福島ズボラーヌ

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大阪市福島区(並びにその周辺)をうろうろ徘徊。

福島天満宮 夏祭 その2(2014年)

2014-09-23 | ■お祭り・イベント等
さて、宵宮の夕刻に福島天満宮にもう一度行くことにいたしました。
お目当てはもちろん、有名な地車囃子です。





お神輿が並んでいました。



楽しみにしていた地車囃子。
確かにすごい!
音がとても華やかなのです。
平成中村座の『夏祭浪花鑑』の演奏を依頼されたというのもよく分かります。
長く聞いていると、バリ島の「ガムラン」みたいな陶酔感さえ感じます。



テントの背後の幕はその平成中村座公演で使用されたものだそうです。
「釣船三婦内の段」の背景ですかね。

夏祭浪花鑑 - Wikipedia
平成中村座 - Wikipedia

劇中、地車囃子が流れるのは、非常に緊迫感あふれる場面。
地車囃子は普通に聞いているだけでも昂揚感が高まるものですが
目の前の舞台でも手に汗握る展開が繰り広げられています。
観客はハラハラドキドキなのですが、これ、絶対に大阪出身の観客と
そのほかの地域の観客とでは、ドキドキ感が違うと思う。

他の地域の人にとっては、単なるBGMかも知れませんが、
大阪人なら地車囃子を聞くだけで「だんじりや!お祭りや!」と胸が高鳴る(はず)。
(大阪府下でも地域によってお囃子は異なりますが…)
現に、私が舞台(歌舞伎じゃなくて文楽ですが)を見たときは、
ドキドキし過ぎてシンドイくらいでした。

この演目の初演は大阪だったそうなので、
原作者は絶対その効果を狙ったんだろうなぁと思います。
大阪の文楽劇場で観劇したいなぁ(もちろん、夏の公演で!)。



地車の宮入です。



神社の前の道はそう広くないのに、夜店がたくさん出ているし、人は多いし
境内の中も狭くて見物人でいっぱいだったので、曳くのが大変そうでした。



獅子踊りです。
すごい動きが早くて、撮った写真は全部「何のこっちゃ?」な感じでした。
私の腕も悪いんですけど…
たくさんのお獅子が一斉に歯を咬み鳴らす音も大きくてびっくりしました。
お正月にテレビで見るのんびりした獅子舞とは全然違いました。

大阪福島天満宮 地車講と獅子踊り