笛吹奮闘記

遠州に春を告げる「三熊野神社大祭」。祭りを彩るお囃子は、静岡県無形文化財「三社祭礼囃子」。四十を過ぎた男の笛吹挑戦記!

今日は稽古日

2006年05月21日 11時59分03秒 | Weblog
笛をはじめて1083日目。
 昨夜は、地元でお囃子の稽古があったので顔を出し、9時半頃帰宅したので、急いで食事をしたあと、15分ほど笛を持った。先に稽古してから後からゆっくり食事をすれば良いのですが、そんなことしたら、後から何を言われるかとっても怖いので、出来ません。大急ぎで食事を済ませ、別の部屋で笛を持ちましたが、食器をさげていないので、奥の方でなにやらぶつぶつ言う声が聞こえました。

 とにかく、高い音がすんなり出るように、また注意された「ハラハラ」の部分も気をつけて拭きました。帰りに、一緒に稽古してた兄弟子を車で送ったのですが、その時も、「トロ」と「ハラハラ」の指使いについて教えて頂きました。「中指をしっかり上げて、叩くこと」そのことを教わりました。中途半端に上げているからごまかしてしまうので、指を笛にたいして直角になるくらいしっかり上げるようにと言われました。なるほど、やってみると良く解ります。

 今日は5月最後の稽古日です。師匠のところにおじゃましての稽古は月2回ですので、今月の二回目になります。予定では、これで「屋台下」頭部分が終わればと思いましたが、少し微妙なところです。何せ、前回高い音が前々出なかったので、少し足踏みしてしまいました。予習をしても、残り部分で少し解らないところがあるので、何とも微妙なところです。何とか頑張って、今日で終われば良いのですが・・・・。

 数年前より「体育の日」の祝日が、第二月曜日になりました。私の地元の祭りは、以前は毎年10月9日、10日と決められていました。しかしながら、祝日の改正により、体育の日が10月第二月曜日になってから、色々な弊害が産まれてきています。
 一番の問題は、どこも秋祭りのが土、日曜日に集中してしまいます。10日が祭りの時は祝日でしたから、平日というときもありました。ところが祝日改正により、私の地元の祭りも体育の日の前の土、日曜日と変わってしまいました。サラリーマンが多く、平日は仕事が休めないので好都合という反面、どこも祭りが重なってしまうため、「笛吹」さんの手配は困ってしまいます。ただでさえ、数の少ない「笛吹」さんを取り合いになってしまいます。
 地元の兄弟子など、地元が祭りなのに、よそに笛吹で行かなくてはいけないとから、地元で笛吹として乗らなければいけないなどと言うことも考えられます。
 昔は、地元の祭りが週中の平日だと、前後して各地のまつり見物にもいけたのですが、最近は隣の祭りすら見に行けないということもあります。

 飛騨高山の秋祭りも、毎年10月9日10日の固定日ですが、いつまでこのまま行くのかと思います。国指定の祭りなので、そう簡単に変更しないと思いますが、色々な意味で祝日改正も弊害が産まれてきています。かといって、今さら元に戻せないでしょうしね。

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2 コメント

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山の神 (勿忘草)
2006-05-22 18:15:27
どこからか山の神のブツブツ声が聞こえてきますよ。

祭りの神は笛の稽古を喜んでいるのでしょうが・・・。



祝日の変更は僕も前からおかしいと感じています。

成人の日や体育の日、これは長い間の習慣や、意味があった筈です。

政治家のその時の都合でころころ変えられるのは納得いきませんね。

いつの間にか、知らないうちに変っていて、僕に何の相談もないのですから。(笑)



各地のお祭りもそれぞれのよさがあって、日本中見て歩きたいですね。
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コメント御礼 (禰里吉)
2006-05-23 17:20:22
山の神は恐ろしいです。はい!



そういえば、私の結婚披露宴は、1月15日(水)成人の日の祝日でした。昔お世話になっていた大将などは、丁度水曜日で店も休みだったので、喜んで出席して下さいました。

 勿忘草さんに相談がありませんでしたか?だから私にも無いわけですね。
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