nekoyan日記

雑記帳・スケッチブック・メモ

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9月22日N~25日 北アルプス・白馬岳・清水尾根・祖母谷温泉(その1)

2011-09-29 22:22:09 | 

急行きたぐには混んでいた。足を伸ばせないまま夜が明ける。大雨の影響で徐行運転したために30分以上遅れて糸魚川に到着。大糸線は運休していて代りに代行バスが南小谷まで出るとのアナウンス。急に降り出した土砂降りの雨の中、駅の出口からバスまで走って乗り込む。バスの中でカオリはザックを背負ったままシートに座りそのまま眠りこけていた。南小谷からは列車が連絡していて、乗り継いだらすぐに発車。電車の中でもカオリは眠っていた。白馬に到着するころには天気は持ち直していた。カオリが駅前のそば屋で朝食を摂る間に僕は着替えたりトイレを済ましたりする。バスが出るまでに40分くらい時間が空いたので結局はタクシーに乗って猿倉へ向かう。

猿倉に着いて、入山届を提出。登山指導員の方が注意点をいろいろ説明してくれた。白馬から清水尾根に向かう人はやはり少ないらしい。道が荒れているかもしれないので気をつけるように言われた。準備をして出発。まずは車も通れる道をひたすら歩く。これがけっこう長くてだるい。林道終点みたいなところからやっと登山道らしくなる。カオリはめずらしく無口に歩いている。白馬尻の小屋で一休み。

カオリは朝からずっと眠たくて仕方がないらしい。小屋で持ってくるのを忘れたカメラのSDカードを購入。2000円也。カオリは眠気覚ましにジュースを買っていた。そのうち犬をつれた軽装のカップルが上がってきた。そのまま登るのかと思ったが、しばらくして引き返していった。小屋を出発してしばらくすると雪渓が見えてくる。季節が遅いので以前来た時とは比べ物にならないくらい雪渓が後退していた。道は雪渓の脇のガレ場に伸びているのだが、足元が崩れやすくて歩きにくい。

 

雪渓があればその上を歩いたほうがよほど快適だろう。道の脇には「クレパス注」の文字。

それを言うなら「クレバス」だろうと思いながら黙々と歩く。かなり上まで歩いてようやく雪渓を歩くところが出てきた。ここで軽アイゼンを装着。僕のは4本爪のベルトで付けるタイプ。久しぶりなので付けるのに手間取る。カオリは6本爪の簡単に装着できるアイゼンだった。雪渓の上には落石がたくさん落ちていてこんなのが転がってきたらいやだなと思った。

クレバスが口を開いているところが2か所あって、その深さに驚く。

雪渓の上を歩くのはほんの200Mほど。この後アイゼンを付けるところは出てこなかった。アイゼンをはずしまたガレ場のようなところを歩いていく。そのうち雨が降り出したのでカッパを着込む。振り返ると下のほうは晴れているようで、空に虹がかかっていた。

だんだん気温が下がってきて雨はやがてみぞれに変わり、最後は雪になっていた。雪渓を見送りひたすら登る。避難小屋に着き、中で休憩。狭くて二人入るともう一杯といった感じの小屋だ。お昼前だったのでついでに昼食を取る。お湯を沸かしてラーメンを作り、カオリと食べた。休憩後外に出てみると雪は止んでいた。霧の中また登り始める。ハイマツや草の上にはうっすら雪が積もっている。

 

やがて前方に建物が見えてくる。

村営の頂上小屋だ。その向こうには白馬山荘。カオリにどっちに泊たいか訊いてみると、「ケーキセットのあるほう」というのでまずは村営の小屋を覗いてみる。レストランのメニューには「アイスクレープ」と「アイスクリーム」はあるが、ケーキセットはなかった。ここは以前に泊まったことがあり、食事はけっこうおいしかった記憶があるが、今回は見送ることにした。白馬山荘に向かうときに、山頂から降りてきた何人かの登山者とすれ違った。みんな髪の毛やザックに氷がガチガチに付いていてびっくり。かなり寒いみたいだ。白馬山荘について受付を済ませて部屋に入った。着替えをしてさっそくレストランに行ってみる。カオリは念願のケーキセットを注文。ケーキはザッハトルテを選んでいた。僕は肉じゃがとビールを注文。小屋に着いて最初の一杯。至福のひとときである。ビールのあとは日本酒も飲んだ。

部屋に帰ってしばらくすると夕食のアナウンス。食堂に向かう。メニューはとんかつだった。食事はやはり村営のほうがいいような気がする。部屋に帰ってすぐに寝る。寒いのでダウンを着こんだ。

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9月19日 奥美濃・板取川・川浦谷・キャンプ場~海ノ溝谷出合まで

2011-09-20 17:27:35 | 

一緒に行った人:SNさん、tkd氏、ONSさん

道の駅ラステンほらどで前夜泊。tkd氏は一時期痩せていたはずなのだが、しばらく見ないうちにまた以前の体型に逆戻りしていた。僕は眠たかったのでビール1本飲んですぐにベンチで就寝。他の方々はそれからまだ話し込んでいた。

朝は道の駅の朝市へ商品を運びこむ軽ワゴン車の音で目が覚める。怒られるかと思ったのだが、起こしてすみませんと言われた。二度寝したあと6時頃に起きて朝食を取る。tkd氏は沢靴を忘れてきたのでフィンを履いて沢に入るという。泳ぐときはいいが、岩に登るのはどうるするのだというと歩けるから大丈夫という。結局ONSさんがスニーカーを貸してくれてそれで行くことになった。トイレを済ませ、道の駅から川浦渓谷に移動。橋の上から白く泡立つ川浦谷の激流を覗き込んで一同言葉を失う。。。

すごい。すごすぎる。これは遡行どころか下降もヤバい。。ONSさんの話では海ノ溝はもっと厳しいらしい。かなり戦意喪失しながらそれでもウェットスーツに着替えて準備する。まずは遊歩道を歩いて海ノ溝出合の様子を見に行く。最初の滝。うーん相当の水圧があって直登は難しそう。とりあえず足ならしに川浦谷下流のキャンプ場のところから沢に入って出合まで行くことに決定し、道路を引き返した。道路脇の踏み跡を降りて行くとキャンプ場が対岸に見える河原に降りることができた。

対岸では釣り師が何人か糸を垂れているので邪魔をしないように河原を歩いて淵のところから沢に入った。いきなりの泳ぎ。結構水圧があって泳ぎだけで前進するのは厳しいので左岸沿いに壁に掴まりながら進む。やがてバンド状の川岸に上がってヘツリで歩いていくが、滑りやすくて緊張する。

 

このあともヘツリ中心で歩いていく。厳しいところはONSさんがトップでロープを渡してくれた。やがてヘツリもできないところが出てきて高巻きを余儀なくされる。藪こぎをしながらかなり高くまで上がると道路が近くに見えてくるのでいったん道路に上がろうかとも思ったが、それも興ざめなのでそのまま藪こぎをして降りれそうなところから懸垂下降で降りた。

またヘツリ中心で前進すると、橋が見えてきてギャラリーがこちらを見下ろしている。

水流が激しくなってくるので徒渉して今度は右岸から高巻き。懸垂下降で降りる。降りたところは海ノ溝谷との出合。

ロープはそのままにしておいて川浦谷の上流をONSさんが偵察。しばらくして戻ってきてみんな来て見ろというので行ってみる。それは白濁した水流と不気味な洞穴の異様な光景だった。

今回の水量では直登など到底無理だろう。出合に戻り、海ノ溝谷の偵察ということで泳ぎの得意なtkd氏の出番である。ロープを着け、ライジャケも脱いだ身軽な格好で勢いよく飛び込んで複雑な水流を一気に突っ切ってあっというまに対岸へ渡ってしまった。

さすが!あとはロープを伝ってSNさんと僕も渡って海ノ溝の様子を見に行く。

最初の滝はネットの写真では水流の中に岩が見えているはずなのだが、今回は全く見えず1本の水流となって流れている。下降も厳しそうな雰囲気。時間も押しているので今回はここで打ち止めとして、小雨の降る中後片付け。登り返しをしなくても降渓で橋のところまでいけるだろうということで、ロープを回収。流れに身を任せて下るのが気持ちよかった。橋の下から道路に登る時に雨が本降りとなっていた。

東屋で昼食を取り、車に戻る。着替えていると晴れてきた。帰りに板取川温泉に寄る。広くて気持ちがよかった。

 

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酒井抱一

2011-09-18 17:12:12 | アート

朝、NHK教育テレビの『日曜美術館』で酒井抱一の特集をやっていた。そして姫路で今展覧会をやっているというのでこれは見に行かねばと思いさっそく姫路に出かける。美術館に着くと、お目当ての「夏秋草図屏風」は9月21日からの展示と掲示していてがっかり。これは尾形光琳の「風神雷神図屏風」の裏側に、酒井抱一が雷神に雨打たれる夏草と、風神の荒風に吹き流される秋草を描いたものなのだ。これが見れなくて残念ではあったが、秋風に驚いて草藪から飛び出す野兎の襖絵はよかった。

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9月11日 三方五湖

2011-09-14 22:03:56 | Weblog

うつろ谷沢登りの帰り、きららの湯で温泉に浸かったあとも時間があったので三方五湖に行ってみる。遊覧船もあるのだが、今回はレインボーラインという観光道路を走ってみた。途中にところどころ駐車場があるので停まって写真撮影。上のほうには売店などがある駐車場があり、山頂にはそこからリフトかケーブルカーで行くらしい。そこでまたお金を取られるのもいやだったので山頂には行かず、売店でコロッケを食べた。日陰で風が吹くとすずしいのだが、日なたにでるとやっぱり暑かった。もう少し遅い時間なら、海に沈む夕日が見れたかもしれない。

帰りは湖西道路が混むので367号線を経由した。途中、小さな食堂で夕食をとる。漬物の試食コーナーがあったのでカオリがミョウガの漬物をとってきてくれた。けっこううまい。鯖街道沿いの店なので僕は塩鯖定食を食べた。カオリはなぜかカレーうどん定食だった。

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9月9日N~11日 若狭・耳川・うつろ谷

2011-09-14 21:43:27 | 

 

<前夜>

23時にカオリを拾い、24号線を北上して京都方面に向かう。五条からいったん1号線に入り、湖西道路で湖北へ。その後303号線に入り、道の駅若狭熊川宿で泊まる。エンジンをかけたままの車が多くてうるさいので道路を隔てた空き地に停めて寝た。

 

<1日目>

翌日303号線から27号線に入り、美浜から耳川沿いの道を南下する。新庄、松屋の集落を過ぎて、折戸谷沿いの林道に入る。うつろ谷出合にある駐車スペースに停める。着替えていると車が2台上がってきて、明らかに沢登りの準備を始めた。うつろ谷はけっこう人気があるようだ。このパーティが出発したあとに僕らは出発した。

うつろ谷出合は工事中で、ショベルカーが動き回っていた。それを避けるように最初から沢に入ったが、倒木がたくさんあって鬱陶しいので結局作業道に上がってショベルカーの脇を通りまた沢に入った。

途中、スズメバチが4,5匹地面にかたまって唸っていた。カオリは怖がってかなり遠回りで迂回。堰堤を二つ越してやっと沢登りらしくなってくる。

最初の10Mの滝。

左側を直登できるらしいが、カオリにはちょっと厳しそうなので右岸から巻くことにした。最初は滝のすぐ手前の壁を登ろうとしたが、足をかけた岩がごろごろ崩れ落ちてしまうので不安になり、もう少し手前のリッジから登る。途中小さな蛇が邪魔をするので小枝で追い払った。立木で支点をとってカオリを引き揚げる。このあとは藪こぎをしながら小さな尾根伝いに進むが、なかなか谷へ下りられない。左側にも谷があり、ずっと先まで続いている。尾根はやがて切れて前に2番目の滝が現れる。

左側の谷も結局この滝の前まで続いており、この谷伝いに行ったほうが歩きやすかった。小休止のあと、2番目の滝を、右岸の枝谷から越えて巻いた。この後は連瀑帯となり、しかも直登できる滝が多い。15M滝は水流の右端を登るが、カオリはもっと右側の草付きに近いところを登る。

 

が、途中で行き詰まり、上からロープで確保した。トイ状の多段滝は快適に直登。

 

2段10M滝を越えると2条滝。

簡単に直登し、次の滝は右側から登る。

このあともどんどん滝が出てくる。少し明るいところに出てきて8M滝。

 

これは右側の滝の右に残置のスリングがあるのでこれをつかんで登ろうとしたがちょっと怖かったのでやめて右岸から高巻いた。この後はナメ床が多くなり、二俣を左側に進んでしばらく行ったところにちょうどいいテン場を見つけて幕営した。

この日の夕食はクリームシチュー。他にジャガイモやニンニクを丸焼きにして食べたり、カオリが持ってきた牡蠣の缶詰を食べたりしながら酒を飲む。日が落ちると月が上がってきれいだった。そういえば中秋の名月が近い。夜は湿気た線香花火をして楽しんだ。

<2日目>

朝は水滴がツェルトを叩く音で目が覚める。雨か?風が吹くたびにバラバラと水滴が落ちてくる。外に出てみると霧が立ち込めて弱い雨が降っていた。焚火を起こしなおして残ったご飯とシチューで朝食を作る。そのうちにカオリもごそごそ起きだしてきた。黒部で好評だったプリンをまた作ったが、水が多すぎたみたいで少し水っぽかった。のんびりと過ごして9時前に出発。テン場の目の前にあった二俣を右側に進み、とにかく東に向かって登る。水はもうずいぶんと少なくなり、ナメ床をかろうじて濡らす程度。

ときどき小さな滝が出てくるが、どれも直登。やがて谷の形も不明確になり、樹林帯に入る。

どんどん東に向かって行くと、地形が平になってきてどうやら稜線に出たようだ。予定では明王ノ禿と赤坂山の真ん中に出てくるはずなのだが、肝心の登山道が見当たらない。そのうちまた下り始めてしまうので首をひねりながら引き返す。県境を示す赤い杭の残骸や黄色いテープの切れはしが落ちているところを見ると稜線にいることは間違いないのだが、登山道がないのはどうしたことか?とりあえず明王ノ禿に行くのはやめて赤坂山目指して南に進んでみるが、ひどい藪こぎの上、肝心の赤坂山が前方に見えない。それどころか下り坂になってきたのでおかしいと思ってまた引き返した。地形図をよくよく見て、現在地点は明王ノ禿よりも北側、地形図の814M地点の北側のコルに違いないと見当をつけて東の斜面を下ってみると案の定目指す登山道が見つかりほっとする。登山者がいたので道を尋ねてみると明王ノ禿も赤坂山もどちらもやはり右手にあるという。登山道を15分ほどたどって明王ノ禿に到着。

なるほど木が生えておらず、どこか北アルプスを思わせる風景である。残念ながら霧がかかって景色はほとんど見えず。小休止してから出発。赤坂山に向かう途中で少し霧が晴れてやっと琵琶湖が見えた。

赤坂山を過ぎて粟柄越を降りる。だんだん天気が回復してきて、駐車場に着くころにはピーカンになっていた。カオリにまたクモリ男だと言われた。

 

コースタイム:

<1日目>

10:15 駐車地 ~ 14:45 標高640付近のテン場

<2日目>

8:45 テン場 ~ 10:15 登山道 ~ 10:30 明王ノ禿 ~ 11:05 赤坂山 ~ 11:15 粟柄越 ~ 12:10 駐車地

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『朱花(はねづ)の月』

2011-09-04 22:48:28 | 映画

河瀬直美監督は奈良を舞台にした映画を撮ることで知られる。これはその最新作。大和三山を人に見立てて一人の女を奪い合う二人の男を歌った万葉集の歌。そんなことが神代の昔からあるのだから、この世の中でも女を奪い合うのだ、という歌の主題が、戦中・戦後、そして現代にあたかも変奏曲のように繰り返される。演出はやや難解ではあるが、ドキュメンタリーを見るような独特のカメラワークと平凡とも思える日常的なセリフが非常にリアルな印象を与える。

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台風一過

2011-09-04 22:37:11 | Weblog

初めてカオリのお父さんに会った。温和な方だった。そして、死んだ僕の父にどことなく雰囲気が似ていた。帰り道、今日のことを心の中で父に報告した。生きていればどんな顔をしたことだろう。それを思うとなんだか泣けてきた。

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8月26日N~28日 飛騨・尾上郷川・カラスノ谷(その2)

2011-09-03 13:28:05 | 

翌朝は5時に起床。モンモンさんが前夜の残りでドリア風の朝食を作ってくれた。6時半に出発。まずは10Mほどの滝。

これは右岸から巻いて上がるが、草つきがいやらしいのでロープを出す。その奥にも滝があって、沢に降りてもまた高巻きになりそうだったのでそのまま高巻きを続けることに。

しかしこれが難行苦行だった。草つきのあとは藪になるのだが、木がすべて横向きに密生しているのでなかなか前に進めない。高巻きは絶壁の上までのぼらなければならず、標高差150Mくらいをひたすら藪こぎで進んだ。

やがて細い尾根に乗り、やっぱり藪こぎで進み、奥の滝を越したと思われるところから沢に降りる。降りるのは小さな沢を伝って降りられたので、拍子抜けするほど簡単だった。結局この高巻きに2時間を費やした。

このあとはゴーロ帯となり、ぐんぐん高度を上げていく。

水が切れて源流域の雰囲気になる。谷がいくつも枝分かれしてくるのだが、とにかく真北に向かって進んでいった。やがて谷もなくなりスラブのような地形になってきてこれが大平壁か。

これは斜めに走る草つきのクラックが比較的歩きやすいが、それでも高度感があって緊張する。最後は別山頂上から30Mくらい下の左肩の登山道に飛び出して一安心。5分ほど歩いて頂上に到着した。

頂上で昼食をとっていると登山客が次々に登ってくる。昼食後、登山道で下山開始。三ノ峰手前で広い草原があって景色がきれいだった。

三ノ峰の小屋で少し休憩。小屋を後にして振り返ると別山とその下の大平壁が見えた。

ここから見るとものすごい絶壁に見える。快適な登山道をひたすら歩く。

途中、広くてなだらかな草原があって、スキーで滑ったらさぞかし気持ちがいいだろう。

登山道を歩くときにやたらと屁が出てまいった。モンモンさんは「活発ですね。」と笑っていたが、内心呆れていたに違いない。16時前に無事駐車場に帰着。帰りは満天の湯で汗を流す。

コースタイム:
<1日目>
6:30 石徹白登山口 ~ 8:00 神鳩ノ宮避難小屋 ~ 11:38 別山谷 ~ 12:55 カラスノ谷出合 ~ 16:30 テン場(最後から2番目の大滝の手前)
<2日目>
6:30 テン場 ~ 8:45 最後の大滝落ち口 ~ 10:55 別山山頂 ~ 12:30 三ノ峰避難小屋 ~ 14:40 神鳩ノ宮避難小屋 ~ 15:45 石徹白登山口

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8月26日N~28日 飛騨・尾上郷川・カラスノ谷(その1)

2011-09-02 23:57:05 | 

 

行った人:モンモン、僕

前夜、宝塚のモンモンさんを迎えに行くと、モンモンさんがきれいな奥さんを紹介してくれた。奥さんに見送られながら出発。中国道→名神→東海北陸道というルートを通り、白鳥ICで降りる。R158を長良川沿いに北上し、途中で石徹白方面への道に入る。ウィングヒルズ白鳥の前を通って、イトシロシャーロットタウン(僕はてっきり新興分譲地だと思った)からひたすら北上して登山口前の駐車場で泊。星空がきれいで天の川がはっきり見えた。

翌朝は5時半に起床。けっこう肌寒いのでいつもの沢装束の上にカッパを着る。6時半きっかりに出発。まずは420段の石の階段を喘ぎながら登る。登り切ったところには石徹白の大杉が鎮座している。

樹齢1800年。立派な大木だ。この後も急登が続く。すぐに暑くなってきてカッパを脱いだ。登山口から2時間ほどでようやく神鳩ノ宮避難小屋に到着。

明るくきれいな小屋だ。地形図ではここから道が二俣に分かれており、右側のほうが谷に降りるときに傾斜がゆるそうだったので右の方に降りる道をたどった。ところが水場ですぐに行き止まりになり、どうやらこれは水場に降りるためだけの道だったようだ。小屋まで引き返して結局左側の道を行く。今度は下降地点がよく分からず、行きすぎたように思えたのでまた引き返し、適当なところから藪を漕いで下降を開始する。しかしだんだん南向きになってきて別の谷に降りてしまいそうになったので、向きを変えて尾根を一つ越えていった。この間ずっと苦しい藪こぎの連続である。小さな流れが出てきたのでこれをたどって降りていくことに。流れはだんだん太くなってきてやがて本格的な沢下りになってくる。谷は暗く、木が邪魔をすることがあってあまり気持ちよくなかった。モンモンさんは地図をなくしたことに気づいてへこんでいた。藪こぎをしたときに落としたらしい。僕の地図を貸すと、デジカメで写真を取っていた。拡大するとけっこう細かいところまで見えるのだ。やがて大きな滝が出てきて右側から懸垂下降で降りる。

この先には通過不能の滝があるので、しばらく歩いてから右側の尾根へ上がり、一つ南側の沢へ下りた。くねくね曲がる川筋を降りてようやく別山谷に到着。昼食をとる。

モンモンさんは僕の歩くのが遅いのを気にして、ロープを持ってくれた。結構しんどそうに見えたらしい。別山谷は広い河原をときどき徒渉しながら歩く。1時間もしないうちにカラスノ谷出合に到着。カラスノ谷に入ると俄然滝が多くなる。最初はナメ滝や小さな岩間滝。どれも快適に登れる。この谷は、礫岩というのだろうか、たくさんの丸石をセメントで固めたような岩が多い。

ときどき雨がぱらつくが、本降りにはならない。滝はだんだん大きくなってきて、高巻きすることも多くなってくる。しかし藪こぎを強いられることが多く、どこもつらい。淵も出てきて左からへつって行こうとするが厳しそうなのでロープを出してモンモンさんがリードする。が、ハーケンがすっぽ抜けて遭えなく淵にドボン。

結局流れを少し泳いで奥の滝を登った。登った後で見ると、ここは左岸から簡単にへつれたようだ。この後も大きな滝たどんどん出てくる。懸垂下降するときは、捨て縄が欠かせない。木が皆横向きなので、そのままロープをかけると体重を掛けたときに滑るのだ。

  

そろそろテン場を探したいのだが、なかなかいい場所が見つからない。結局大きな滝の手前の右岸台地に平な場所を見つけてテン場とした。が、ここは草の生い茂る場所で虫が多くて大変だった。薪もあまり集められず、小さな焚火で我慢。モンモンさんが夕飯を作ってくれたが、僕は寒さでしばらくは食べられなかった。焚火で服を乾いてくるとようやく食欲が出てきた。この晩は遠くで稲光はしていたが、満点の星空。8時過ぎに寝た。

 

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