笛吹奮闘記

遠州に春を告げる「三熊野神社大祭」。祭りを彩るお囃子は、静岡県無形文化財「三社祭礼囃子」。四十を過ぎた男の笛吹挑戦記!

はきものをそろえる

2006年01月30日 10時26分04秒 | Weblog
笛をはじめて973日目。

 昨日は、この3月に妻の車が車検なのでディーラーに用事があったこと、久しぶりに外食にでもということで、少し早めに店を出て、浜松方面に出掛けました。
 当然、帰りは遅くなると思いましたので、店で暇な時間を見つけて少し笛を持ちました。吹いていて、「あっ、この音が今まで出ていなかった」と気づきました。低い音がはっきり出ていなかったり、指で叩くタイミングが悪かったのだと思います。今晩は少し長く笛を持つことが出来そうです。

 久しぶりの外食は、最近浜松が「餃子の街」として売り出していこうという運動がおこっており、有名なお店があるので、そこに初めて行きました。「福みつ」というお店ですが、さすがに人気店だけあり、店内は満員、丁度テーブル席が空いたので、タイミング良く席に着くことが出来ました。メニューは餃子、定食、ビールのみ、一個50円で10個から50個までの注文が出来るようでした。妻は10ヶの定食を、私は15ヶの定食を注文しました。
 味は、何となく私にはパンチ不足、皮はぱりぱりと音がするほど良く焼けていましたが、中はジューシーというほどでは無く、皮の端が空いているので、肉汁が外に出てしまったのではと思わせるくらい・・・。どちらかと言えばあっさりで、何個でもたべられるという感じです。

 その時、フト思ったのですが、座敷席に上がっている人みんなが、誰も靴を揃えていないのです。若いカップルや家族連れなど、色々なお客さんが20人以上いました。後からきた若い男性3人組は、揃えて上がるわけでもなく、脱ぎ散らかすといっていいような有様でした。少しその光景に私は驚きました。
 私の両親は消して躾に厳しい人ではありませんでした。但し、高校時代部活動で、部室にある先輩の靴を整頓しておかないと注意されましたし、合宿の時など部屋のスリッパが整理されていないと注意されました。先輩はそれを口実に、「説教」といいコンクリートの床に一時間以上も正座させられ、こっぴどく叱るのです。今で言えばいじめそのものですが、でもその時の「靴をそろえる」という教えは、良い意味で私の体に染みついているのです。
 仕事柄、お客様の家に訪問する機会が沢山あり、そのお宅の玄関の様子を見れば、だいたいこのお宅はどんなお宅かは解ります。子供が荒れているお宅は、だいたいの家で靴がきちんと揃っていないお宅が多いと思います。

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 はきものをそろえる
     はきものをそろえると心もそろう
     心がそろうとはきものもそろう
     ぬぐときそろえておくと
     はくとき心がみだれない
     だれかがみだしていたら
     だまってそろえておいてあげよう
     そうすればきっと
     世界中の
     人も心もそろうでしょう           円福寺 藤本幸邦


これは、以前ある方から頂いたポスターに書いてあった詩です。そのポスターとは、玄関やトイレに張りなさい、子供でも解るようにとひらがなばかりです。これは、「トイレ掃除」で有名なイエローハットさんが配ったもののようです。
 はきものをそろえることは大事ですね。