nekoyan日記

雑記帳・スケッチブック・メモ

2017年7月15日~17日 北アルプス・蓮華温泉~風吹大池~白馬大池~小蓮華山

2017-07-17 23:59:59 | 

行った人:カオリ、僕

仕事を定時でなんとか終わらせて急いで帰宅し、夕食と入浴を済ませて出発。今回は列車である。いつものようにJRは遅れて、京都駅に着いたときには夜行バス出発まであと15分しか残っていなかった。コンビニで買い物をするのはあきらめてすぐにバス乗り場へ向かう。ちょうどバス停の前にドラッグストアがあったが、本当にドラッグ(=薬)しか置いていない店だったので結局自販機で飲み物を買っただけでバスに乗り込んだ。買い物はトイレ休憩のサービスエリアのコンビニで済ませ、早朝直江津に到着。列車に乗り換えて糸魚川で降りた。朝食を食べたときに出たゴミを捨てたかったが、ホームにも駅周辺にもゴミ箱は一つもなく、結局このゴミを下山するまで持ち運ぶことになる。蓮華温泉行きのバスに乗り込んでしばしうたた寝。蓮華温泉に到着すると、まずロッジに荷物を置かせてもらい、軽いザックで風吹大池に向かって歩き始めた。まずはバスが通ってきた舗装道路を引き返す形で歩き、風吹大池入口バス停の登山口から登山道に入った。下草が生えていてズボンのすそを濡らしそうなのでここでスパッツを装着。しばらくは登りでしんどかった。

笹目尾根に入ると少し楽になる。そこここに大きな葉っぱの草が生えており、最初はザゼンソウか何かだと思っていたら、花が咲いているのがあってミズバショウだとわかった。

他にもいろんな花が咲いている。木道が出てくると、あたりは一面の花畑となる。白い花の群生はイワイチョウというらしい。

やがて大きな池が見えてきてそれが風吹大池だった。まずは風吹山荘に行ってベンチを借りて昼食をとる。

ザックを開けるとなぜか水浸しである。どうやらプラティパスから水が漏れ出しているらしい。とりあえず残った水でラーメンを作り、プラティパスはオシャカにした。昼食後は風吹大池周遊コースを歩く。霧が出てきて神秘的な雰囲気である。

小藪池、血の池、神の田圃にも足を延ばした。血の池には何かの卵が水草に産み付けられていた。

神の田圃は池塘が点在する湿原であるが、本当に田圃のように見える景色のいい場所だった。

帰りもお花畑を通って蓮華温泉に戻った。荷物を置いてまずはビールを一杯。そのあと露天風呂に入りに行く。まずは黄金湯。しめしめ、誰も入っていない。入るとけっこう熱めの湯である。

服を着ていると男女のグループが山道を降りてきた。なんでも女子だけで入りたいとのことなので、カオリを残して僕はさっさと山道を登った。登ったところには仙気の湯があって、男性が沢山入っていた。付近は盛んにガスを噴き出す噴気孔がたくさんあって野趣のある雰囲気である。

僕も入れてもらってのんびりしているとカオリが登ってきた。カオリは仙気の湯に入るのはあきらめてさらに上の薬師の湯へと向かう。薬師の湯は緑色の湯で景色もよかった。最後に三国一の湯に入る。ここはほぼ真水の水温で夏以外は寒いかもしれない。

ロッジに帰って夕食を取った後カオリがどうしても仙気の湯に入りたいというのでまた露天風呂へ向かう。今度は誰もいないのでカオリも入ることができた。夕暮れの景色を見ながらの露天風呂は気持ちがよかった。

翌日は曇り空。朝食後、ロッジに別れを告げて歩き始める。

まずは白馬大池を目指す。樹林帯を歩いているとパラパラと雨が降り出した。カッパを着込んだが、その後は雨が止んだり降ったりの繰り返し。だが白馬大池についたときには土砂降りの雨となる。かなりモチベーションが下がったが、そのうちに止むかもしれないと期待して白馬岳へと向かう。三国峠を過ぎたあたりで急に風が強くなり、ときどき耐風姿勢で立ち止まることがしばしばの状態になる。このまま進んで白馬岳の稜線に登れるのか、カオリが不安だというので今回はここで引き返すことにした。帰り道、小蓮華付近でライチョウの群れに遭遇。

白馬大池に着いて、予約していた白馬頂上宿舎にキャンセルの連絡をしようと思ったが、まず携帯の電波が通じない。ここはauしか使えないらしい。公衆電話はあるが、非通知着信となるので、応答してくれないという。小屋の受付の人が見かねて衛星電話を貸してくれたのだが、今度は電話番号がわからない。予約はインターネットでしたので履歴が残っていないのだ。山と高原地図に載っている電話番号は古くてかけても現在使われていないといわれてしまう。なんとか小屋の人が調べてくれてやっとかけることができてほっとする。ここの夕食はカレーライスだった。お代わりして満腹となる。

最終日は下山のみ。白馬大池沿いの登山道を歩いていると、水に浸かったテントを引っ張っている人達の姿があった。カオリが洗っているのですかと訊くと、なんと前日に風で飛ばされたらしい。うまい具合に風で岸まで吹き寄せられたのでなんとか引き上げようとしているとのことだった。

 

岩だらけの登山道を上がっていくと広い場所に出てきて大きなケルンが立っている。そこが白馬乗鞍岳の山頂である。

 

そこを過ぎてしばらく進むと下り坂となって、残雪が出てくる。大きな雪渓の手前でアイゼンを付けたが、そのあとまたすぐに外した。

何度か雪渓をトラバースして降りていくと木道が現れ、周辺はきれいな花が咲いていた。しばらく休憩してから樹林帯を歩いて栂池に向かった。

栂池に到着すると靴を洗うところがあったので泥を落として近くのカフェでビールを1杯飲んだ。ロープウェイ乗り場からやってくる人たちを眺めていると、みんな手に鉱山植物一覧のような印刷物をもっている。どこで配っているのかなと思っていたが、ロープウェイ乗り場に行ってみると200円で売っていたのだった。ロープウェイでふもとまで降りて栂の湯に入り、バスを待つ間近くの食堂で昼食をとる。もうちょっと時間に余裕があればジンギスカン鍋を食べたかったが、牛丼で我慢した。バスで白馬駅まで乗り、特急と新幹線で帰宅。連休最終日だったが座席は確保できた。

<コースタイム>

1日目:8:20 蓮華温泉 ~ 8:50 風吹大池入口バス停 ~ 11:35 風吹山荘 ~ 12:50 神の田圃 ~ 15:46 蓮華温泉

2日目:7:00 蓮華温泉 ~ 白馬大池 ~ 小蓮華岳 ~ 三国境 ~ 16:00 白馬大池

3日目:6:00 白馬大池 ~ 7:20 白馬乗鞍岳 ~ 8:45 天狗原 ~ 10:20 栂池

コメント

2017年7月9日 台高・ミネコシ谷下降・堂倉谷奥の右俣遡行

2017-07-09 23:59:59 | 

行った人:ikkoさん、Y中さん、S藤さん、A立さん、N村さん、僕

蜻蛉公園で前夜泊し、早朝に出発。6時半に大台ヶ原駐車場に到着。7時に歩き始めた。日出ヶ岳頂上で景色を眺めてから大杉谷方面に向けて登山道を降りる。

シャクナゲ平から登山道を離れて谷へ降りていく。

最初は倒木があって歩きにくいが、やがて大きな滝が現れる。

 

慎重に巻きながら降りる。懸垂2回。そのあとも滝が出てくるが、問題なく巻いて降りた。

 

10時40分に堂倉谷との出合に出る。明るい沢をしばらく歩くと堂倉谷から離れて右俣に入る。そこからしばらくしてまた二俣となり、奥の右俣に入る。大釜をもった6M滝、そのあとの8M滝は巻いて登る。

 

そして40Mの大滝が現れる。

ここは右岸のルンゼから登るが、ルンゼの右側の壁が登れそうなので一人で登ってみる。他のメンバーはルンゼを高巻いてトラバースするつもりらしい。僕は落ち口に降りれそうなルートを見つけたのでN村さんに伝えると、ロープを伝って登ってきた。問題なく核心部をクリア。この後は難所はなくナメ滝やゴーロ帯が続く。

最後は三俣がでてきてどこに進むか議論したが、どれを選んでも大差はなかっただろう。上部はザレザレのようだったので途中で尾根に逃げて詰めあがったら登山道に出た。降り出した雨に打たれながら駐車場まで歩いた。

<コースタイム>

7:00 大台ヶ原駐車場 ~ 7:30 日出ヶ岳 ~ 8:00 シャクナゲ平 ~ 10:40 堂倉谷出合 ~ 13:20 40M大滝落ち口 ~ 15:20 登山道 ~ 16:00 駐車場


コメント (3)

2017年6月18日 比良・ヘク谷

2017-06-18 23:59:59 | 

行った人:カオリ、僕

早朝自宅を発って一路比良へ。ヘク谷出合の駐車地には先行者の車があり、着替えているとさらにもう一台車がやってくる。けっこう人気の谷なのか。着替えて安曇川本流を渡渉してヘク谷に入る。

まずはゴーロ帯を右へ左へ登っていく。カオリも果敢に水流を浴びて登っている。

 

5Mほどの滝では僕がリードして登る。カオリも登ってこれるかちょっと心配だったが、なんとか登ってきた。

ある場所では白い花が一面に落ちていてきれいだった。

大きな滝がでてきて左岸のルンゼから登るが、落ち口にトラバースするところでカオリが怖がるのでロープを出した。

 

やがて水も少なくなり源流に近くなってくる。カオリが熊棚を見つけて近くで観察。

時間が押してきたので途中で尾根に上がるつもりで切り上げたが、行き過ぎて結局小女郎ヶ池まで歩いた。前回来た時は観光客でいっぱいだったが、今回は僕ら以外に誰もおらずのんびりと過ごすことができた。帰り間際には鹿の親子まで出てきた。鹿に見送られながら下山。てんくう温泉で汗を流して帰った。

 

 <コースタイム>

8:30 ヘク谷出合 ~ 15:30 小女郎ヶ池 ~ 17:30 駐車地

コメント

2017年6月4日 台高・宮川・父ヶ谷

2017-06-04 23:59:59 | 

行った人:ダニーさん、N村さん、S藤さん、源蔵さん、K村さん、T島さん、僕

この谷は2回目。前回は2年前だった。遠方なので先に休んでおいてもらうようにダニーさんに連絡して道を急いだが、前夜泊地のカラスキ谷に到着してみるとまだ誰も来ていなかった。車で寝ながらしばらく待っているとダニーさんたちが到着。さっそく東屋で宴会が始まる。ほどほどに飲んで就寝。翌朝宮川方面に向けて出発し、新大杉橋を渡ったところで駐車。この先は道がかなり荒れているのでしっかりした車でないとパンクの恐れがあるのだった。ここから林道を歩いて入渓ポイントを探すが、前回は標識があったはずが今回は見当たらなかった。N村さんが踏み跡をみつけてそれをたどるとガガ谷出合に降り立つことができた。今回はダムのバックウォーターは後退していて問題なく父ヶ谷に入ることができた。最初は涸れ谷を歩き、やがて水が出てきてゴーロ帯となる。泳いだりへつったりしながら進み、鎌滝は右岸を巻いた。そのあとも泳ぐところが何度もでてくる。吊り橋の下をくぐり、少し先の日当たりのいいところでランチタイムとなる。今回は結構泳ぎが多いので冷えたからだを大岩に押し当てて温めた。それからしばらく進むと一の壺、二の壺、三の壺と滝が連続する。ここはダニーさんリードでロープを出して登った。その上は牛鬼淵となるが、今回はここで時間切れとなり、ガレたルンゼを登って林道に出た。カメラが内部に浸水してオシャカとなる。

     

<コースタイム>

7:50 新大杉橋袂出発 ~ 8:30 林道下降地点 ~ 8:50 ガガ谷出合 ~ 15:45 牛鬼淵 ~ 17:20 駐車地

 

コメント

2017年5月21日 十津川・蟻之腰谷

2017-05-21 23:59:59 | 

行った人:N村さん、源蔵さん、僕

以前から気になっていたこの谷。まず名前がユニークである。狭隘なゴルジュを蟻の腰に例えるネーミングセンスがすごいなぁと思う。前夜泊は風屋ダムサイト。今回はコミュ力過剰な人や猥談好きの人がいないので静かにしんねりと宴会。賑やかなのもいいが、こういうのも僕は好きである。ほどほどに飲んで就寝。翌朝湯泉地温泉方面に向かう。途中で168号線から旧道に入り、大きな橋がかかっているところが蟻之腰谷の出合だった。

袂の小屋裏から仕事道をたどり、降りれそうなところから入渓。そこは暗い印象の谷だった。

   

いくつか小さな滝を越えて10Mほどの滝が現れる。ここは左岸のルンゼから巻きあがるが、途中でかなり立っている壁をN村さんがフリーで登る。源蔵さんと僕も後から続くがかなり手ごわかった。

 

降りると何段か腰をうつ15Mほどの斜瀑。ここはまず僕がトップで下段を登ってその上が手強いのでハーケンを打つが、岩がもろくてなかなか打ち込めない。決まったと思ってもスリングをつけて下に引っ張ると簡単に岩ごと抜けてしまうのだ。何度かトライするもハーケンを打つことができず、見かねたN村さんがトップ交代。N村さんはハーケンを打たずに登ろうとして手が滑ったのかいきなり滑落。ロープがうまい具合に途中の岩にひっかかったので下まで滑落することは免れたが肝がつぶれた。大丈夫ですかと声をかけると大丈夫といって再度トライ。今度は見事に登りきって僕ら後続をビレイしてくれた。

 

そのあとも滝が出てくるがそれほど大きいものはない。沢の中はずっと暗いままである。ところでN村さんの足がどんどん遅くなってきたのが気になる。訊いてみると滑落したときに腰を打ったらしく、最初は痛みがなかったがだんだん痛くなってきたとのこと。今回は最後まで詰めあがるのはやめてCo660の二又で真ん中の尾根を詰めることになる。この尾根も最初は急斜面で登るのに苦労する。最後は地形図の964M地点付近の尾根に出てくた。下山は尾根をたどって672M地点を目指すが、地形図とにらめっこしながら慎重に歩いた。672M地点からは蟻之腰谷に戻る感じで尾根をたどって出合付近にでてきて道路に出た。後で聞いたところではN村さんは捻挫していたとのこと。なんとか下山できてほっとする。

 

<コースタイム>

7:50 駐車地 ~ 12:30 遡行終了地点 ~ 15:50 駐車地

 

コメント

2017年5月14日 台高・古川・岩屋谷

2017-05-14 23:59:59 | 

行った人:T崎さん、K谷さん、僕

前夜泊地の上北山道の駅についてみるとK谷さんが見慣れぬ若者男女二人と酒を飲みながら話をしている。てっきり体験山行の人かと思ったら翌日の大台マラソンに参加する人たちだった。コミュ力過剰のK谷さんに若者たちが捕まって酒のさかなにされている様子がなんだかおかしかった。しかも女性のほうは上北山村の地域おこし協力隊隊員。僕の嫁も元隊員だと伝えると、会ったことはないがよく知っているとのことだった。ほどほどに飲んで就寝。

翌日準備をして出発。サンギリ林道に入って古川に向かう。岩屋谷出合の橋の袂に駐車して不動滝とご対面。やはり迫力がある。

さっそく橋のたもとの登山道入り口から入る。不動滝は右岸の巻き道から巻いて滝の落ち口に降り立った。K谷さんはなかなか降りてこないと思ったらすこし上流のところから降りてきて合流したので落ち口からの景色は見損ねたのだろう。

沢は終始T崎さんのペースで進んでいく。ロープを出すところもTさんリード。T崎さんは身が軽いので軽々と体を持ち上げられるところも元ラガーマンの重量級筋肉体質のK谷さんにはつらい場面もしばしばのようだ。ときどきアブミの助けも借りながらどんどん進んでいった。最後は左岸の仕事道にあがった。石段をたどるが、ところどころ不明瞭なところがある。道はかなり荒れているようだった。15時に下山。

        

<コースタイム>

8:15 不動滝出合の橋 ~ 14:40 遡行終了 ~ 15:50 駐車地

コメント

2017年5月4日~6日 北アルプス・北ノ俣岳

2017-05-06 23:59:59 | 

行った人:カオリ、僕

<1日目>

深夜に道の駅宙ドーム神岡に到着。早々に寝る。暗いうちに起きだして準備するうちに空が明るくなってきた。ようやく準備完了してナビをセットしいざ出発。しばらく走って水を汲み忘れていたことに気が付いた。途中に水を汲めそうなところはなかったので仕方なく道の駅まで戻ってプラティパスに水を詰める。気を取り直してまた出発。双六川沿いの林道に入るところで、このルートは通行止めでNGであることに気が付いた。確か以前に飛越トンネルから薬師岳に上ったときもこんな道ではなかったはず。。ナビの地図をもう一度見直すと、行きたかった道は道の駅のすぐ上を通ることにやっと気がついた。またまた道の駅方面に引き返して山之村方面に上る道に入った。狭い道だが、大きなダンプカーがしょっちゅう前から走ってきて緊張する。桃源郷のような山之村を過ぎて飛越トンネル方面に向かう。だが最後の酒屋を過ぎてほんの少し走ったところで沢山の車が止まっているのに出くわす。少し入ったところで雪崩のデブリが道を塞いでいるのだ。僕らもそのあたりで車をとめて準備をするが、カオリが準備を終わるのを待つ間デブリをショベルで片付けられないかちょっと考えたが、多そうなのでやめておいた。

いざ歩き始めるが、長い林道を暑さに耐えながらのダラダラ登りはつらかった。やはりデブリを片付けたほうがよかったかもと後悔しきりだった。やっとの思いで飛越トンネル入り口に到着。ここから急坂を上って山道に入るが、疲労がたまっているのと睡眠不足でペースは上がらずしょっちゅう休憩をとる。高圧線をくぐるところで本気でここでビバークしようかと思った。

なんとか気を取り直してふたたび歩き始める。寺地山を越えて樹林帯を抜けると目の前に北之俣岳の雄大な姿が現れてほっとする。北之俣岳避難小屋付近のテン場に着いたときにはもうヘロヘロで食欲もわかず、おまけに奥歯がひどく痛み出して夕食はほとんど喉を通らなかった。

 

<2日目>

この日は6時半に出発。まずは北之俣岳に向かって長い登りをあるく。

時々スキーヤーがシュプールを描いて降りてくる。ときどき踏みぬきがあるので注意しながら歩いた。

北ノ俣岳山頂で少し休憩してから黒部五郎岳に向かう。ここからは細い稜線を歩くので注意が必要である。急な坂を下るところで引き返した。次の日は悪天候が予想され、早朝の出発を考えるとこの日はあまり無理はできないと判断したからである。テントに戻ってビールを飲み、早めの夕食をとってすぐに寝た。

   

<3日目>

この日は午後から天気が崩れる予報なのでできるだけ早い時間に下山を済ませたい。なので深夜2時に起床し、4時半に出発した。だが寺地山に上った頃から早くもポツポツと雨が降り出す。寺地山では前から突進してくる野ウサギに出くわしてびっくりした。白と黒のまだら模様がいかにも雪国仕様といった感じの足の長いしなやかな体は美しかった。

だんだんと強まる雨の中ひたすら下山。最後の林道はひたすら濡れネズミになりながら歩く感じだった。入り口のデブリはやっぱりだれか片付けていて車が通れる状態になっていた。帰りは流葉温泉に入り、数河のドライブインで食事を取ったが、奥歯の痛みはひどくなるばかりでものを食べるのが苦痛だった。

 

<コースタイム>

1日目:7:30 駐車地 ~ 9:45 飛越トンネル入り口 ~ 16:40 北之俣岳避難小屋付近で幕営

2日目:6:30 テン場 ~ 9:40 北之俣岳 ~ 10:50 黒部五郎岳へ続く稜線上で引き返す ~ 13:00 テン場

3日目:4:30 テン場 ~ 11:00 駐車地

コメント

2017年4月30日 四国・西種子川

2017-04-30 23:59:59 | 

行った人:ikkoさん、僕

 前夜、瀬戸大橋を渡って高松道に入り、入野PAで前夜泊した。明石大橋ルートで来たikkoさんは、四国に入ってからしばらく対面通行区間があるので走りづらかったとのこと。入野PAはコンビニもあり、トイレもきれいなので前夜泊にはちょうどいいかもしれない。ikkoさんとプチ宴会ののち就寝。翌朝新居浜インターで降りて、西種子川沿いの林道に入る。途中荒れたところがあったが、なんとか魔戸の滝駐車場に到着した。早速準備して出発。最初は遊歩道を登っていく。途中、魔戸の滝の展望台のような場所があって、雄大な滝の全貌を見ることができる。

さらに登っていくがなかなか沢への下降地点が現れず、もしかしたら行き過ぎたのかもと思い始めたときにようやくポイントとなる標識が現れた。

ここからゆるゆると降りて沢に降り立った。

ナメ滝や小滝をやり過ごし、ミニゴルジュを抜けると右から支谷が入るところにアケボノツツジが咲いていた。そのあとも滝が次々と出てくる。

       

20M滝ではロープを出して左岸から巻いて登った。骸骨岩は右岸を大巻きした。

夏なら泳いで取りついたりすると面白いかもしれない淵や滝が沢山あったが、今回はほとんど巻いて登った。

 

1260m地点の二又で遡行終了。

小屋跡を見ながら左岸側を歩くとしっかりした石段がでてきてそこから仕事道をたどるが、すぐに不明瞭になる。ところどころ赤いテープがあるのが目印だが、真新しいピンクのテープもあって、それをたどるとまた谷に逆戻りしてしまうことが2回もあった。今回の核心はこの下山のルートファインディングにあったという印象が残っている。下山後、パナスという日帰り温泉に立ち寄る。南国風の建物で、いろいろな風呂があって楽しめる。料金も良心的だが、シャンプー・石鹸は持ち込みだった。

 

<コースタイム>

7:30 魔戸の滝駐車場 → 8:10 沢への降り口 → 14:20 小屋跡 → 17:15 駐車場

 

コメント

2017年4月23日 南紀・和田川・鳴谷

2017-04-23 10:39:14 | 

行った人:T崎さん、K谷さん、ikkoさん、N村さん、僕

南紀の沢は遠い。道の駅ほんぐうに到着すると、肌寒い風の中T崎さんとK谷さんが宴たけなわだった。翌朝ikkoさんも合流し、和田川方面に向かう。落石の多い道をそろそろ走って鳴谷出合の橋に到着。付近に車を止めて入渓した。

いくつかナメ滝を登り、連瀑帯となる。ここはロープを出して巻いたが、落石が多くて緊張した。

 

続いて暗い廊下となり、腰まで水に浸かって進んだ。

 

15Mの美瀑は右岸のルンゼから大巻きする。

この後も滝、ナメ、廊下が沢山出てくる。

    

20Mの大滝は右岸ルンゼから巻き、続く10M滝も大巻きとなるが、これがこの谷一番の難所だった。

 

ここは岸壁に絡みつく木の根をN村さんが果敢に掴んで見事に登り切った。

登り切ったところからは上流の70Mの大滝が望めた。

この日の遡行はこの70M滝の下までで打ち切りとなった。

下山は左岸の仕事道をたどるが、不明瞭な地点が多数あり、ルートファインディングに苦労した。

コメント

2017年4月16日 吉野山~井氷鹿の足跡をたずねて

2017-04-16 21:38:01 | Weblog

古事記に登場する井氷鹿は神武天皇東征のおり、井戸の中から出てくる土酋の名前である。「其地よりいでませば、尾ある人、井より出で来たりき。その井に光ありき。ここに汝は誰ぞと問ひたまへば、吾は国つ神、名は井氷鹿(いひか)と謂ふ。と答へ曰しき。こは吉野首達の祖なり」古事記にはただこれだけの記述しかないのだが、吉野、川上近辺には井氷鹿にまつわる遺構がいくつか残されている。今年の花見は吉野にある井氷鹿の足跡を訪ねることをテーマにすることにした。

下市の安い駐車場に車を止めて吉野行きの電車に乗ると、あたかも通勤電車のように花見客で寿司詰めの状態だった。吉野駅で降りて大勢の花見客と一緒にぞろぞろと歩いていく。吉水神社を過ぎて少し歩くと旅館街を離れて右にそれる道があり、入ると観光客の喧噪が急に消えて静かな住宅街になる。その突き当りには大きな別荘があり、その玄関脇のようなところに小さな祠があって、それが井光神社だった。

古びてはいたが、きれいに掃き清められていて手入れが行き届いているところを見ると、地元の方の信仰が今でも続いていることがわかる。いったん旅館街に戻り、もう一つの井光神社を探す。中千本のバス停で道は二又に分かれ、右手の道に入る。井光神社を探しながら坂を上っていくと、善福寺の標識が見えた。多すぎる車と雑踏に気を取られてどうやら井光神社は通り過ぎてしまったらしい。とりあえず先に善福寺の井光の井戸を見に行くことにした。このお寺の正式名は「井光山善福寺」。ここも井光ゆかりの場所である。

お寺でお茶をごちそうになり、お寺の方に井光の井戸を見たいとお願いすると、渡り廊下のハネ板を上げて裏庭に通じる道へ通してくれた。急な坂を下りると井光の井戸はあった。井戸といっても小さな石垣の遺構しかなく、水はなかった。

この井戸から人が出てくるとは正直思えなかったが、井戸の伝承が後の時代の付会であっても元々この土地が井氷鹿と深く関わりがあるという意識が古くからあったことは確かであろう。お寺に引き返し、お寺の方にカオリがもう一つの井光神社(八幡神社)のことを訊いてみるが、ピンとこない様子である。実は「やはたじんじゃ」ではなく「はちまんぐう」というのが正しいらしい。ようやく場所がわかったので少し引き返してみると観光客がひっきりなしにとおる道筋に井光神社八幡宮があった。ここもさっきの井光神社とおなじく小さな祠だけの質素な社である。

この日はこのあと水分神社まで歩いた。今回は吉野にある井氷鹿の遺構を訪ねたが、今度は川上村の井氷鹿の遺構を訪ねてみたいと思っている。

 

コメント