笛吹奮闘記

遠州に春を告げる「三熊野神社大祭」。祭りを彩るお囃子は、静岡県無形文化財「三社祭礼囃子」。四十を過ぎた男の笛吹挑戦記!

今晩は稽古日

2008年08月05日 18時54分20秒 | Weblog
笛をはじめて1789日目。

今晩は、19時半から兄弟子の指導員のお宅におじゃましての稽古日です。最近は、毎週火曜日にきちきちと稽古をお願いしています。屋台下の初段を最初からおさらいで、しっかりはたくところ等のチェックをしていただいております。今晩で最後までいければ良いのですが、どうなりますか・・・。
 8月一杯、しっかりと屋台下をやって、9月になって大間に進める様になれば、何とか地元の祭りに間に合いそうです。但し、そうなるかは微妙なところ。指導員の兄弟子も、「祢里の上で吹きたいでなあ」とは言ってくれますので、何とか期待に添えるように頑張らなくては。
 8月後半は、しっかりと頑張らなくてはいけません。

屋台見学会

2008年07月25日 19時41分52秒 | Weblog
笛をはじめて1878日目。

昨夜も、夕食後笛を持った。窓を閉め切って、扇風機だけ。勿論エアコンが我慢我慢。首筋や肘から汗が伝わってくる。火曜日に教えていただいたところが、思うように指が落ちない。今晩も、ゆっくりゆっくり吹いてみようと思います。

 先日の土曜日、近所の工務店で「屋台見学会」なるものがあったので、ちょっと出掛けてきた。この工務店の作る屋台は、前々からちょっと違うと思ってはいるものの、やはり興味があるので、知り合いに誘われて見学に行った。
 案の定、彫刻は「立川の流れをくむ」というどこで彫ったか解らない素晴らしいもの。螺鈿細工も合ったが、どうも本物の螺鈿に見えないし、螺鈿の上からクリアの塗装がされていて何で?って言いたくなるもの。塗りも、漆にこだわるなら解るが、ウレタン塗装である。漆は木になじむけど、ウレタンは木になじまない。地元の祢里がそうだから一番よく解る。それでもウレタン塗装をしている。

 「一本柱万度型」とあるが、写真の屋台は祢里でもないし、ましてや「一本柱万度型」に分類されるとしたら、納得がいかない。一本柱を名乗るなら、柱を立ててもらいたしい、万度も鍋蓋も乗せてもらいたい。だいたいが、本体はごてごてと荒れやこれやとするのに、肝心な万度や鍋蓋をおそろかにする。ましてや、全体のバランスでもあるから、万度、鍋蓋、更に「だし」が乗って初めて「一本柱万度型」であり、そのバランスのよさ、美しさがなんと言っても魅力なのです。下台ばかりが良くても何の意味もないんです。
 何で横須賀を見習わないのか不思議です。伝統もあり、どれもがバランスも良く、素晴らしい祢里ばかりなのに。もっと、うならせるような本物の祢里を作って欲しいと思った。

稽古日

2008年07月23日 18時54分19秒 | Weblog
笛をはじめて1876日目。

昨夜は稽古日でした。最近復帰したM君に合わせて土曜日に稽古をしていましたが、先週の土曜日は都合が悪いとのことで昨夜に変更に。ころころ変わったのでは指導員の兄弟子にも悪いので、火曜日に固定しようと言うことになりました。M君は夜勤があったりするので、時々こられないときもあるけど、まあそれは良しとしてもらいましょう。

 と言うことで、昨夜も夜勤のM君は、一通り吹いて仕事に向かった。屋台下・大間の二段を吹いて、兄弟子から「良し」と言われたが、リズム感が悪いと言うことで、次ぎに進めない。この辺がよその会と違いとっても厳しいところです。

 私は、いつもの様に屋台下の初段を吹くのみ。その後は、指が動いていないところを注意を受けて、繰り返しその部分のみを吹いた。時間にして30分も掛かっていない。後は九時まで、ひたすらに色々な事を話して終わりです。
 兄弟子は、ゆっくり吹くこと、焦らずにのんびりやれと良く言いますので、兎に角ゆっくり吹くことを心がけます。稽古ものんびり楽しくやっています。

定例研修会

2008年07月18日 19時38分12秒 | Weblog
笛をはじめて1871日目。

今週は、あっちこっちに出張で、笛が持てていません。
月曜日午後から名古屋へ、名古屋に泊まって翌日は大阪へ。夜中に帰ってきて、水曜日は定例研修会。木曜日も午前中清水に出掛けて、夕方から知り合いの会社設立パーティで浜松へ。と言う具合で、しっかり稽古が出来ていません。今晩はがんばろう!

 水曜日の定例研修会、仕事が残っていて30分以上の遅刻。いつものように、いつも顔ぶれがほとんどでした。私がついたときは。丁度指導部長が太鼓を止めて、色々とアドバイスをされていた。
 後ろに座っていると、指導部長に呼ばれ、「屋台下にするから吹くように」と。でもまだ小太鼓を叩いていなかったので、まずは小太鼓を叩いてから。
 座っていたところに戻ると、再び指導部長に呼ばれ、「横にこい」と。指導部長の横に並び、屋台下を吹いた。
「叩きが弱い」と言われ、「リズムは良い」とも。結局、まだまだいつも注意されていることばかり。直々にご指導いただいても、中々上達がなくて、何とも情けない。
 それでも、毎回声を掛けていただけるので、兎に角有り難いこと。しっかりと稽古せねば。

独り占め

2008年07月10日 19時57分26秒 | Weblog
笛をはじめて1863日目。

 昨夜は、定例研修会でした。着替えに一度戻ろうかと悩みましたが、出掛ける前に少しパソコンのトラブルがあり、店からそのまま向かいました。7時半に少し遅刻、すでに小太鼓は兄弟子二人で絞め終わっていました。
 その後も、少し集まりが悪く、7時50分頃になって、会長の「やるか」の一言で稽古が始まりました。しかしながら、ただでさえ人が少ない中、太鼓を兄弟子達が叩くと、笛を吹くのは私と、指導員の兄弟子二人だけになってしまいました。
 「ずっと吹くだな」との声で、結局「屋台下」の曲から稽古が始まりました。保存会会長以下、蒼々たる兄弟子達の太鼓で、私一人が笛を吹くことになってしまいました。しかも、いつ継いでくれる人が現れるか解らない中で・・・。

どのくらい吹いたか余り記憶がありませんが、たぶん初段を3回通り位吹いた位と思います。それでも、いつものように何故か緊張するわけでもなく、というか緊張するのを忘れていたくらいで、一人で吹きました。
 後から、兄弟子の指導員から、何カ所かのだめ出しをもらいました。太鼓に合わせようとすると、余分な、しかも関係ない指が動いていると。

 昨夜の稽古は、その後も、一人の兄弟子がおかしいと言うことで、みんなで修正をしたりもしました。人数が少なかったけど、その分内容の濃い稽古でした。

今日は定例研修日

2008年07月09日 17時56分24秒 | Weblog
笛をはじめて1862日目。

昨夜も、一時間笛を持った。繰り返し繰り返しの反復練習で、身につけるしかありません。

今晩は、7月最初の定例研修日。太鼓の合わせて、先週教えていただいたところが上手くできるかが勝負です。太鼓の合わせると、どうしてもあわててしまって、焦ってしまってちゃんと思うように吹けません。だから、ちゃんと吹けるようにならないと意味ありません。
 
 前回から、太鼓の方も色々と指導いただいているので、太鼓の方も頑張らなくてはいけません。今更ながらに、覚えることが沢山あってたいへんですが、逆にそれだけ知識が増え、上手になることだと思うと楽しいです。

段々と・・・

2008年07月08日 19時11分26秒 | Weblog
笛をはじめて1861日目。

昨夜も、一時間笛を持つことが出来た。今は一つ一つの音をしっかりと確認しながらです。これが、意識しないで自然と指が動くようになれば良いのですが、まだまだ先の話です。段々とそうなって行けばよいなあと思います。

 本日、お二方からお祭りの関係のご相談を賜りました。段々と、秋のお祭りが近づいて来るという感じです。
お一人は、子供用の袢纏の件で。昔ながらの伝統の技法で作る袢纏もあれば、最新の技術で本物そっくりに作ることが出来る技法があります。子供用は、それなりに見栄えがして、安価であるにこしたことが無いわけで、数年前より後者の技法で、好評頂いております。その子供用の袢纏のご相談でりました。良いご縁を頂いて、お手伝い出来るようになればよいのですが。

 もうお一方は、帯や巾着等の小物類のご相談でした。毎年お世話になっている組の方ですが、今までの良き伝統を守りながら、新規に小物を作ろうという具合であります。こちらは宿題を頂戴しましたので、週末までにやっつけなくてはいけません。
頑張って良いご提案をさせていただきたいと思います。

 秋の祭りに向けて、色々な事が段々と

ゆっくりゆっくり

2008年07月07日 19時35分08秒 | Weblog
笛をはじめて1860日目。

昨夜は、夕食後一時間強、笛を吹くことが出来ました。土曜日の稽古で教えていただいたことを頭に置いて、ゆっくり確認しながら吹きました。ハラハラが上手く出来なかったところは一回だけだったのを、「ハラハラ」と二回動かすようにしたり、左手の人差し指と中指を交互に細かく動かす「モミ」を取り入れたりと、段々色々な指を入れて行きます。
 ただ指が動いているだけではダメで、しっかりと音も出ていなくては意味ないし、音もしっかり出ているか確認しながら吹きます。

 いつも注意を受けることは、「ゆっくり、ゆっくり吹きなさい」と言うことです。早く吹くことは簡単にできる、でもその分
音がはっきり出ていなかったり、ごまかしてしまうこともあります。ゆっくり吹けば、指もしっかり動かしてしっかり音を出さなくてはいけないと言うこと何です。
 いつもいつも同じ事言われるのですが、結局自分で吹いていると太鼓に合わせているつもりになって、段々早くなってしまうんです。ゆっくり丁寧に吹かなくちゃダメだね。


二人で稽古

2008年07月06日 19時32分29秒 | Weblog
笛をはじめて1859日目。

昨夜は、稽古日でした。しかも、兄弟弟子のM君も久々に顔を出したので、久しぶりの二人で教えていただきました。M君は私より少し先を行っていますが、昨日は久々の稽古だったので、今までのおさらいで終わりました。「リズムが何となくおかしい」と言ってましたが、やはり横須賀人でない我々は、横須賀独特の調子に合わせるのは確かに難しいと思います。指導員の兄弟子からは、「消防もあって大変だけど、時間を作って定例の稽古に顔を出すことだな」と言われました。定例の稽古では、みんなで交代で太鼓を叩くので、太鼓に合わせると言うことは一番の稽古になります。

私はと言うと、足りない指や落としが弱い指を注意を受けました。最初から少しずつ、細かく切ってやって来ましたから、初段もだいぶ後半です。来週土曜日の稽古までには、初段をきっちり吹けるように稽古しておかなくてはいけません。
 そうすることによって、段々と次が見えて来ます。今月と来月が勝負です。

初心

2008年07月03日 19時17分58秒 | Weblog
笛をはじめて1856日目。
 昨夜も、8時半過ぎに帰宅してから、笛を持った。
最近は、段々と蒸し暑くなって来て、笛を吹いていると少し汗をかく。夜だから部屋の窓は閉め切っているし、まだエアコンを掛けるのには早すぎるし、っていうか極力エアコンを付けないように頑張っています。

 先日の総会後の懇親会でのこと。春から社会人になったので、我々の会に入会した子がいた。最近では、学生の頃から笛を習い始め、社会人になったので会の付き合いをすると言う子が多い中、今回の子は、今ままで全く笛を持ったことが無い初心者らしい。宴会も時間が経つと、奥の席では初心者の子が、兄弟子に言われて笛を吹いているようで、聞こえてきた。
 私も習い始めとかは、お酒の席で吹いた事があったが、本当に心臓に悪い。多少なりともアルコールが入っているから、いつもの様子とも行かず、かといって指は動かないし、失敗ばかりだった。その時の彼は、私に比べたら立派なもんだった。

 良いか悪いか解らないが、最初に教えていただいた兄弟子は厳しい方で、兎に角最初の「筒音」がちゃんと出るまで、指の動きは教えてくれなかった。指導員によっては、指をどんどん教える方もいますが、私の場合は違っていた。今から思うと、三ヶ月筒音を出すことをやったが、それだけ厳しい指導をしてくれた、兄弟子に感謝しています。
 音がはっきり出ていない初心者の笛を来て、今一度初心を忘れないようにしなくてはと改めて反省した。