さんそな日常

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2007年10月04日 01時38分06秒 | 日常
このニュース。

ドリカム吉田美和の夫死去…33歳、胚細胞腫瘍

末田さんはドリカムをはじめ、たくさんのPVを手がけた映像ディレクターだったそうです。

ちょっと予感がして、調べてみました。
前に私がお気に入りだと言っていた、大塚愛の「金魚花火」も出掛けていたそうです。

Wikipedia 末田健


この「金魚花火」のPVは本当に好きで、この訃報は残念でなりません。
吉田美和の悲しみも察せられて胸が苦しいですし、
もうこの人が作る映像を見ることが出来ない、ということが悲しいです。

「笑顔を忘れません」大塚愛が吉田美和の夫急死にコメント



世の中には絶対に出来ないことがあります。
亡くなった人が帰って来ること。
その人が生み出すはずだったものに触れること。


もうひとつ、少し前に訃報がありました。

自殺 カーリング協会競技委員長の阿部氏 北海道・網走で

日本のカーリングの普及に尽力した方だそうです。
自殺してしまった経緯や詳しいことはわかりませんが、
この方がいなければソルトレイクやトリノへの女子カーリング出場は無かったと思いますし、いろんな感動的な試合を私たちが見られることも無かったのだろうと思います。

しかし自殺というのは…やはり良くないです。
人は一人では生きて行けないです。そして一人では生きていないです。

つまり人間ひとりが生きるためには、他人の存在が欠かせないですし、ひとりの人間は必ず周りの人に影響を与えています。


視点を逆にすると、ひとりの人間は周りの人を受け入れるように努力しなくてはいけない。
そして自分が周りの人に影響を与えることを考えて、自分の行動を決めなくてはいけない。
と思うのです。



人は絶対にひとりでは無いです。




亡くなったお二方とも、残してくれたものがあります。
もらったものを大事にして、今度は自分が何か残さないと、と思うのです。

ご冥福をお祈りいたします。