何故レンゲツツジというの？

このツツジを「レンゲツツジ」というが、昔（木曾では）鬼つつじといっていた。また、このツツジには毒があるから動物も食べないから残っているんだとも聞いていた。
今回、オレンジ色のツツジの中を歩きながら、どうしてレンゲ・・・というんだろうと考えたが、自分が知らないことに気がついた。

Googleで「レンゲツツジ」検索すると、あるわあるわ！！！その中で、毒性についても知りたいので「e-yakusou.com」を参照した。
レンゲツツジ；Rhododendoron molle subsp japonicumツツジ科ツツジ属　日本特産種
＊名前の由来;花の咲く様子が輪状に並ぶことから、仏の蓮華（れんげ）に似ていること。
＊有毒・・花にはロドジャポニン、葉にはアンドロメドキシンを有す。
（リウマチなどの鎮痛剤にも使われたというが、食べると嘔吐するという.詳細は省く）

霧ヶ峰・美ケ原中央分水嶺トレイル；北の耳

　里から見ると耳のように尖ってみえる峰

霧ヶ峰・美ケ原中央分水嶺トレイル；南の耳・北の耳

　周辺には「車山スキー場」「エコーバレー」や「ブラッシュたかやま・鷹山」などスキー場などいくつかあるが昨今は厳しい経営がつづいている。

霧ヶ峰・美ヶ原中央分水嶺トレイル；観音さま？

さすが霧ヶ峰！
マクガワン氏が指差す先には、こんな国際色豊かな小さな観音さまそれとも、地蔵さま？？

霧ヶ峰・美ヶ原中央分水嶺トレイル；山岳ガイド

　そのガイド氏はこの方；ロディ・マクガワン　Rodden　McGowan
大門峠を車で１０分くらい下ったところ、長和町姫木平にある霧ヶ峰山の学校のプロフェッショナルガイド；カナダと日本の両国に在住しているという。

マクガワン氏は片言の日本語で教えてくれたので十分聞き取れないところも、そこはジェスチャーで理解した？？。（もちろんこちらが英語をしっかり話せればいいのだが）
夜、早速メールを下さった。あちらはEnglishで、こちらは日本語で返信・・奥さまとスタッフは日本人というので・・とほほ

霧ヶ峰・美ヶ原中央分水嶺トレイル；シラカバとダケカンバの判別

　ここはシラカバ・白樺とダケカンバ・岳樺が共生している。ガイドはその区別を葉の形をみて教えてくれたが・・・どっちがどっちだったっけ！？？

霧ヶ峰・美ヶ原中央分水嶺トレイル；ランの仲間

　ランの仲間ではこの地味な花を沢山みかけた・・ノギランか？

追記
「ネバリノギラン」ユリ科　ソクシンラン属ということが判った。
花の付け根の部分に粘りがあるのでこの名に。

霧ヶ峰・美ヶ原中央分水嶺トレイル；イチゴの仲間

　白い花のイチゴの仲間を沢山見かけた。

霧ヶ峰・美ヶ原中央分水嶺トレイル；ニッコウキスゲ

今回のトレイルの標高は1500m～1800m。
ニッコウキスゲはレンゲツツジが終るころに花の最盛期になるというが、歩き始めの大門峠の上には咲いている花を見つけた。