ソンナコト写本 日本語版

クトゥルフTRPG未訳シナリオの紹介

FEARFUL PASSAGES

2013-08-12 23:22:20 | trpg
さて、更新がかなり止まっていましたが、僕は風来坊なので各地を転々としているうちに日々がすぎて
まー、クトゥルフにとって、時間も場所も無意味なので、シレッと再開します

「FEARFUL PASSAGES」、強引に訳すとしたら、「恐ろしい旅行」
このシナリオ集には、9本のショートシナリオが含まれていて、どれも乗り物がかかわるストーリーで
最後には、チェイス(つまりおいかっけこ)に関するルールが載っています。
ただし、巻末の追加ルールは、日本版の最新クトゥルフTRPGに載ってるチェイスルールとほぼ同じみたいなので
特に訳す必要はないかも。
で、9本のシナリオだがタイトルを強引に訳していくと
「恐怖の飛行」「鉄の幽霊」「狂気のドライブ」「硬式飛行船」「クラッシュ・ダイビング」「スロウボート」
「装甲天使」「インダス川に沿って」「馬ぞりの旅」ってことになりますか
時代は全て1920年代です。

ちなみに表紙の絵ですが、こんなシーンは無かったよーに思えます。

ではまず「恐怖の飛行」から
このシナリオに登場する乗り物は飛行機です。しかも大型旅客機です。1920年代にそんな飛行機やサービスがあったのかとゆーと
この時代の終わり頃から徐々に旅客定期便が飛ぶようになったとか。一応1920年代初期から中期では、まだ珍しく
あったにはあったが、本格的なサービスというより、かなり贅沢なもので、特別な感じってな印象です
どっちにしろ、このシナリオでは、タラント・テイバーとゆう架空の旅客機を設定しており
これはイギリスの重爆撃機を改造して作った本当のモデルのもので試作段階で破棄されたものであり、
それがもし、製造され続けて旅客サービスとしてアメリカで使われたならとゆうIFの舞台を用意してあります。
客は12人ほど乗れて、そんな飛行機に、探索者は、ある一人の映画女優の護衛のために乗り込みます。
この仕事の依頼は、彼女には極秘で、あくまで密かに、静かに彼女を監視して守るとゆーものです。
そして飛行機は途中で停泊しながら数日間の旅行へと飛び立つのですが、乗客の中には他にも様々な人物が乗っており
様々な事件にまきこまれていく、もちろん神話的にもってゆうシナリオです。
ちなみに、ロール&ロール49号には、このシナリオの一部が訳してのっており、このシナリオを訳す際にはあったほうが便利かと

次の「鉄の幽霊」は舞台が列車です。
探索者が乗り込んだ列車が偶然にも、この世のものではなく
お化け列車とゆーか、妖怪列車とゆーか、とにかく乗ったが最後、列車はこの世界を超えて
別の次元へと旅立つのです。しかも、列車の中でも次々不思議な現象が起こります。
はたして、探索者はどこへ連れていかれるのか
そして、この列車から脱出することはできるのか
とゆうシナリオです。
様々な時代の列車の詳細があり、またキーパーが独自の車両を生み出して
シナリオに挿入することが可能です。

「狂気のドライブ」の乗り物は車です。
探索者は偶然にあるお金持ちの交通事故に遭遇します。彼が車で突っ込んでくるとゆう事故です。
なんとか彼を助けだすと、後日、彼は彼の家に招待し、お礼をしたいと持ち掛けてくるのです。
そして、彼はそこで自分の弟を探してほしいと探索者に依頼をします。
しかし、その裏には恐ろしくも悲しい家族の真実が隠されていたのですってのがストーリーです。
もちろん、真実の中身は超自然的なものの存在があります。探索者は謎の弟を探すために
アメリカ各地を探索することになります。そして、彼らが最後に遭遇する真実とは?
フレーバーとして、インディアナポリス500とゆうモーターレースや
当時の車ブカッティーなどが図解で説明されたりしてあります。

「硬式飛行船」はその名の通り飛行船が登場します。
飛行船には硬式や半硬式などの種類がありますが、このシナリオに登場する飛行船は硬式のもです。
探索者は友人の死を知り、その死がなんらかの事件に巻き込まれたものだとゆうことを知ります。
そして、事件を追っていくうちに、とある飛行船の存在が怪しい事に気づきます。
はたして、その飛行船テラ・ノヴァに隠された真実とは?
探索者は飛行船の謎を追い、カナダやシアトルなどを駆け回ることになります。
テラ・ノヴァの船内図や飛行船についての説明があります。

「クラッシュ・ダイビング」は乗り物ではなくダイビングがテーマです。
探索者は知り合いの骨董品屋からの手紙を受け取ります。その手紙により、ある神話的なアイテムが
とある湖の底に墜落した飛行機の中にあることがわかります。探索者はダイビングスーツを着て
湖の中を捜索することになります。ダイビングそのものが冒険とゆうわけです。
とゆーわけで、ダイビングに関するルールが追加されており、それがメインとなります。
はたして、湖の中にはいったい何があるのか?
ちなみに不格好な当時のダイビングスーツの絵がシナリオ内にあります。

「スロウボート」
都会に住んでる日本人にはあまりなじみがないかもしれませんが、
スロウボートとゆう細長い船の乗り物があります。主に運河、それもかなりせまい水路を通る運河船です。
イギリスの地方では今でも町の中を水路が道路のように走り、そこを個人で所有するスロウボートで通行していて
レジャーにもなっています。閘門とゆう特殊な水上エレベーターで低い場所から高い場所へ移動することも可能です。
そんな乗り物にのって異次元の世界へ旅立ち、ある富豪の娘を救い出すのがこのシナリオのストーリーです。
しかし、こんな乗り物があったんですね。このシナリオを訳すとき色々ネットで調べて知りました。
閘門もシナリオの説明ではチンプンカンプンで、写真や動画を見てよーやく理解しました。お恥ずかしい。
シナリオは依頼形式のストレートな救出タイプものなので、
うまくスロウボートを操り別世界へレッツゴーってな感じです。

さて「装甲天使」です。
なにやら、戦場くさいタイトルですが、そう戦争です。
しかもそれは神話生物VS軍隊です。乗り物はもちろん装甲車です。
好きな人は、とことん暴れてください。
神話生物を思うぞんぶん銃撃しちゃってください
ただし、プレイヤーはあくまでも探索者です。兵士ではありません
イギリス軍に雇われて、とあるイラクの遺跡に偵察部隊とともに向かうことになります。
そこでオカルト的な何かが起こっているというのです。
その調査のために向かうのですが、はたして?って内容です
装甲車に乗り込むために車両事故表や衝突表、装甲車ヒット部位表などが付属し
戦闘のための追加ルールがあります。
でも、あくまで偵察部隊に同行する探索者であることは忘れずに
戦闘は控えめにね

「インダス川に沿って」はインドでゾウに乗っての旅行がメインです。
ただし、このシナリオ、僕がしるクトゥルフのシナリオの中で
最もおもしろくないシナリオでした。
インドのある地方で、黒い男とゆう全身真っ黒な人間が見かけられ
それを見たものには災いがふりかかるとゆう噂がたちます。
実際、イギリス軍の兵士が一人、それに遭遇し恐ろしい体験をしています。
その噂により、インドのその地方いったいの経済がパニックに陥ってるのです。
そこで、軍はオカルトに詳しい探索者を雇い、その黒い男なるものの真実を明らかにしてほしい
ってのが導入です。その後は、ゾウに乗ってその地方へ向かうのですが、
キーパーがかなり手をいれて改造しなければ、このシナリオだけではたぶん
プレイヤーからブーイングくらうの必至でしょうね。
訳していても、シナリオを訳しているとゆーより小説を訳してるみたいで
そう、こりゃ、どちらかと言えば小説です。
黒い男はってのは、もうクトゥルフ信者にはおわかりだと思いますが、そう彼です。
ただ、それだけです。

最後の「馬ぞりの旅」は最後だけあって、結構長めのシナリオです。
形式的には「インダス川に沿って」にちょっと似てますが、こちらは黒い男ではなく
雪男を探す旅にでます。シベリアまで。馬ぞりを使って。
馬ぞりというのは、シベリア版駅馬車です。各地に馬ぞりの用の駅があり
そこをたどって凍った川の上を走って、シベリアの奥地までいくのです。
ただ、こちらのシナリオは前者と違い、それなりによくできてます。
馬ぞりの旅も、道中、色々事件が起こって楽しいです。
伏線もあるし、ストーリーも探索者の行動しだいで、色々変化にとみ
クトゥルフ的な恐ろしさもちゃんと味わえて、しかも致死率はちょっと調整すればそんなに高くなく
クライマックスも盛り上がれます。
ただ、クライマックス後もダラダラ続くのが、ちょっと不満かな
でも、これはキーパーがカットすればいいだけなのでシナリオ的には問題ないんですが
クライマックスで盛り上がった後に、訳すのが、ただ、ただ、面倒だっただけです。

とまあ駆け足で、このシナリオ集を紹介しました。
次回からは、いよいよひとつずつ詳しく説明していきます。

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