nekoyan日記

雑記帳・スケッチブック・メモ

2016年10月30日 鈴鹿・静ヶ岳・銚子岳・竜ヶ岳

2016-11-27 16:48:06 | 

行った人:カオリ、僕

道の駅奥永源寺渓流の里で前夜泊。新しい道の駅でトイレがきれいだった。道の駅から三重県方面に少し走ると茨川との分岐がある。細い道を入っていくとほどなくダートの道となる。あちこちに水たまりがあってフロントガラスにまで跳ねた泥を浴びながら進む。太夫谷の取りつき地点を確認し、さらに奥に進んだ林道の分岐点に車をとめた。

そこから林道を歩いて取りつき地点に戻り、太夫谷右側の尾根突端に取りついた。

最初に古びた頼りなげなリボンがついていたが、踏み後はすぐに途絶えてシダの繁る急斜面をせっせと登った。

しだいに傾斜が緩くなり、いくつか猪のヌタ場が出てくる。

尾根を慎重に選びながら登っていくと、やがて一面にイワカガミが生えている明るい場所に出てくる。

イワカガミが生えていないところを慎重に選んで歩いていくと静ヶ岳の山頂に飛び出した。ここでしばらく休憩。

竜ヶ岳の尾根や山頂にはすでに大勢の登山客がいるのが見えたが、ここからは意外と遠いように感じた。静ヶ岳からいったん下り、銚子岳方面に伸びる山道との分岐を右にとって竜ヶ岳方面に向かう。

トラロープが張られたトラバース道を過ぎると笹の生い茂る明るい場所に出てくる。竜ヶ岳はもう目の前である。

大勢の登山客に交じって山頂を目指し、ほどなく到着。シロヤシオは赤く色づいていてきれいだったが、写真に撮るとどうしても黒ずんでしまい見た印象のとおりにならない。いつかtkd氏が見たとおりの写真を撮れるのがプロだと言っていたのを思い出した。

  

山頂は風が強くて寒いので早々に退散。もと来た道を戻り、静ヶ岳から少し降りたところにある池のほとりで昼食をとった。池の水で手を洗えるかと思ったが、足元が悪く水が濁ってしまうのでうまく洗えなかった。

分岐点まで戻ると今度は銚子岳方面に道をとり、しばらく歩くと急斜面の登りとなる。最後は尾根を歩いて銚子岳の山頂に到着。

 

ここから林道まで地図にない尾根沿いの道を降りるが、それほど苦労はしなかった。ときどき尾根の分岐があるので慎重にコンパスを見ながら進路を見極めた。

最後は荒れた林道に出てきて、それをたどっていくと茨川林道の駐車ポイントに出ることができた。

帰りに温泉によりたかったのでアクア・イグニスに行ってみるが、ボイラー故障か何かでこの日は入れず。仕方なくいつもの湯の山温泉の国民宿舎で汗を流した。林道の泥で真っ白になった車をガソリンスタンドで洗ってからお決まりの亀八食堂で焼き肉を食べて帰路についた。

 <コースタイム>

7:40 茨川林道分岐点 ~ 7:55 太夫谷取りつき地点 ~ 9:50 静ヶ岳 ~ 11:15 竜ヶ岳 ~ 13:40 銚子岳 ~ 15:10 駐車地

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2016年10月15日~16日 大峰・舟ノ川・三ツ嵓谷

2016-11-24 23:50:46 | 

行った人:S野さん、S藤さん、僕

長年の課題だったこの沢にようやく来るチャンスがきた。勇んで自宅を出て八尾でS藤さんを拾い、リッチコースで道の駅大塔に到着。S野さんはもうお休みの様子で僕らもテントを張って僕はすぐに寝る。S藤さんは一人晩酌をしてから寝たようだ。舟ノ川の林道に入り、イブキ嵓谷のときにも車を止めた湯ノ又の広場に車を止めて早速日裏山谷に入る。最初は河原歩き。堰堤を越えて5Mの滝は右岸の壁をS藤さんリードで登る。S野さんの姿が見えないと思ったらしっかり巻いて登ってきた。S野さんは巻き道をみつけるのがうまいのだ。続くアメドマリノ滝は右岸から登った。

 

5M滝を過ぎて二又を右に進んで三ツ嵓谷に入るとゴルジュの様相。しばらく休憩したのち奥に進むと7Mの滝。

前には淵があって泳いで取りついたら直登もできそうだったが、気温もまだ低いので水に入るのがためらわれる。ここは少し手前の右側の壁をS藤さんリードで登った。途中で1ピッチ切り、続いて僕が登った。S野さんがプルージックで登ってきたときにS藤さんがスマホをなくしたことに気付いたらしいという。さっきの休憩したところでしまい忘れた可能性があるというので、S藤さんが登ってきたときに探しに戻るように勧めたが、時間もかかっているしどこでなくしたかはっきりしないのでスマホはあきらめるという。結局そのまま登り切って懸垂下降で沢に降りた。つづいて15m滝が現れ、右岸側を僕がリードで登って鉄のワイヤが垂れていたのを掴んで沢に降りた。このときS藤さんがワイヤのササクレで指をざっくりと切ってしまう。すぐさま止血の処置をする。ここは面倒がらずにもう1本ロープを出して懸垂をするべきだったと反省したが後の祭りである。

この先S藤さんはリードができないので僕がリードすることになる。しばらくゴーロ帯となるが、岩を乗り越すときに足を滑らせて横向きに転倒し、太ももをしこたま打ってしまった。しばらく痛みで動けず。うーん、何か呪われているかのようなトラブル続きである。幸い歩くのに支障がなかったので10分ほど休憩させてもらってから遡行再開。そのあとも次々と滝が出てくるが、ほとんど巻いて登った。いやらしい巻きが多かった。

   

夕方になってようやく河原になり、いいテン場があったので幕営。ツェルトを2張り張って焚火を起こした。S藤さん自家製の肉味噌やらS野さんの鰯の生姜煮やらごちそうがたくさんあって満腹になった。やっぱり沢泊は他の山行にはない魅力がある。

服が乾いたところで就寝。翌朝は日の出前に起きだして火を起こした。飯盒に残っていたごはんとS藤さんの肉味噌雑炊を作り腹ごしらえ。7時に出発するとしばらく伏流となる。7Mの滝ではさっそく水しぶきの洗礼を受ける。

 

そして巨大な岩盤を流れ落ちる40M滝が姿を現した。

水流は二条になっており、左手は比較的流れが緩やかである。荷物を置いて偵察に行ってみるとかなり上まで登れそうだったが、落ち口のところが手がかりのないツルツルのスラブになっていて厳しそう。ここは左岸を大きく巻いて樹林帯の中から落ち口にポンと飛び出した。落ち口からの眺めは気分爽快である。それからほどなくして左手に巨大な岩盤が現れ、前方にはまた60mの大滝が見てくる。この岩盤が三ツ嵓か。

 

今回は大滝は登らず、その右手にあるガレたルンゼを登る。だが行く手には大きなチョックストーンがルンゼをふさいで行く手を阻んでいた。

ここは荷物を置いてハーケンで支点をとってチョックストーンの上に登り、まずは全員の分を荷揚げするが、場所が狭くやりづらかった。S野さんが確保してほしいというのでまずS野さんに登ってもらって待機してもらう。続いてS藤さんがチョックストーンの下から確保してまた僕がリードでさらに上まで登るという変則的な登り方で登った。冷たい風の吹く薄暗いルンゼをせっせと登り、最後はS藤さんにスリングを出してもらって出口を這い上がると、別世界のような穏やかな渓相となる。

あとはのんびりと歩いて二又を右にとり、次の二又の左側にある大滝を見物してから二又に戻ってしばらく登ったところから右側の尾根に這い上がった。中尾の尾根を下る予定だったが、登った尾根はイブキ嵓のときに下った尾根と違う印象である。これはまだ中尾の尾根ではないとふんでさらに尾根を登っていくと、明瞭な道のある尾根に出た。これが中尾の尾根である。あとはリボンを追いかけながらひたすら尾根を下り、湯ノ又の駐車地に無事帰ってきて終了となった。

<コースタイム>

7:20 湯ノ又 ~ 9:15 三ツ嵓谷出合 ~ 16:00 テン場

7:00 テン場 ~ 8:30 40m滝下 ~ 9:20 60m滝下 ~ 10:30 60m滝上 ~ 11:40 中尾尾根 ~ 14:30 湯ノ又

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2016年10月8日~10日 北アルプス・槍ヶ岳・中崎尾根・奥丸山

2016-11-23 09:25:28 | 

行った人:カオリ、僕

<1日目>曇りのち雨

夜通し走って早朝に新穂高に到着。登山口近くの無料駐車場が空いていてラッキーだった。トイレはあるが水はないので途中の道の駅で水を汲んでおいて正解だった。ロープウェイの駅を左に見送り、右俣林道に入る。

林道が大きくカーブする手前で山道に入るが、藪が濃い歩きにくい道だった。穂高平小屋の裏に出てきたので一休みした。小屋は営業していないようだった。それからしばらく歩くと右手に牧場のようなところがあって、よくみると本当に牛がのんびりと昼寝をしているのが見えた。

それからまた林道をひたすら歩く。とにかく林道が長い。。白出沢出合で一休みしてから沢を渡り、山道に入る。沢沿いの道を歩いて滝谷の避難小屋に到着。ここでも一休みする。小屋の中は暗くて冷え冷えとした雰囲気。かすかに眩暈を覚えたのが不思議だった。

それから何度か沢を渡り、いつの間にか本降りとなった雨の中槍平小屋に到着。受付で声をかけると、すぐにカッパや濡れたものを干すところを教えてくれて、落ち着いてから受付をしたらいいと言ってくれるのが親切だ。荷物を部屋の前に置いてからロビーに戻って昼食を済ませる。そのあとは談話室にあった漫画などを読んで過ごした。

<2日目>雨のち晴れ

朝食は自炊で済ませて早めに出発。歩き始めてしばらくすると雨は止んだ。次の日に歩く予定の中崎尾根の様子をうかがいながら歩いた。飛騨乗越を過ぎると急に風が強くなって体がよろめきそうになる。槍ヶ岳山荘に到着し、カフェで一休み。雑記帳があったので僕も少しだけ書いてみたが、カオリがそれを読んで「なんで8月16日なん?」と訊くので、もういちど雑記帳を見ると確かに日付を8月16日と書いていた。はて?月も日も間違えるのも妙だなと思いつつ笑いながら日付を修正。このあとはベンチに荷物を置いて槍ヶ岳山頂を往復した。山頂を踏んだのはこれで何度目だろう。今回は割とすいていて上り下りで待たされることはなかった。

この日の泊りはヒュッテ大槍。東鎌尾根から行くルートと、やや遠回りの殺生ヒュッテ経由のルートがあるが、東鎌尾根ルートもカオリが心配しているほど怖そうに見えなかったのでこの日はこのルートを歩いた。ただところどころガレたトラバースがあって少し緊張する。1時間弱でヒュッテ大槍に到着。中は明るい雰囲気である。荷物を置いて昼食を済ませ、午後の残りの時間は本を読んで過ごした。夕食は鶏肉と鮭のマリネ。ワイン付き。しかもパスタが食べ放題だった。夕食後は早めに寝るが、なぜかなかなか寝付けなかった。

 <3日目>晴れ

この日の朝食も暗いうちに自炊で済ませる。小屋の前で日の出を拝んでから出発。

まずは槍ヶ岳に戻るが、この日は殺生ヒュッテ経由で歩いた。槍ヶ岳山荘でトイレを借りてから西鎌尾根を降りる。

千丈乗越から槍平方面に降り、途中で中崎尾根に入った。さすがにこのルートは人が少ないが、道はしっかりしていた。

槍平に降りる分岐点で、奥丸山に登るかカオリに訊いてみたが、あんまりその気はなさそう。だがせっかくなのでやはり登ることにした。片道20分ほどの距離を登って頂上を踏む。奥丸山に登るのはこれで3度目である。カオリは登りに嫌気がさしたのか、やっぱりやめとけばよかったと文句をいいつつ登ってきた。

この後は急な下りを慎重に降りて槍平に到着。小屋は前の晩が今年最後の営業で、もう撤収にかかっていた。また沢沿いの道を歩いて滝谷で休んでいると、軽装の外国人カップルが登ってきた。この時間からどこまで行くのだろうか。。

最後にまたうんざりするような林道歩きをして新穂高に帰着。平湯の森で汗を流し、その近くのあんき屋というレストランで鉄板焼きを食べた。これが値段も高くなく美味しかった。

<コースタイム>

8:00 新穂高駐車場 ~ 9:25 穂高平小屋 ~ 11:55 滝谷 ~ 13:20 槍平小屋

7:40 槍平小屋 ~ 11:05 飛騨乗越 ~ 11:20 槍ヶ岳山荘 ~ 14:05 ヒュッテ大槍

6:10 ヒュッテ大槍 ~ 7:20 槍ヶ岳山荘 ~ 8:15 千丈乗越 ~ 8:35 中崎尾根分岐 ~ 10:30 奥丸山 ~ 11:55 槍平小屋 ~ 15:50 新穂高駐車場

<後日談>

カオリが調べてわかったのだが、槍ヶ岳山荘のカフェの雑記帳に僕が無意識に書いた8月16日というのは、一昨年増水した滝谷を渡渉しようとして3人の人が流されて亡くなった事故があった日だった。僕は霊感など信じないのだが、さすがにこれを聞いたときは驚いた。

合掌

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