福島二丁目（４）

福島を散歩していた時、ふと
「この辺にポンプ井戸があったなぁ」と思い出しました。

私がポンプ井戸を見かけたのはかなり前のことで、
ABCアネックスが出来る前、まだ山陽自動車運送があった頃です。
（昭和33年、山陽自動車運送の社屋建設工事の際に逆櫓の松の石碑が出てきたのだそうです）

今はどうなっているかいな？と、ろおじの奥をウロウロ。
残念ながらポンプは見つかりませんでした。



もしかしたら、この丸い所がポンプ井戸の跡かなぁ。



近くには煉瓦と敷石を組み合わせたかっこいい小道がありました。



近隣のお宅。
格子窓が素敵です。

※「福島区の風景・街並み」

ミナミ株式会社（旧川貯蓄銀行 福島出張所）（２）

以前の記事→ミナミ株式会社（旧川貯蓄銀行 福島出張所）

久しぶりに旧川崎貯蓄銀行の前を通りました。
数年前（たぶん）にリニューアル工事をしたので
以前の写真と比べるととてもきれいになっています。

「wikipedia：旧川崎貯蓄銀行福島出張所」



以前は無かった案内板が設置されていました。



正面にフルーティング（縦溝）と柱頭の渦巻模様が特徴的な
４本のイオニア式ジャイアント・オーダーを配し、
端部を角型ピラスター（付柱）で納めています。
大正－昭和初期に多くみられた歴史主義様式の正統的な銀行建築にあって
ファサードの緩やかな凸曲面状のカーブや
弓型のペディメントなどのバロック様式の手法が取り入れられている点が特徴的です。
明治末期から昭和初期にかけて横浜で活躍した建築家、矢部又吉により設計されました。

竣工：1934年（昭和9年）
構造：鉄筋コンクリート造　地上２階＋地下１階
建築面積：206㎡
施工：竹中工務店



横から見るとこんな感じ。



お隣の駐車場にあった石柱（？）。
何なんでしょうね、これ。
表面に文字が書かれているようにも見えます。

「ミナミ株式会社」
住所：大阪市福島区福島５－１７－７

※「福島区の風景・街並み」

野田三丁目（７）

野田の街を散歩していたところ、気になる表札を見つけました。



こちらの建物、雰囲気があまり住宅っぽくありません。
建物は古民家風だけれど、事務所か倉庫なのかな？
と思い、近づきましたらば
「金印わさび」の大阪支店であると書かれていました。

金印わさびと言えば、スーパーでお刺身を買うと付いてくる
小パック入り練りワサビの有名メーカーです。

会社のホームページを拝見したところ
現在の支店社屋は福島一丁目のとあるビル内にあり
こちらの建物の住所は事業所としては紹介されていません。
何年か前に現住所に移転されたのでしょうか。
野田は中央卸売市場のある町だから、ここに支店を置いていたのでしょうね。

今のところ（2013年2月）、yahoo!の地図検索で「福島区野田３ 金印わさび」で検索すると
この建物の場所がちゃんと表示されます。
グーグルマップには2009年頃の写真が使われていますが
表の引き戸が開いていて、中の様子が少し見えています。



すぐ近くに石畳の小道がありました。
石畳はかなり少なくなりましたが、こうして残っているのを見ると
嬉しくなります。

※「福島区の風景・街並み」

スペイン・バスク料理 AMA-LUR JATETXEA

堂島にあるスペイン料理店「アマ・ルール」。
エル・ポニエンテグループのお店です。
お店のＨＰによりますと、店名の意味は「母なる大地」。

こちらは以前、南米ペルー料理の「キッチン・クスコ」があった場所。
クスコ、いつか行こうと思っていたお店ですが、閉店されたようです。残念。

私がいただいたのはランチコースＡ（1000円也）。



お米が入ったチキンのスープ。
寒い日はやっぱり温かいスープが美味しい。



メインのお肉料理。
１か月以上前に行ったので、メニュー名が思い出せない…
お肉は豚肉、表面の焦げ目がとても香ばしかった。
お肉の下にあるのはクリーミーなマッシュポテト。
これにパンとコーヒーが付きます。

今住んでいる東京では、
「1000円以内でこぎれいなお店の美味しいランチを食べる」ことが
非常に難しい。
第一に物価が高いので、こぎれいなお店で1000円以内で食べることができず
さらに土地の食文化の違いから来る味覚の差で
「大阪人にとっての美味しい食事」にありつくことも困難です。
1500円出せば、それなりのレベルになるのでしょうが
悲しいことにそこまでお給料の差は無いのですよね…。
（多少の差はあるが、家賃や物価の高さでふっとぶ程度の差でしかない）

大阪に帰ると、安くて美味しいランチがとても簡単に食べられるので
とても幸せです。

「スペイン・バスク料理 レストラン アマ・ルール」
住所：大阪市北区堂島2-1-16 フジタ東洋紡ビル
電話：06-6451-8383
休日：日曜日

蕎麦 料理 お酒 藤乃

昨年末のおおみそか、年越し蕎麦を食べに行きました。
（この時期にいまさらな記事ですな…）

大阪はうどん屋が多く、
「美味しい蕎麦屋が無い」と言われてきましたが、
今はそんなことはありません。
とくに福島近辺には美味しくて有名なお蕎麦屋さんが複数あります。

この藤乃があるのは新福島駅近く、長屋の一軒を改装したお店です。
和モダン風の店構えがかっこいいですが、
店内もすっきりとオシャレ。
お蕎麦は大人の嗜みというか、独特の世界感を持つお店が多いですが
こちらも大人のお店だなぁ、という雰囲気。

私が頼みましたのは、「河内鴨の親子丼とおそば」980円。
お蕎麦はせいろ、もしくはかけそばから選択できます。

親子丼の卵はふわふわとろとろでとても美味しかった。
旨味のある美味しい鴨肉でしたが、
鴨の脂の風味はくせがあるので、気になる人にはつらいかもしれません。

おそばはせいろを頼みました。
鴨のこってりした味わいをスッキリさせてくれる感じ。
量が少なめなのが残念。
丼でお腹いっぱいになりましたが、お蕎麦をたくさん食べたいなぁ。
個人的には、お蕎麦のサイズをレギュラーサイズにして、
丼をミニ丼にしてほしいです。
そんなお店見たことないけど。

※追記　2015.06
最近、『ギャザリー』なるまとめサイトに当記事が無断掲載されていることが判明。
これって著作権侵害なんじゃ…？
（当方には、引用・掲載の許可を求める連絡は入っておりません）

私の紹介記事の文章について、引用者である「上下逆さまつげ」氏は
「シャレてますが、和風なので隠れ家って感じですね。」
とのコメントを付記されておりますが、藤乃さんのお店は
それなりに道幅のある一般道路に面していて、隠れておりません。
看板もバッチリ出ておりますしね。
むしろ、真っ白な外壁が目立ちます。
この「上下逆さまつげ」氏は実際にお店に行ったことがあるのだろうか？？

「和風なので隠れ家」というのもよう分からん。

「蕎麦 料理 お酒 藤乃」
住所：大阪市福島区福島3-9-10
電話：06-6456-2400
休日：日曜日・祝日