「MIKUNOPOLIS 2011 in LOS ANGELES」（初音ミクのライブ）のお話

　日本時間の７月３日（現地時間では７月２日らしいです）に、アメリカ、ロサンゼルスの
NOKIAシアターという場所で「初音ミク」のライブが行われました。

　私は現地には行けなかったのですが、その模様がニコニコ動画の生放送で
放映されていたので（観るためには別途料金が必要です）、観てみました。
　今回は、２０１０年に日本で行われた「ミクの日感謝祭」を主催したセガが関わっているとのことでしたので、
とにかく非常に期待していたんですよ。
（この時のライブは今ではそのあまりにも高すぎるクオリティから「伝説のライブ」と呼ばれているらしいです。
私は、このライブの模様を収めたＤＶＤを購入して確認しましたが、ＤＶＤの質はともかくとして
この時のライブの凄さ「も」本物である、と保障します）

　今回のライブもとてつもないクオリティでした。
「ミクの日感謝祭」の時も正直本気で驚いたのですが、そのときをさらに上回っていますね。
演奏をしている人達のレベルも上がりましたし、ミクの表現力もぐんとレベルアップしていました。
（本当に細かいところ、それこそ服の袖が少し動く、とかそういう「誰も見てないだろそんな場所」
と突っ込みを入れたくなる場所まで丁寧に作りこまれていて本当に驚きました。あのレベルならば
「生きているようだ」と言えるでしょうね）

　不満点も一応。
・ステージが明るすぎて時々ミクの姿が見づらくなることがある。
・透過スクリーンに観客の顔が写ることがある。
・短すぎる。もっと聞いていたい。後３０分ぐらい長くてもいいと思います。

　場所が場所だっただけに、観客はほとんどがアメリカ人だったらしいですが、
そのことを殆ど感じさせない熱狂振りにも驚きました。
まあ、あの出来ならばそりゃ興奮もするでしょうけれども。
「ミク、ミク、ミク」コールとかしてましたしね。
　アメリカ人の中にも初音ミクを知ってる人は結構いる、ということが分かって面白かったです。
なんでも、今回のライブでは７０００人近くの観客が訪れたらしいですしね。

　やはり愛が無いのは駄目なんですよ、愛だけでも駄目ですけれどもね。