練馬読者会7月例会は、最近の金曜日誌面を材料に参加者の意見や見方を交換した。まず7月25日号の記事から、現在大ブレイク中の「蟹工船」をはじめプロレタリア文学が注目される背景や“21世紀の住人にとってのリアリティ”について意見交換。そこからさらに、週刊誌で定価500円の『金曜日』が“プレカリアート”へどれほど浸透できるか、読まれているか、その影響の有無についても激論が交された。
そして、三浦和義さん米当局逮捕拘束事件に対する日本政府の対応や鳩山邦夫前法相による死刑の大量執行などに見られる司法の現状について。(メディア操作と一体化して司法も“劇場化”し、人権感覚をますますマヒさせていないか…。)
現在の与野党の動向については、政権を失いそうな自民党がメディアを使った世論操作を強めるだろうし、たとえば総選挙直前に株価をつり上げたりして、国民を騙しにかかるのではないか、との意見。
読者会に参加していると自分の認識や意見を鍛えられることも多い。今回は特に、意見や主張の一貫性と自分の主張を修正する柔軟性の間でバランスをとることの難しさを改めて感じた会となった。
(kdak)
そして、三浦和義さん米当局逮捕拘束事件に対する日本政府の対応や鳩山邦夫前法相による死刑の大量執行などに見られる司法の現状について。(メディア操作と一体化して司法も“劇場化”し、人権感覚をますますマヒさせていないか…。)
現在の与野党の動向については、政権を失いそうな自民党がメディアを使った世論操作を強めるだろうし、たとえば総選挙直前に株価をつり上げたりして、国民を騙しにかかるのではないか、との意見。
読者会に参加していると自分の認識や意見を鍛えられることも多い。今回は特に、意見や主張の一貫性と自分の主張を修正する柔軟性の間でバランスをとることの難しさを改めて感じた会となった。
(kdak)