笛吹奮闘記

遠州に春を告げる「三熊野神社大祭」。祭りを彩るお囃子は、静岡県無形文化財「三社祭礼囃子」。四十を過ぎた男の笛吹挑戦記!

身に付くということ。

2005年09月15日 12時55分56秒 | Weblog
笛をはじめて835日目。
 昨日は久々の稽古日。夕方、師匠の所におじゃましての稽古。一通り吹いて、少しお話しがあって、すぐに終わってしまいました。「自分でも解っていると思うが、出来ていないところがある」と言われました。確かに、いきなり最初でつまずいてしまっている。

 夜はお宮での定例の稽古です。今月24日に出演があるので、大勢の参加者がありました。準備と稽古場が蒸し暑かったので、汗びっしょりになってしまい、そんな状態から笛をふきましたので、歌口は滑ってしまう、笛をしっかりもてないで、音はでない悲惨な状態になってしまいました。一度おかしくなると、なかなか元に戻らなくて、最後には下の低い音が出なくなってしまいました。全くもってダメな状態、少し落ち込んでしまいました。

 一つ一つ確認しながら吹かないと、一つ忘れてしまうと結局ダメになってしまうのです。
私はゴルフは年に数回しかやりませんが、たとえばティーショットを打つときも、まずグリップを確認して、ティーアップしたボールの位置を確認してスタンスをとります。足も狭からず広からず、ボールとクラブヘッドの位置を合わせ、変に力まないように体全体をリラックスして、背筋を伸ばし、ヘッドアップを注意して・・・・、なんて確認しながら打ちます。それでもまともに飛ぶのは数発。結局は、スイング全てが自分の身に付いていないので、打つたびにぶれてしまって、あっちこっちに飛んで行ってしまいます。

 笛も、今左手の親指に力を入れて持つことを心掛けているので、右手がおろそかになってしまっておかしくなったということもあります。ようは、基本がぶれていること、身について無いと言うことですね。

 何でもそうですが、上手な人は形がすぐにぴちっと決まる。ゴルフもティーグランドに立って、すっと構えると綺麗に形が出来てナイスショットを放つ。笛だって、上手な人は、綺麗にすっと構えて、すぐによい音色でふける。
 800日もやっていても、やっぱりまだまだですね。

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1 コメント

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奥が深い (勿忘草)
2005-09-15 23:11:17
習い事は全てがそうだと思いますが、奥が深いものですね。

先日、聞かせていただいた限りでは、完成されているように思いました。姿勢も、笛を持つ形もきれいでしたよ。

たしなみのない僕ですから、偉そうなことはいえませんが・・・。

でも少しでも上を目指す姿勢には拍手です。

習い事で言えることは、満足したら進歩はありません。向上心は持ち続けてください。

そしてまた、その力強い音色を聞かせて下さいね。今度は一曲全部。
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