阪市内で講演した。
 
小林さんは、世界初の発電用原子炉は
米国の高速増殖炉だったが実用に至らず
撤退していったという歴史を解説し、
「もんじゅは燃料棒同士が非常に接近して
ブランケットでまとめられており、
溶融すれば大きな塊となって暴走し、
核爆発する危険が軽水炉よりずっと高い。
そうなれば福島どころではない事態になる。
琵琶湖も汚染され関西はだれも住めない」と、
その危険性を説明した。

もんじゅの「売り」は「新たな燃料を生み出す増殖」だ。
しかし小林さんは「増殖は倍増時間
(別の原子炉一基を動かせる燃料を生むのに必要な時間)、
再処理のロス率や、燃料加工、
新たな燃料装荷にかかる年数による。
現在でもロス率が5,7%。仮に5%でも倍増には90年かかる。
新たな燃料を生むなど夢のまた夢で、
世界のどこでも実用化されていない」と指摘した。

高速増殖炉「もんじゅ」には現在、維持費だけで年233億円かかっている。
稼働できる見通しが立っていないにもかかわらず
政府が存続に固執する理由について
小林さんは「使用済み燃料の行き先がない」ことに加え、
「核武装しやすいから」と指摘した。

資源は無限「知力」発電
http://www.yomiuri.co.jp/zoomup/zo_111128_01.htm

天国へのメッセージ
http://www.yomiuri.co.jp/zoomup/zo_111219_01.htm
どうも (東坊京門)
2011-12-24 02:23:32
毎度、情報提供を有り難うさんです。

さて、夢の高速増殖炉と言われて期待された「もんじゅ」ですが、何れは枯渇すると言われている燃料を増殖するから素晴らしいと言われる。
が、である。アメリカもフランスも余りに危険が大きいと言う事で、既に撤退しているよね。
そんな危険な物を有り難がっているのは、やはり核兵器への転用と言う軍事的な目的からなのだろうか。
何れにせよ、もんじゅは止めた方が無難だと、個人的に思う。
まだまだ続くセシウム汚染 (ゴーカイ)
2011-12-24 14:33:33
福島市のコメから新たにセシウム、これまでの福島県の検査の中で最も高い1540ベクレル/kg

12月22日福島県は、福島市渡利地区(旧福島市)のコメから、
これまでの福島県の検査の中で最も高い
1540ベクレル/kgの放射性セシウムが検出されたと発表しました。
福島市渡利地区(旧福島市)のこれまの最高値は590ベクレルkgでした。
この米は既に出荷停止になっています。

これまでの緊急調査で基準値を超えた地区は、
福島市の旧福島市と大波地区(旧小国村)、
二本松市の旧渋川村地区、
そして伊達市の旧小国村地区・旧月舘町地区・
旧富成村・旧柱沢村・旧掛田町の3市8地区です。

厚生労働省が12月22日に公表した福島県の加工食品の検査結果によると、
暫定基準値(1キロあたり500ベクレル)を超えたのは本宮市のいもがらのみで、
550ベクレル/kgの放射性セシウムが検出されました。その他は、
二本松市の梅干しから280ベクレル/kg・
伊達市のリンゴジュースから113ベクレル/kg・
伊達市のプルーンジャムから103ベクレル/kg・
ブルーベリージャムから79ベクレル/kgなどが検出されました

電気の基本料などには電源開発促進税が含まれているそうです。

内訳は、
・電源立地勘定(:主に原発などの立地市町村への道路など環境整備費や促進説明会の費用になる)
・電源利用勘定(:主に原子力開発、核燃料リサイクル費用などに使用)だそうです。

我々の意思に関わらず知らない間に勝手に原発推進派に協力している事が許せません。
どうも (東坊京門)
2011-12-25 16:06:44
原発を建設する際には、スムーズに建設出来る様に、建設予定地の自治体等に多額のカネを使う。
言葉は悪いが「札束で頬を叩く」遣り方で、多額のカネをバラ撒く。
カネをバラ撒くには、当然としてカネが必要であり、そのカネをどうやって調達するのかと言えば、税金や電気料金になる。

しかし、余りにも大っぴらに遣ると国民から反発があるから、なるべく判らない様にしてカネを取るんだよね。
電気の検針した際に置いていく利用明細や領収書を、よく見たら小さく書いてあるってのをテレビか何かで見たな、判らない様にカネを取っているとね。
知れば知る程、原発利権やら原発に関するカネの問題は根が深いと感じる。

福島の食品からセシウムの件だけど、佐藤知事の安全宣言は何だったのかと、小一時間、問い詰めたくなるよ、言葉が軽すぎる。
生産者の事ばかり考え、食品の生産や出荷ありきで、消費者の事は何も考えていないと感じる、消費者不在だね。
観るかちありますよ (ゴーカイ)
2011-12-26 21:40:38
追究!真相ファイル
http://www.nhk.or.jp/tsuiseki/shinsou_top/20111228.html

低線量被ばく 揺らぐ国際基準

NHK総合

2011年12月28日(水曜日)
午後10時55分~11時23分放送。

どうも (東坊京門)
2011-12-27 21:44:23
これまた、なかなか興味深い内容ですね、インプットしました。
NHKのニュースはレベルが下がったと思うけど、NHKスペシャルは良い内容を遣るよね、スタッフが違うのかな(笑)。

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