ノルディックスキーの世界選手権は26日、複合団体で日本が逆転優勝を飾り、今大会の日本勢で初めてのメダルを獲得した。この種目を制したのは95年サンダーベイ(カナダ)大会以来で、表彰台に上がるのもこの時以来14年ぶりの快挙となった。
日本は前半ジャンプで5位につけ、後半距離(20キロ)は湊祐介(東京美装)、加藤大平(サッポロノルディックク)、渡部暁斗(早大)とつなぎ、アンカーの小林範仁(東京美装)がゴール前の競り合いでドイツに競り勝つ勝負強さを発揮した。
荻原健司らを擁して92年から95年まで五輪、世界選手権で4連覇して以来の頂点で、来年2月のバンクーバー冬季五輪に向けて弾みをつけた。
<!-- リレハメルオリンピック複合団体戦 94年 -->