リンパネオティック協会;健康講座

リンパマッサージの基本、リンパマッサージの活用法、健康維持管理に役立つ健康講座を掲載。

リンパマッサージの圧

2007-09-29 14:24:31 | リンパマッサージ
■リンパマッサージの圧
先日、リンパマッサージを受ける機会があった。やっぱり圧が強い。施術をしている方が言うには、弱すぎるとお客さんが物足りないこれで効果があるのと言うらしい。その声についついマッサージみたいな施術をしてしまう。セミナーにおいても「こんなに弱くやるの」という声も良く聞く。リンパの仕組をまだまだ良く理解していないのと、やさしく行うリンパマッサージに自信がない・持てないのでどうしても強くなってしまう。せめて筋肉マッサージとリンパマッサージを使い分けてほしい。本当にリンパマッサージの圧はソフト、もっともっとソフトに行ってほしい。

腰痛緩和

2007-09-15 19:32:39 | リンパ系について
【腰痛について】
ここで言う腰痛は、神経圧迫や損傷、筋肉の断裂、椎間板損傷や脊柱骨折など医学的処置の必要でない腰痛についての話です。いわゆる腰痛症というもので、腰部の左右や中心部にびまん性に痛みが出る症状で、姿勢によって痛みが強くなったり消滅したり、夕方以降に痛みを感じたりといった症状で、慢性的な腰痛が多くなかなか解消されません。病院での整形外科学テストやレントゲン撮影でも異常が無く、対処法が分かれるところですが、腰痛その他の症状も治療する人や処置をする人が、原因の究明をしないで施術をしている場合が多いという事です。一にも二にも原因の究明が最優先です。
〔腰痛の原因は、大きく分けて3つ〕
・筋肉疲労
・神経の圧迫
・腸の機能低下
※原因究明は、問診と整形外科学テスト
※多くの原因は、腸の機能低下がほとんどです
〔腸の機能低下の原因〕
・ストレス、便通が悪い、就寝時間が遅い、良く噛まないで食べる、過食、食物繊維摂取不足など
〔腰痛解消法〕
①鎖骨部を刺激する
②みぞおちを刺激する
③深リンパマッサージ
④そけい部を刺激
⑤腰部のリンパマッサージ

■腰痛になりやすい人
順不同
①口臭の強い人
②虫歯になりやすい人
③便秘、下痢気味の方
④胃腸の弱い人
⑤すり足みたいに、地面を蹴って歩いていない人
⑥トイレが近い人
⑦お腹が固い人
⑧ストレスが常に受けている人
⑨就寝時間の遅い人
⑩便とガスが臭い人
※①~⑩の複合要因で腰痛が発症し、要因が解消すると腰痛は軽くなる。
解消には、空腹時にお腹を押して柔らかい状態にしてください。


■ギックリ腰
【原因】
ギックリ腰の原因、究極的には筋肉疲労です。腰や背中の筋肉疲労が蓄積し、積もり積もって筋肉自体に支障をきたすと、筋肉自身に防衛本能が働きます。そして自分を守ろうとして自分自身を硬直(ストライキみたいな状態)させ、自分をロックさせてしまうのです。すると筋肉に力が入る度に痛みが出て「腰が痛い」と感じます。ヘルニアとは、まったく別物です。
〔対処法〕
・ビニールに製氷皿1箱分の氷を入れて、直接痛みのある部位に20分乗せる
・1日に数回行う
・とにかく安静にして寝てる
・腰から脇腹そしてそけい部に向かって皮膚を軽く撫でる

へその位置

2007-09-14 17:58:51 | 健康講座
■へその位置
普通おへそはお腹の真ん中にある。ところが骨盤がズレたり歪んだりすると、それに伴って腹筋・背筋が片方は伸び片方は緩む。すると腸の居場所スペースも、どちらかが狭くなりどちらかが広くなって“おへそ”の位置が右側や左側に引っ張られてズレてくる。骨盤は背骨の土台仙骨と、この仙骨から左右の腸骨が恥骨結合でつながり、3つの骨で骨盤が形成されています。また骨盤の関節面は仙骨側にあり、身体に対して斜めに位置しているので、たとえば右側が斜め後ろにズレると支点が恥骨側にあるので左側は斜め前にズレ、筋肉や内臓に影響が出てきます。直立の姿勢や仰向けに寝て自分のおへそを見てみましょう。

スポーツリンパ

2007-09-13 16:53:01 | リンパマッサージ活用
■スポーツリンパ
目的;疲労回復とケガの防止
視点;運動においても基本が大事である。基本とは肉体的に柔軟性、筋力、敏捷性、持久力など。実施に当たっては、運動前の準備方法、運動後の事後処理。目的達成のための、トレーニング方法や計画。身体の変化に伴う、トレーニング法の変更や疲労回復方法、それらを確認する運動生理学の理解などが基本である。しかし現実には、基本がおろそかになって、技術ばかりを追いかける傾向にあり、結果ケガをして選手生命を断念せざるをえない状況に陥いることが少なくない。いままで素質がありながら、世界で通用する技術を持ちながらケガに泣いた選手を何人も見てきました。良く観察してみると、運動後の身体の手入れが不十分だったことが多いように思います。これは、一流選手だけでなく健康管理のために運動している人も、非常に多いという傾向にある。属に言う「しっぱなし」で、少しストレッチして切り上げる人が割合的には多い。それと各クラブや団体の指導者は、運動生理学やトレーニング法を良く理解しないで、自分の経験を頼りに指導している指導者が多すぎる。プロや団体競技の指導者が特に多いようです。また選手自身もほとんど勉強しないで、協議だけしていればいいという意識が強く、トレーニングも指導者の言われたメニューをこなせばいい、という選手も少なくない。一般的に言えることは、アフターケアを疎かにして、疲労回復やケガの防止を怠っている。また技術が向上すればするほど、怪我が大きくなることも再認識すべきでしょう。
〔疲労回復〕
※運動後に行うのがポイント
◇腕の疲労回復;腋窩リンパ節刺激。上腕それから前腕のリンパマッサージ
◇脚の疲労回復;そけいリンパ節の刺激。大腿部それから下肢のリンパマッサージ
◇胸・背中;腋窩リンパ節の刺激。胸部それから背部のリンパマッサージ
◇腰・腹部;そけいリンパ節の刺激。腹部それから腰部のリンパマッサージ
〔怪我の防止〕
※1日数回行う
①痛みのある部位や違和感のある部位周辺のリンパマッサージ
②痛みのある部位のみのリンパマッサージ

リンパマッサージで免疫力アップ

2007-09-04 18:22:12 | リンパ系について
リンパマッサージで免疫力アップ
【概要】
皮膚を撫でるだけで、どうして免疫力が上がるのか?
皮膚をリンパ節に向かって撫でるとリンパ液が循環し、リンパ節に流入してここで老廃物や毒素が解毒・濾過される。また間接的に静脈の循環も促進されて血液を早く心臓に戻す。一方リンパ液には白血球が循環してますので、リンパ液が滞ると解毒作用が低下すると共に、全身のパトロールが疎かになって結果免疫力が低下する。リンパ系は排泄の一端を担っていますが、実際の排泄はリンパ液が鎖骨下静脈に流入し、血液となって心臓に戻り腎臓に送られて尿として排泄されると、排泄は終了となります。
今年はウィルス感染による風邪の発生が約2ヶ月なってきたとのこと。風邪の予防に入浴時湯船で、リンパ節を刺激(軽く押す)して見ましょう。
〔方法〕
①鎖骨部を軽く刺激する;ここが滞るとあとから流れてくるリンパ液がスムーズ心臓に戻らない。
②顎の下のリンパ節を刺激する;顎の先端部から一度耳の下に流さないと、鎖骨部へ流れて行かない。
③脇の下を刺激する;顎の下のリンパ節とここを刺激すると風邪の予防に役立つ
④心窩部を刺激するか、深呼吸する;内臓と両脚のリンパ液が集まる胸管の循環を促進する
⑤そけい部を刺激する;脚のリンパ液の流れを良くする
⑥膝の裏側を刺激する;足首・ふくらはぎの浮腫み解消と、膝の痛み改善のポイント