笛吹奮闘記

遠州に春を告げる「三熊野神社大祭」。祭りを彩るお囃子は、静岡県無形文化財「三社祭礼囃子」。四十を過ぎた男の笛吹挑戦記!

浴衣

2006年07月06日 19時38分13秒 | Weblog
笛をはじめて1129日目。
 昨日は、妻も休みで、雨も激しく店も暇だったので、夕方前からお出掛けしました。久しぶりの買い物というかお出掛けです。浜松にある問屋に寄って商品の発注をしながら、妻の浴衣を買いました。その問屋さんは、比較的新しい付き合いの問屋さんですので、会社におじゃまするのは初めて、どちらかというと得意分野は和装ですので、妻の浴衣をついでに選びました。

 私のは昨年別の問屋さんで生地と帯は買ってあったのですが仕立てをして無く、妻のも今回買えば、合わせて妻の母方の祖母に仕立てをお願いしようかと思い、急遽選ぶ事にしました。
 浴衣の柄も本当に色々、私は「紺地に染めのもの」なんて頭にあったのですが、問屋さんに勧められたのは、黒に白抜きの柄のあるものでした。それに少し明るめの帯を合わせて、また肌着なども合わせて選んで頂きました。
 今年の流行は、衿にレースのあるものだとか、一昔前ミニ浴衣なんてのも出ていましたが、伝統の良さも何か方向が違ってしまったみたいで、ちょっとおかしいと思うのは私だけではないと思います。合わせて柄も、凄く大胆な物や、これが浴衣柄と思うような物までいろいろとありました。そういう意味では、妻の選んだ浴衣も一昔前では考えられないような柄かもしれません。

 それに、さすがに昔ながらの無難な柄というのはお値段も安いし、比較的今風の柄というのはそれなりにお値段もしました。今やあのユニクロでも浴衣を売っている時代ですから、夏の定番アイテムになっていて、安い物を毎年買い替えるという感覚からすれば安い浴衣もありと言うこと何でしょうね。
 但し、ミニ浴衣に象徴されるように、若い人達の中には、浴衣もダラダラときていたり、特に男性は中に肌着を着るなどということもないので、まるで温泉宿の浴衣のように来ている人を多く見かけるので、とっても残念です。祭りの半纏も同じで、和装というのは、ぴしっときっちり着こなしてこそ、その良さがあると思います。
 和風のブームでもあり、以前に比べ和装が注目されているのはとっても良いことですが、着こなしだけは注意して欲しいと思います。

 8月のお盆休みの時期に、高校時代のクラス会をやる予定があります。その時は、浴衣できめて行こうかなと今から思っています。