Tokyo Air Band Life Garden

東京で働き始める僕、同時期エアバンドを結成した僕の日常と音楽についてのアレコレ

「 ALTER WAR IN TOKYO 」レコ発記念パーティー DCPRG

2011-10-15 23:14:32 | Weblog
Buzz

オールナイトって
どれくらいぶりだろっ?

ってな位、久しぶりなんですが

オールナイトイベントに行ってまいりました。

「 ALTER WAR IN TOKYO 」レコ発記念パーティー DCPRG



本イベントは
DCPRG( Date Course Pentagon Royal Garden )が先日リリースした
ライヴアルバム「 ALTER WAR IN TOKYO 」のレコ発を記念するパーティーで
再始動後の初のオールナイトイベントだったりするんです。

DCPRGのオールナイトって
久しぶり
っていうか オールナイトって
DCPRGの2006年の代官山UNIT以来行っていない気がする
多分


DCPRGのオールナイトはこれまで4回行ってて

2001年6月 恵比寿ミルク
2002年4月 渋谷ON AIR EAST(まだこの名前だったと思います。現在はO-East)
2003年12月 新宿リキッドルーム
2006年12月 代官山UNIT


2001年6月恵比寿ミルクは
デビューイベント的な印象を持っております。
DCPRG 初のCD(だったかな)ROVOとのスプリットシングル Pan-American Beef Stake Art Federationsが売られていたのが、やけに記憶に残っていたりします。
僕的に初DCPRGで、夜中眠い中
とんでもない衝撃を味わった記憶があります。
まだ20代の僕が、未知の世界に足を踏み入れた日です。

2002年4月 渋谷ON AIR EAST
仕事後に なんとか間に合った渋谷ON AIR EAST
手にスタンプをされて、ON AIR EASTの外へ出られたりして
ここで夜中購入したライヴTシャツはお気に入りです。
ちなみに、この数日後にイタリアに行く予定だったのですが
イタリアにいる友人から、携帯電話にかかってきたとき
実はこのライヴ会場でした。面白い記憶。
アクトが始まる前に電話をもらって、夜中イタリアと日本で通話していたなぁ
なんて思い出します。
本ライヴ 後にライヴ盤として発表されます。
「 DCPRG3 / GRPCD2 GENERAL REPRESENTATION PRODUCTS CHAIN DRASTISM 」
2枚組で、1枚目はリミックス版、で、2枚目はこの日のライヴを収めております。
ただ、これは限定版だったかな。今、ライヴ盤入っているやつは あるのかなぁ。。。
このライヴ盤は、いまだに愛聴盤です。



2003年12月新宿リキッドルーム
新宿リキッドカウントダウンのライヴは、オールナイトかオールナイトでなかったかが定かではない記憶なのですが、スタートが遅いスタートだったので確かオールナイト
まだ新宿歌舞伎町あたりにリキッドルームがあった頃 新宿からなくなる時の
カウントダウンライヴです。
第一期メンバーだった大友良英さんもソロで本イベントに参加しております。


2006年12月 代官山UNIT the Wild Of sence
これが実は休止前に僕が観たDCPRG最後のライヴだったりしました。
お洒落な街、代官山の地下にある妖しいライヴスペース 代官山UNITにて
サードアルバム「 Franz Kafka's AMERIKA 」からの曲を堪能した記憶があります。

そういや
DCPRGの初体験ライヴがオールナイトだもんな僕

あぁ
オールナイトって楽しい記憶だ
思い出してみれば

そうそう
オールナイトの話ではなくなりますが
恵比寿リキッドルームでのDCPRGは
2004年9月 以来かも
この時は、DCPRGの前座が安田大サーカスでしたよ
安田大サーカス
バンドではなくて、お笑い芸人のね。
考えてみると、面白い前座だなぁ
あぁ 組み合わせが

。。。

さて
なんか 過去のライヴ体験を書いてしまいましたが
本ライヴ

「 ALTER WAR IN TOKYO 」レコ発記念パーティー 
この「 ALTER WAR IN TOKYO 」というアルバム
インパルス!
というレーベルからリリースされたのですが
実は、これ 相当に凄いとの事
日本人初との事です。
このインパルス!ってレーベルはジャズの歴史の中で名門のレーベル
です。
って書いてしまいましたが、実は僕はインパルス!がよくわかっていないので
この本当の凄さが分かっていないのだと思いますが
かなり凄いんです。
その記念のパーティーです。

だから
Tシャツ
「 ALTER WAR IN TOKYO 」のTシャツでしたよ

さて
このイベントは10月9日の23:59
うん
遅い
これまでのオールナイトイベントでも一番遅いスタートなんじゃないか。。。

そして
この日
10月9日は
1年前 DCPRGが再始動した日
嵐の日比谷野音から丁度1年
もう 1年か
(ちなみに、その稿は、2010年10月10日の稿です。)


さぁ
出発だ
夜中である。

家を出た後、ゴミ捨てを併せてした時にポケットに入れたiPod touchがヘッドホンと分離してしていまい。タクシーがよく通る道へ落とし、その直後に掛けたALTER WAR IN TOKYOのCATCH22は途中で何回も止まる仕様に変貌している状態になりつつ
下北沢駅へ
(軽く僕のiPod touchがALTER WAR IN TOKYO?とうまいことは思い浮かびませんでしたが)
家を出て、これまでに発した言葉といえば

(バシャ:落ちる音:実際にはヘッドホンをしていたので、あくまで想像)
あ“ぁ・・・
ぐわぁぁぁ・・・

ま、いっか

といった感じ

下北沢を夜遅く出て
井の頭線、山手線に揺られ 真夜中の恵比寿へ到着
真夜中の恵比寿は危険な香りがする
ような気がする光景
雨上がりの路面と真夜中のタクシーの明りで妖しい
僕はそんな中明治通りへ
恵比寿リキッドルームはすぐである。

会場に着くと
ドアをあけるボーイ(?店員?)
(まるで映画のワンシーンのようではないか)
そして階段を上がる
途中 IDチェックが入る

あぁ
そっか
オールナイトイベントだから
年齢チェックしてるのね

凄く老けた小学生が来ても入れないように
逆に凄く若年に見える御年輩の方が入れるように

僕は免許証(車のね。 ドイツ語検定の免許は持ち歩いてないし。。。)を見せてパス

そういや
ID認証の前で、IDを持っていなかった方々がいたようで通過できない様子
すでに真夜中、日付変更線を越えているから、家にID認証できるものを取りに行くとかはできない時間帯に入っているし、どうしたんだろ?
ID無しで大人を証明するためには・・・
ポケットに大人のふりかけとかあれば いいかも・・・
いや 駄目かな・・・

。。。

2階のフロアに一歩足を踏み入れると

おぉ・・・
凄い人

2階はDJイベントが行われるスペースとなっており
ダンスする人達と
まだ開場していない1階へ並んで待っている人たちで
満員状態
(2階がリキッドロフトということを、今回初めて知ったりしました。)

東横線 平日朝8時過ぎの中目黒駅上りのホームと同じような人の多さ

僕は、ドリンクチケットを握りしめ
バーへ

オールナイトだし
アルコールを摂取する事とした
(ライヴでアルコールを取るのは久々である)

オーダーしたのは
スクリュードライバー

なんとなくの気分ではあるが、
頭にウォーズマン(fromきん肉マン・・・超人オリンピック・ザ・ビッグファイトで、ラーメンマンを植物人間にして決勝進出を決め、決勝ではきん肉マンと死闘を繰り広げる超人ウォーズマン:90万パワー )がちらついていたのは否定できない

僕はこれを飲みながらしばらく
2階のDJブースの前で揺れていました。
イイ気分になりながら

イイ気分で撮った写真が今回の写真
赤い色が映えるミラーボール
妖しい
杉本彩大先生程に妖しい

スクリュードライバーを飲みほしたあと
ジンバックやウォッカトニックを続けざまに飲んで なんて
豪快な飲みはしなくても十分気持ち良くなっているので
既に開場が始まった1階へ移動する

久々の恵比寿リキッド
やっぱ
1階フロアはいい
イイ旅夢気分

さて
1階
最初のアクトは
DJ 大谷能生
大谷さんは、DCPRG主幹菊地さんと
マイルス・デイヴィス研究本 M/Dを共著している人物で
非常に頭のキレる方な印象を僕は持っております。

その大谷さんがDJプレイ
僕はフロア後ろの方で、気持ちよくゆれておりました。
DJプレイで途中にできる音の隙間でフロアの歓談が小さく聞こえきて
なんか、都会のノイズが漏れているようでDJプレイに花を添えて格好よくデザインされているようなイメージ


そうそう
間違っていたら申し訳ないのですが
DJプレイの中で、Sympathy For The Devil : 悪魔を憐れむ歌が流されていたような気がしたのですが(違うかなぁ。。。)
このフロアで、それかけてたらなんか掟破りだろとか思ったりもしましたが
原曲ではなさそうで、誰かがカバーしているものであり やっぱありかな
とかも思ったりしました。

さて
大谷さんのDJの次は

MAX TUNDRA

現れるやいなや

「 僕は~・・・ スーザン・ボイルです! 」

イッパツかましていただきまして
フロアの爆笑をかっさらっておりましたよ

やるな
ツンドラ


ツンドラと
聞くと

地理を思い出すのは僕だけでないはずです。

ダンサブルでリズミカルな音
ヴォーカルも面白い感じ
クラブ向きな音です。
エレクトロっす。でもピアニカとかも披露してましたよ
挙動も面白くって
のりました。
プロレス技で言うと、エメラルドフロージョンのような感じ?
いや。。。違うかな。。。

などと
のっていると
ツンドラさん楽しいうちに終了


一旦、静けさを戻したフロア

時間はAM2:15を越え

しかし、時間を空けず

DCPRG
メンバーが向かって右から
スタスタと登場

おぉ
なんか
気合入っている
メンバー

やっぱ
初のオールナイトってのがあるのかな
と思ったり

緊張感がある

南町奉行の遠山の金さんが御白州の場で、桜吹雪を出し始めると同じ位の緊張感があるかもしれない。
ちなみに、金さんのイメージは杉良太郎さん。

まったく緊張感の無い文章になってしまいまして、すみません。。。

さっと
位置についたメンバーが最初に奏でた曲

Perfect Days For Jungle Cruise

やっぱ
これだよね


新生DCPRGを感じる次第

のっけから
凄い

そして、タイトだなんかこの日は
凄い

なんかビリビリくる感じ

格好イイ

メンバー11人全て揃っているオールラインナップ

僕はフロアの真ん中少し後方
身体が動かせる位置をゲット&キープし
やはり、1曲目から身体が動いてしまう


1曲目を終え

すっげー
今日、なんか気合入ってる

思っていると

2曲目へ突入

あぁぁ

こ、これは

Circle/Line

に、2曲目で Circle/Line

うわぁぁぁ

こりゃ
凄い
2曲目でCircle/Line

今年の春に行った
ベネフィットコンサートで2曲の時がありましたが
その時も2曲目つまりラストもCircle/Line~Hard Core Peace
でしたが(ちなみに、ベネフィットコンサートについては、2011年5月18日に投稿してたりします。)
それとは今回、話しが違います。

ウルトラキラーチューンが
もう来るなんて
と興奮度がフェーン現象を起こしてしまう程、一気に上昇

坪口さんのキーボードの始まり方で
なんとなくですが、高いキーだったようにも思えるのですが
そういうの詳しくないので
感覚で書いております。
でも 新鮮でした 最初

そして、タイトそしてハード
いやぁ
今夜は凄いな
ホント

そう思わざるを得ません

そして、この日のCircle/Line

Circle/Line
でした。

って
何言ってるかって?

そう
正確に書くと
Circle/Line~Hard Core Peace
ではなく
Circle/Line
でした。

この違いは、先ほど書いた
ベネフィットコンサートの稿(2011年5月18日の稿)を参照して欲しいのですが
違うんです。

てっきり
Hard Core Peaceもあると思い
大儀見さんのパーカッション、と千住さん、田中ちゃんのツインドラムでの共演による
Circle/Line最終部の箇所で
Hard Core Peace突入を告げる坪口さんのキーボード音を耳が待ち構えていたのですが


なかなか入らない
というか
かなり違う曲調になってきた
Circle/Line 凄いアレンジだなぁ今日

とか思っていたら
実は
違う曲に入っておりました。

New York Girl
です。

New York Girlは
帝王:マイルス・デイヴィスのアルバム『 On The Corner 』に収録されている曲
1973年の作品のこの曲は
まぁ 格好イイ
過去の本ブログのTuneでも
2010年5月9日
の稿で取り上げさせていただいております。
( 2010 USA NY トラブルの稿です。 )


まるで、New York Girlを理解しているように書いてしまいましたが
ライヴ当日は
Circle/Lineの中奏的にとらえていたため
New York Girl
と判断がつきませんでした。

この情報は
Universal Jazzからの情報であとから分かったものです。
熱かった演奏は凄く記憶にあります。

そして、そのまま なだれこんで
CATCH 22

そう
New York GirlからCATCH 22
各メンバーのソロ的なところが熱くて

こちらも
CATCH 22という事に最初気付きませんでしたが

途中
アリガスのベースラインで

は!?

CATCH 22


という事が分かりました。

この日のCATCH 22は
各ソロパートが熱く タイトかつハード
凄い事になってました

類家さん、津上さん、大村さん、千住さん
のソロは熱かったです。

CATCH 22
千住宗臣さんの、強烈なドラムソロで閉じます。
いやぁ 新生DCPRGのCATCH 22はこれです。
いいです。
なお、この箇所ではないのですが
僕はDCPRGのドラマー千住さんが演奏中笑顔でドラムを叩いているのが
なんか好きです。
楽しくなってくるんですよね。
時折観て、笑顔で叩いていると
なんか


全然関係ないかもしれませんが
上述で、CATCH 22のベースラインを気付かせていただきました
アリガス
家の一番近くのコンビニ(全力ダッシュで3.5秒程)にいる店員さんとそっくり
というか
頭が坊主でメガネをかけていて、小柄な感じ
というところなんですが
コンビニではレジでその方にあたると
アリガスを思い出すし、アリガスを見るとコンビニの店員を思い出してしまうという不思議な感じ。。。


さて

続いては
というか 本編ラストだったのですが

Structure ⅠLa Structure De La Magie Monderne
構造1 (現代呪術の構造)

です。

独特のベースラインで始まる
偏拍子リズム(?)なダンサブルなナンバー
これ すっげー乗れます。乗るのが難しいような気もするのですが
ある意味、それは無視して乗れるのがいいのかもしれません。
と個人的にそう思っているだけで
乗りづらいと感じてしまう方も沢山いると思いますが
しかしポリリズムが、救ってくれる感じがして乗れます。

我を忘れて凄くのっていると
あっという間に
熱狂のライヴ 本編が終了

時刻はAM4時半を越えてました。

しかし
ここまで あっという間だった
凄く
楽しい

メンバーは
この日のタイトな演奏の感じで
さっと引いていなくなりましたが
アンコールもさっと現れて
演奏が始まりました。


こ、これは
なんだ
なんの曲だ。。。

今、ニューアルバムが製作されているというのは聞いている
新曲かも

そう思ったりしてます。

この曲
上述の情報からだと
マイルス・デイヴィスのデュランという
非常にレア中のレアな曲だという事が分かりました。

これをカバー
もしくはDCPRGとしてのアレンジにした新曲に
なるかは分かりませんがニューアルバムに入る可能性もあるのでは
と思っていたりします。

このアンコールのデュラン
各パートのソロが特に際立っている感じでした。
それぞれを楽しめた感が強くあります。

最後、タブラとCDJで締めくくられます。
音が鳴っている中
菊地さんはメンバーを紹介
そして、終了

さっと
メンバーが去っていきます。

MCは一切省き
タイトな演奏
全てを仕切っていた菊地さんのコンダクトと演奏に結局のところ一番やられました。

凄いライヴだった
また、思い出に残るライヴを体験した
DCPRG

熱いフロアだった

完了して
時刻を確認すると
AM5時

あぁ
もう こんな時間か
早かった。。。

熱くなった身体は
朝5時の恵比寿リキッドルームを出て駅へ

帰宅へ

山手線始発に乗って帰りました。
冷めやらぬ興奮と思いを共に

。。。



そういや
DCPRG
を初めて観て10年になるんだなぁ
オールナイト 恵比寿ミルクで観たときから
早10年

そして
丁度1年
復活してから

今年DCPRG
結構、行ってきたよ
今年のDCPRGのライヴ

2011年2月21日の稿
2011年5月18日の稿
2011年7月31日の稿(複数稿あるのでご注意を)


投稿していたりします。
どれも興奮してますね。
やはり
今年は
復活してから本格的にライヴに入り
嬉しいかぎりです。

あの興奮を今一度と思っていた僕にとって
今年のDCPRGのライヴは
ホントに嬉しいです。

身体も頭も喜びます。
実はAM2時15分くらいまで
夜遅くて
やべ少し眠いかも&だるいと思っていたのですが
これが
DCPRGのライヴが始まったとたん
眠気とだるさが止まり
一気に元気に
凄いですね。
こういうのって

ホント
楽しいオールナイトパーティーでした。

◆ ShadowAirTune ◆ 
「 CATCH 22(C) 」 Date Course Pentaton Royal Garden
今回のBuzzパートにて記載したアルバム
「 DCPRG3 / GRPCD2 GENERAL REPRESENTATION PRODUCTS CHAIN DRASTISM 」の2枚目ライヴ盤の方に収録されている本曲
3曲目だったりするのですが、これまたタイトな感じの演奏
妖しいベースラインにフリーな感じのドラム・パーカッションと鮮やかなホーン隊という感じ
当時、これを現場で体感できていた事を思うと あぁ 良かったと思う次第です。
そういや、この日のオールナイトイベントで購入したTシャツを
今回のライヴで着ていきましたよ。

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