メジャーリーグ機構は６日、守備面でのベストナインに贈られるゴールドグラブ賞のア・リーグ受賞者を発表。シアトル・マリナーズのイチロー外野手がメジャーデビューした２００１年から７年連続で選出された。一方、メジャートップの盗塁阻止率を記録したマリナーズの城島健司捕手ら、そのほかの日本人選手は選ばれなかった。
同賞はア・リーグの監督、コーチらの投票により選出されるもの。センターに本格的に転向してから最初のシーズンとなった今年は、同ポジションで１５５試合に出場し、４３３守備機会をこなした一方で、失策はわずか１と鉄壁の守りを見せた。
イチローのほか、ミネソタ・ツインズのトリー・ハンター外野手が７年連続で受賞し、城島らを退けたデトロイト・タイガースのイバン・ロドリゲス捕手は１３度目のタイトル獲得となった。一方、５選手が初めて選出され、今年はフレッシュな顔ぶれが目立った。
■今年の受賞者
投手 ヨハン・サンタナ（ツインズ） 初選出
捕手 イバン・ロドリゲス（タイガース ２年連続１３度目
一塁 ケビン・ヨーキリス（レッドソックス） 初選出
二塁 プラシド・ポランコ（タイガース） 初選出
三塁 エイドリアン・ベルトレ（マリナーズ） 初選出
遊撃 オルランド・カブレラ（エンゼルス） ６年ぶり２度目
外野 イチロー（マリナーズ） ７年連続７度目
トリー・ハンター（ツインズ） ７年連続７度目
グレイディ・サイズモア（インディアンス） 初選出
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