技能五輪やノーベル賞歴から日本の推進力が見えた
「2007年技能五輪国際大会」が昨年11月、静岡県沼津市で開催され、46カ国・地域の若者が技の世界一を競った。日本は16職種で金メダルを獲得するという大活躍で、「ものづくり国ニッポン」の健在ぶりを示す。
「近頃の若いもんは…」。
古今東西、いつの世にも年配者に語り継がれてきたこのフレーズに始まり、いじめやニートなどが頭に浮かんで「ああ嘆かわしい!」と締めるのはオトナのたしなみでしょうか。凛々しさに欠ける軟弱さ、伝統文化や礼儀に対する軽視、忍耐力や責任感の欠如などが、年配者の眉をひそめさせる原因のようです。
しかし昨年11月、日本で22年ぶりに開催された「技能五輪国際大会」で若者たちが大活躍というニュースです。47職種の競技のうち、「移動式ロボット」「自動車板金」「電子機器組立て」「洋菓子製造」をはじめ日本は16職種で金メダルを獲得しました。
“ものづくり横綱”の地位の完全復活を世界に知らしめた快挙です。あの若者たちの活躍を目の当たりにすると、さしずめ「近頃の若いもんには……頭が下がります」と言わなくてはならないかもしれませんね。 →【記事全文】
◇ ◇ ◇ ◇ 過去の関連記事 ◇ ◇ ◇ ◇