nekoyan日記

雑記帳・スケッチブック・メモ

2018年7月14日 台高・大熊谷・本流

2018-07-14 23:59:59 | 

行った人:KMD氏、僕

沢登りは昨年末の納山祭の後にゴタガリ谷をちょっとだけ遡行して以来である。kmdさんと沢に行くのも何年ぶりだろうか。。沢登りのブランクが空いたのは3月に子供が生まれるという重大なイベントがあったためであるが、これについてはまた別の機会に書くことにしよう。

23時に西宮のチベットと言われている高級住宅街でkmd氏をピックアップ。近畿道→南阪奈道というリッチコースで奈良方面に向かう。大熊谷は東俣谷ともう一つ別の支流をkmdさんと行ったことがあるが、kmdさんはksnkさんと3人で大熊谷の支流に行ったのを覚えていないらしい。今回の計画は下山路としてksnkさんと行った沢を降りる予定だった。そうこうしているうちにR166に入り、高見トンネルを出たところで泊まる予定だったが、無気味な廃車が止まっているのでもう少し先の波瀬の林業センターで泊まることにした。ビール1本だけ飲んで就寝。 翌朝ラーメンを掻き込んで出発。R422に入り大熊谷林道の林道が荒廃して進めなくなるところで駐車。着替えているとなんだか緊張してきた。やはりブランクが長いせいかな。準備完了でいざ出発。林道が大きくカーブしているところから入渓。

岩に足を置くのが心許ない。かなり緊張しているのが自分でもわかる。まずはゴーロ帯を歩く。左岸に30mほどの滝がかかる支流を見送りしばらくするとあまりの暑さにkmdさんがザンブと淵に飛び込んだ。

 

この暑さが後で僕の体に異変を起こした原因かもしれない。このあと大きな岩の陰に蜂の巣を見つけてたので後続のkmdさんに手で蜂が飛ぶマネをして注意を促す。よく見ると蜂が盛んに巣に出入りしているので怖くて近づけない。

仕方なく右岸の崖崩れしているところを大きく巻いた。

これをハチマキと言う。またしばらくして淵で水につかったら足が攣るアクシデント。小休止してkmdさんからコムレケアという薬をもらった。なんでも攣ったときに効くけど飲んでも予防はできないらしい。薬が効いたのかこの後足が攣ることはなかった。標高420mの分岐を右に入るとゴルジュになって大きな滝がでてくる。まずは扇上のきれいな滝が現れる。kmdさんが泳いで取りついて左岸の壁にとりつき僕を手招きするので続いたが、やっぱり難しそう。

僕にトップで行くことを勧められたが今日は自信がないので遠慮してしまった。この後もロープを出す場面ではほとんどkmdさんにお願いした。この滝は少し戻って左岸から巻いた。標高480mの分岐を右にとり3mほどの滝は簡単に直登。

倒木の埋まるゴルジュを超えて2条10mの滝が現れる。

  

ここは右岸から巻いて懸垂で沢床に降りる。先行するkmdさんがロープは抜かないでというのでそのままにして進むと暗い淵の奥に大きな滝が落ちている。

ここは水流の左側の壁が登れそうということでkmdさんが取り付くが、ハーケンを打っても手で引っ張ると岩ごと簡単に抜けてしまう。

 

それを何度か繰り返して結局諦めて巻くことに。この時点で11時30分を回っていた。もう少し登って12時半ごろに引き返すことにして右岸から巻くが、その先にも大きな滝が出てきて感動。

これも一緒に巻いて沢床に降りた。ここでランチタイム。ここでも僕はラーメンを食べる。手元がくるっておにぎりを1個落としてしまったのは不覚だった。この後進退の相談となり、ピストンで戻るのは危険が多いと判断して予定どおり沢を詰めあがって稜線から林道に降りるのが時間はかかるが安全確実だろうという結論に至った。カオリにはできれば20時までには帰ってきてほしいと言われていたがあきらめるしかなかった。ランチ地点からしばらく進むと前にまた大きな滝が見えてきたが、その方向にはいかず、右側の沢に入る。

 

5mほどの滝を直登し、そのあと30mほどの滝が現れる。

ここは左岸から巻くが、トップで登るkmdさんが大岩を乗り越すのに苦労している。やっと登ってよしの合図があって登っていると、上からkmdさんが登山道があってしかもハイカーらしい人もいると言うのでびっくりした。登りきるとそこには軽装のハイカーらしい人がkmdさんと待っていた。この人の情報によると、

・この登山道はこの先すぐでなくなり、作業小屋跡がある。

・この道は三滝谷まで続いているがところどころ道が切れている。

・三滝谷のあとは左岸に道がある。

・我々が駐車したことろまでは1時間程度で行ける。

とのことらしい。闇下山を覚悟していたのでこの情報は大変ありがたかった。が、ここで安心しすぎてこの人を先に帰してしまったのは後で後悔することになる。作業小屋跡を見て登山道を引き返すが、道はすぐに消えてわずかな踏み跡をたどって行くがついには完全に道を見失う。kmdさんがスマホのアプリで現在位置を確認しながら懸垂下降したりトラバースしたりしながら慎重に進む。

懸垂を繰り返すときにロープが木の株に引っ掛かり、スリングにぶら下がって外し、ロープを手繰ったらまた同じところで引っ掛かり思わず木に悪態をついてしまう。何度も懸垂下降を繰り返してやっと沢筋に降りてきたらそこが三滝谷の出合だった。

やれやれと沢を下降し、途中からは右岸側の踏み跡をたどる。小休止したときに上に林道みたいなものが見えるとkmdさんが言うので僕が登ってみると荒れた林道だった。どうやら地形図にはない林道の延長部分のようだ。あとは林道をときどきショートカットしながら駐車地に無事到着することができた。結局小屋跡から駐車地まで4時間もかかってしまった。

着替えているときにスパッツの裏にヒル2匹発見。ヒルは持ち帰り禁止とカオリにきつく言われているので残りも慎重に確認した。帰りはフォレストピアで汗を流した。夕食はkmdさんが彩華ラーメンはどうかというのでいいですねと言うとラーメン好きなんですかと訊かれた。その時は気づかなかったが、この日は朝も昼もラーメンを食べたのだった。桜井の彩華ラーメンは激込みだったので隣の王将で夕食を済ませて帰った。

 [コースタイム]

7:30 駐車地 ~ 7:40 カーブ地点から入渓 ~ 9:00 標高420m ~ 10:20 kmd氏が滝の左壁登攀トライ開始 ~ 11:30 トライ終了 ~ 12:00 ランチ休憩 ~ 13:15 最後の滝 ~ 13:55 小屋跡 ~ 17:55 駐車地

 

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2018年1月3日 大峰・天女の舞

2018-01-03 23:59:59 | 

行った人:7名

黒滝の道の駅で待ち合わせて車2台に分乗し天川方面に向かう。総合案内書でHさんと合流して熊渡へ。駐車スペースには先行者の車が3台。僕らの車が止まるとほぼ満杯の状態である。

準備完了してまずは林道を歩くが、雪はうっすらついている程度。

林道が終わって山道に入ると次第に雪が多くなってきたので途中でアイゼンを装着。急登を登っていくと上から下ってくる二人連れのパーティとすれ違う。泊りですかと訊くと前夜狼平の小屋に泊まったとのこと。トレースから外れるとひどいラッセルを強いられたそうだが、天女の舞方面は問題ないとのこと。分岐点のコルに出ると天女の舞方面はトレースがなくワカンを装着した。

ここからの霧氷はすばらしかった。1518Mのピークを過ぎると下りとなり、しばらくすると景色が開けてくると天女の舞に到着である。

   

Hさんの話では天女の舞の標識があるとのことだったが、付近には見当たらなかった。風を避けて少し下ったところで昼食を取るが、寒くて長くはいられなかった。下山はもと来た道を引き返す。

<コースタイム>

7:15 熊渡 ~ 8:00 林道終点 ~ 9:48 分岐のコル ~ 10:28 Co1518m ~ 10:40 天女の舞 ~ 13:32 熊渡

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2017年12月10日 大峰・西ノ川・こも谷

2017-12-10 23:59:59 | 

行った人:ikkoさん、M野さん、僕

納山祭の翌日、後片付けのあとにのんびりと移動。国道425号線に入って池峰を少し過ぎたあたりで林道に入る。橋を渡るとすぐにこも谷林道と五田刈谷林道に分岐するので、袂あたりに駐車。

準備をしていると工事関係の車がひっきりなしに入ってきた。入渓はこも谷出合いから。最初は平凡な河原歩きである。やがて大きな堰堤が現れるので大巻きで越えるが、すぐにまた堰堤。そして河原。しばらく歩くと林道が谷をまたぐところが出てくるのでいったん林道に上がって再び入渓。

最初からここで入渓したほうがよかったかも。最初の滝は右岸を巻くが、意外と厳しくロープを出した。

二段の滝は直登。

堰堤を越えたあとの流木のかかる滝は一見厳しそうだが直登可能。

 

そのあとの滝も直登で突破。

二条の滝は左側を登った。

最後の8Mは右岸を大巻きした。

やがて左側に石垣のようなものが見えたので遡行終了。林道は石垣よりさらに上にあった。このあとは楽勝で下山と思いきや、大きく山抜けしているところがあって踏み跡をたどって迂回するが途中で見失ってひどい藪漕ぎでようやく林道に復帰した。

最後は林道湾曲部をショートカットして駐車地に戻った。

<コースタイム>

10:10 出合 ~ 10:27 林道横切り地点 ~ 12:48 8M滝 ~ 13:10 林道 ~ 14:10 駐車地

 

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2017年11月26日 摂津・勝尾寺(白島~谷山尾根~勝尾寺)

2017-11-26 23:59:59 | 

行った人:単独

友達に会いに行くカオリを茨木駅で下ろし箕面に向かう。箕面は僕が学生時代を過ごした土地。なんだか懐かしい。学生時代には田圃しかなかった萱島の巨大ショッピングモールの駐車場に車を止めて北に向かって歩き始める。白島東交差点の信号を渡ると川沿いに細い路地が伸びており、橋を渡って池のほとりを歩いていく。やがて小さな神社が見えてくるがこれが白姫神社だった。

登山道はこの神社の境内を通り奥へと伸びている。登山道は分岐が多く入り組んでいるが、ところどころに標識が立っているのでこれを見落とさなければ道に迷うことはないだろう。

のんびり歩いていると、突然前からマウンテンバイクが飛び出してきたのでびっくりした。この後もなんどかマウンテンバイクに遭遇。安心して歩けないのがちょっと残念である。古い標石のある四つ辻からわかりにくい細道を少し登ると勝尾寺南山の山頂に到着した。

  

そこから北東方向に降りる道があるので降りていくがだんだん道がわかりにくくなってくる。大丈夫かいなと思ったら突然広い道に出た。が、これは東西方向に伸びる道なので、少し東向きに歩くと四つ辻に出たので北向きに進んだ。しらみ地蔵という大きな石仏を見送り、少し登ると外院から伸びている道と合流。

ここからは道がきれいに整備されていていかにも参道という雰囲気になる。道端には100mほどの間隔を置いて町石も立っている。

やがて石段の下りとなり、降り切ったところにアスファルトの道路が横切り、その向こうが勝尾寺だった。

拝観料を払って勝尾寺を参拝。驚いたのは周りは外国人だらけだったことだ。参拝者の3分の2くらいは外国人のような気がする。境内は見ごろの紅葉がきれいだったが、建物は真新しくちょっと俗っぽくて「お寺」というより「宗教施設」と言ったほうがぴったりくる感じの雰囲気だった。

 

勝尾寺を出てまた参道を登り、今度は才ヶ原方面に向かう。谷山谷林道終点で木橋を渡って荒地の横を通ると才ヶ原池に出てきた。

 

ここはマミズクラゲが見られるそうだが、目を凝らしてもそれらしきものは見つけられなかった。池を回り込んで三ツ石を見送り、左に折れて南下。

二十二曲がりを下って堰堤を二つ降りると医王岩の前に出てくる。大きな一枚岩で地元の信仰の対象となっているらしい。

さらに下ると大宮寺の前に出て町中に出てくる。道路を渡ろうとすると「如意谷」の交差点が目に入った。このあたりは学生時代の下宿があったところ。懐かしさが胸にこみあげてくるのを抑えきれず少し遠回りして徘徊してから車に戻った。

 <コースタイム>

10:15 白島東交差点 ~ 10:22 白姫神社 ~ 11:07 勝尾寺南山 ~ 11:40 勝尾寺 ~ 13:28 才ヶ原池 ~ 14:03 医王岩 ~ 14:08 大宮寺

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2017年10月8日 台高・大又川・西ノ谷

2017-10-08 23:59:59 | 

行った人:ikkoさん、S野さん、M野さん、僕

西谷林道は荒れているし駐車スペースが少ないということで、S野さんと僕の車2台に分乗して下北山スポーツ公園を出発。林道を10分ほど走ると見覚えのあるゲート前に到着した。準備をしてゲート前からすぐ下の沢に降りた。堰堤を越えるとしばらく伏流となり、そのうちにまた水が出てくる。そして小さな滝がポツポツと現れてくるがどれも簡単に越えていく。

斜瀑を簡単に巻いて越えると、大きな釜を持った8Mの滝が登場。ここは前回M内さんが泳いで渡って、直登できるというので水流の左側を登ったところだ。

今回は泳ぎの達者な人はいないし、水流も多めで取りつくのも難しそう。。とういことであっさりと左岸から簡単に巻き越えた。さらに進むと暗い廊下の奥に流木のかかった小さな滝が出てくる。

ここは泳がないとどうしようもないので泳いで渡り、ロープで他の人を引っ張ったが、M野さんはロープを使わなかったのでもしかしたら泳ぎが得意なのかも。。

この後また大きな釜をもった滝が現れる。

ここは水流左側の狭いバンドを伝って登るのだが、取りつき部分が立っていてちょっと登りづらい。残置のハーケンがあったのでここにアブミをかけ、後続のM野さんにアブミの使い方を簡単に説明してから登り、途中でさらに1枚ハーケンを打ってロープをFIXする。登っていいと合図してもなかなか登ってこないのでどうしたのかなと見ているとM野さんが空荷で登ってザックを荷揚げしていた。やはりアブミに少し手こづったようだった。

ここを越えると45M滝が登場する。

ここはロープを出しながら右岸から巻いた。そして蛇の目滝が現れる。

 

ここは中段のリッジを登って右岸の樹林帯を登っていくとよいそうだが、S野さんが調べたところでは近くを巻こうと思っても必ず詰まるので少し戻ってルンゼから登るのが確実らしい。とりあえずリッジの様子が見えるところまで行ってみることにして登ってみるが、水量が多めでリッジに取りつくのがちょっといやらしそう。上から回り込んだらいけるかもしれないと思い、左岸の急な樹林をモンキークライミングし始めるが、リッジからどんどん遠ざかってしまう。この樹林帯をそのまま登ったら巻けるかもしれないと思ったのが間違いだった。しばらくはモンキークライムで登っていけたが、岩壁がでてきて詰まってしまう。S野さんが調べた必ず詰まるというのはこのことか。結局30mロープ2本をつないで懸垂下降2回で沢に降りた。

休憩した後少し戻って右岸のルンゼを登ると石垣のある古い仕事道が出てきた。この時点で2時前になっていたので今回はこれで終了とした。もう少し登ると林道に出てそのままデポ地点まで戻った。

<コースタイム>

7:40 西谷林道ゲート前 ~ 9:20 45M滝前 ~ 11:10 蛇の目滝前 ~ 12:45 蛇の目滝前 ~ 14:00 林道にあがる ~ 14:50 ゲート前

 

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2017年8月19日~20日 南紀・大塔川・黒蔵谷

2017-08-20 23:59:59 | 

行った人:M内さん、僕

ほぼ10年ぶりの黒蔵谷。前回よりも楽しみながら遡行できたように思う。

大渋滞に巻き込まれたり、国道168号線の時間通行止めにひっかかったりで、前泊地の道の駅ほんぐうに到着したのは深夜1時半頃だった。翌朝6時半に道の駅を出発。大塔川沿いの林道に入って荒れた道を進む。落石が多く、パンクしないかとヒヤヒヤした。と、突然前を走っていたM内さんが車をとめてしきりに前を見つめている。両手を上にあげて怪物のような恰好をするので熊が出たのかと思ったら、やせこけた猪がトコトコと走っていた。僕の車は大杉谷林道のゲート前にデポし、M内さんの車で引き返して笹ノ瀬川国有林の看板のところに止めた。この車のデポ・回送だけで1時間20分くらい使ってしまったが、帰りの林道歩きを半減できるのでぜひともやっておきたい。前回はこれをしなかったので16キロ以上の林道を4時間かけて歩いたのだった。早速急な斜面を慎重に降りて大塔川に降り立つ。すぐに鮎返しの滝が現れる。

巻いて行こうかと思ったらM内さんが泳いで取りついて左側が登れそうと言う。ここは僕がトップでハーケン2本打って登ったが、上のほうは意外と厳しくて時間がかかってしまった。大岩に長いスリングをかけて支点をとってM内さんをセカンドビレイ。2本目のハーケンは深く刺さってなかなか抜けず、10分くらいトライしていたが埒が明かないので先に登ってもらい、後で僕が回収した。結局この滝の登攀に1時間かかってしまい、今回は途中で林道に上がることになるかなとうっすら予想した。この後淵が連続して泳ぎの連続となる。

    

ウェットスーツを着ているし天気もいいのでそれほど苦にならず楽しく突破。出谷、高山谷の出合も順調に過ぎた。前回は15時に高山谷出合に到着してここで泊まったのだが、このペースだともっと奥まで行けそうだ。これなら今回も途中で遡行切り上げをせずに済むだろう。この後また廊下となり、泳ぎの連続となる。そして広い釜を持った6M滝が現れる。

M内さんが泳いで取りついて登ろうとするがけっこう難しそう。上のほうには残置のハーケンがあるので登れそうだというので僕も行ってみるが、まず流れが速くて取りつきポイントまでたどり着くのが大変だった。そしてアンダーガバと水中のスタンスを利用して体を持ち上げようとするのだが、腕がパンパンでどうしても上げられなかった。再度M内さんがトライしてなんとか体を持ち上げたが、その上に登るのは難儀している様子。その間に僕は左側を巻いて登って上からロープを垂らしてM内さんに登ってもらった。このあとしばらくは河原や小滝の穏やかな渓相となる。

またゴーロ帯が始まり、10Mほどの滝が現れる。ここは左側から登ろうとするが、なぜか足が出ずM内さんにバトンタッチ。M内さんもしばらくトライしていたが結局諦めて右岸から巻いた。

そしてすぐに30Mの大滝が現れる。ここは前回は右岸から巻いたのだが、今回は左岸から巻いた。しかしかなりの大巻きとなり、どちらの巻きのほうがいいかは微妙なところである。

  

この後もゴルジュが続き、2条2M滝が現れる。

手前の淵を泳いで右側の急なバンドを登るが、落ち口に降りるのが微妙に距離があって飛び降りれない。落ち口の大岩にうまく着地できたらいいが、ちょっとでもバランスを崩すと滝に落ちてしまいそうなのだ。まずはザックを先に下ろそうと思って下に放り投げたら流されて滝の下に落ちてしまった。ここでM内さんにバトンタッチするが、M内さんも詰まってしまう。ここはいったん淵を泳ぎ戻り、淵の右側にある岩の裂け目のようなところを登ったが、上のほうでザックが岩の隙間にひっかかってかなり難渋した。なんとか登ってさっきのバンド上で詰まっているM内さんにロープを垂らして懸垂で降りてもらい、僕も後に続いた。そろそろテン場を探したいところだが、8Mの斜瀑が現れ、M内さんが右側から落ち口へのトラバースを試みるが厳しそう。

ここはロープを出して僕がトップで右側を登るが、木がみんな腐っていてちょっと怖かった。狭い微妙なスタンスをなんとか見つけて支点をとりM内さんに登ってもらうが、途中手をかけた木が根こそぎ抜けて落ちていった。懸垂で落ち口に降りてようやく難所を抜ける。このあと地形図で見当をつけていたなるそうな地点に着いたが、川幅一杯に水が流れていてテン場にはできず、さらに進んで右岸に石垣が出てくる手前に平地を見つけてテン場とした。

翌朝テン場を出発してゴルジュを突破。

そのあとは難所もなく泳ぎもなくCo540の二又に到着。右に入ると野竹法師に詰めあがるが、僕らは左のお手軽林道コースへ。入る前にウェットを脱いでズボンに履き替えたが、泳ぎがなかったので最初からズボンでもよかった。すぐに水が切れて静かな谷を登っていくと大きな堰堤が見えてきた。と、その端にヘルメットをかぶりうずくまっている人の姿が見える。。M内さんに言うと、怖いから僕一人で見てきてくれというので近づいてみると、ビニールシートが人の形に見えただけだった。ここからさらに右の枝谷に入り、前方に樋状のものというか、樋が見えてくる。これはトユ状滝やなくてトユそのものやなと言いながらその脇から林道に這い上がった。

ここからは長い林道をだらだら歩いてデポした車に戻ったが、前回よりもよほど楽に感じた。車で入渓地点まで戻るときに猪の死骸を発見。前の日に見かけたあのやせこけた猪だろうか。。帰る前にわたらせ温泉に入り、168号線沿いの「黎明」で中華料理を食べようと思ったが、運悪く閉店していた。

<コースタイム>

1日目:8:30 駐車地 ~ 12:00 6M滝 ~ 14:15 10M滝 ~ 15:00 30M滝 ~ 17:45 テン場

2日目:7:30 テン場 ~ 8:40 Co540二又 ~ 9:20 林道 ~ 11:25 大杉谷林道出合

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2017年8月11日 生野銀山

2017-08-11 23:59:59 | Weblog

前から気になっていた生野銀山に行ってみた。自宅からは1時間半ほどで到着。なぜかハヤシライスが名物らしいのでレストランで食べてみたが、普通のハヤシライスだった。そのあと入場券を買って施設を見学。

資料館ではフランス人の古い写真がいっぱい並んでいた。明治時代にフランスから技術者を呼んで高給で雇っていたらしい。江戸時代の採掘の様子を断面図で示した展示はさながら蟻の巣の観察用ガラスケースのようだった。そのあと間歩(まぶ)と呼ばれる採掘用のトンネルを見学。中に入ると半袖だと寒いくらいに涼しかった。

そこここにマネキン人形で採掘の様子を示した展示があるが、みんなアパレル系のマネキンに作業服や昔の着物を着た姿でなんともミスマッチな感じである。

 

狭いトンネルを順路に従ってあるいていくと突然広い空間にでて巨大な巻揚機の設備が現れる。これで地下800mまで潜って採掘していたというので驚いた。

間歩を出てから今度は階段を上って露天掘りで採掘した跡を見に行った。帯状に伸びた鉱床を採掘した跡が道の両側にルンゼのような地形で残っている。

暑いので早々に退散。帰りに前から気になっていたパン屋さんに立ち寄る。国道312号線から古民家の屋根にパン工房と書かれているのが見える店である。ちょっと高めだったが、食パン1斤購入。カフェもあるので今度来たらコーヒーを飲んでみたい。

 

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2017年8月6日 大峰・葛川本流

2017-08-06 23:59:59 | 

行った人:M内兄弟、僕

前夜、国道168号線を飛ばして道の駅ほんぐうに到着すると、翌日別の沢に入るT崎さんK谷さんとオーストリア出身のHさんが宴会の最中だった。宴に混ぜてもらってK谷さんの料理をごちそうになる。Hさんは英語は喋れるが日本語はほとんど喋れない。いろんな山に行っているHさんの話を聞いてみたかったが、僕のショボショボの英語力では質問するのもなかなか厳しいのだった。そのうちM内兄弟やM川夫妻、Y中さんも到着してにぎやかになる。みんないろんな食べ物を用意してくれて、M内さんは七輪で焼き肉まで始めたが、僕はいつも枝豆だけである。夜も更けてきたところで切り上げて車の窓にネットをつけて就寝。深夜、雨音で目が覚める。ネットを通して雨が吹き込んでくるのでやむなく窓を閉めた。M内さんはこの雨の中、マットレスに水たまりができるまで外で寝ていたらしい。

翌朝T崎さんチームに別れを告げて一路葛川へ。国道169号線から21世紀の森へ降りる道へ入り、途中で下葛川集落に行く道に入って葛川にかかる橋の袂に車をデポ。引き返して東野トンネル西口付近に戻ってここから懸垂下降で沢に降りた。

降りたところからいきなり淵が伸びているので早速エア式のライジャケを装着。水はなんか濁っていて匂いもする。渦を巻いているところには巨大な泡柱が立っている。この沢の水はあまり飲みたくない気がした。沢はひたすら泳ぎだった。

 

一か所特に長い淵があって、途中に側壁が大きくえぐれて洞窟のようになっているところがあった。

その先に小さな滝があるが、水流が早くM内兄弟が取り付こうとしたがダメだった。僕も手招きされたが、寒さで近くに行くこともできなかった。

ここは引き返して大巻きする。

 

大渡の橋をくぐってしばらく行くと一の滝。

ここは滝の左を登り、ナメの後二の滝。

 

ここは踏み跡をたどって左岸を巻いたが一か所細いバンドをトラバースするところがあり慎重に歩く。M内さんがロープをくれというのでロープを投げたらこちら側の末端も一緒に飛んで行ってしまう。ここはM内さん(弟)がお兄さんをビレイした。

この後はだらだらと歩いて橋が見えてきて下葛川のデポ地に到着。

温泉はM内さんがおくとろ温泉に行ったことがないというので僕が道案内。だが入ってみると背中にデザインがある人が一人。。そして大学生の団体さんがどっと入ってきて洗い場が瞬く間にふさがってしまう。なぜかMさん兄弟と一緒に温泉に行くと不運が重なるのだった。入浴後、道の駅のデイリーヤマザキで飲み物を購入。レジのAさんはカオリがいつもお世話になっているのでちょっと挨拶すると、こんなところに知り合いがいるのかとM内兄弟は驚いているのがおかしかった。

<コースタイム>

7:40 東野トンネル西口 ~ 12:20 大渡 ~ 15:30 下葛川

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2017年7月30日 大峰・旭ノ川本流

2017-07-30 23:59:59 | 

行った人:M内兄弟、ikkoさん、Y田さん、S藤さん、M川夫妻、O保さん、N田さん、K原さん、源蔵さん、HYSさん、K村さん、僕

前日、会社の懇親会が終わってそのまま旭ノ川エレハウスに行くと施設の玄関の前でY田さんとM内兄弟とS藤さんがちょうど酒盛りを始めるところだった。今回は去年怪我をしたM内さんのお兄さんの快気祝いも兼ねる山行である。お兄さんからはしきりにシャンペンを勧められて結構飲んだ。

翌朝メンバーがそろったところで出発し、不動小屋谷出合に降りる林道のゲート前に車をデポ、引き返して入渓ポイントに駐車して谷に降りた。本流はゴーロ帯や河原、淵、小滝が出てくるがどれも問題なく越えていく。ときには泳いだり滝を直登したりしながらのんびりムードでの遡行である。K原さんとS藤さんは釣り竿も出したが、釣果は今一つだったようだ。

 

そのうち雨が降り出すが、大きな岩があってこの下は雨宿りにちょうどよかった。

そのあとものんびりと歩いて中の谷出合で遡行終了。林道に上がるのは出合より上流のほうが登りやすいようだ。林道をぶらぶら歩いて戻るが、日が差してきて暑かった。そしてこの林道にはヒルがたくさんいた。以前はこんなにヒルがいなかったと思うのだがいつからヒルだらけになったのだろう。デポ地に到着すると皆スパッツの裏やズボンにいっぱいヒルがついていた。

   

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2017年7月23日 台高・白倉又谷・本谷

2017-07-23 23:59:59 | 

行った人:N村さん、ikkoさん、T崎さん、A立さん、KT山さん、O保さん、A山さん、K浦さん、K野さん、僕

前泊地の大台ヶ原ドライブウェイ途中の休憩所につくとすでに一台の車が止まっている。小屋脇にシートを敷いてプチ宴会を始めるとその車に乗っていた二人連れもやってきた。S藤さんの知人も参加すると聞いていたので、てっきりその方々だと思って「S藤さんのお知り合いの方ですか?」と訊いてしまったが、実は去年会ったことがあるK藤さんとKT山さんだった。僕は人の顔を覚えるのが苦手であるが、このときはさすがに恥ずかしかった。K藤さんは沢登りには参加しないが、夕涼みのために来たのだった。そのうちメンバーもそろって宴会となる。

翌日はまず大台ヶ原ドライブウェイを走って遡行終了予定地点に車をデポ。No.46ポストあたりだったはず。ここからKT山さんとK藤さんの車で筏場方面に向かうが、僕が乗ったKT山さんの後部座席は横向きのベンチスタイルでグネグネの坂道を走るうちにグダグダに車酔いしてしまった。筏場の有料駐車場に到着してしばらく休憩してから出発。林道を歩き、終点から沢に降りる。しばらく歩くと見覚えのあるぬめった岩とその右側の滝。

岩を慎重に登って次は6M滝と15M滝。15M滝の落ち口にはロープが張り渡してあった。

 

二俣となり、右側の12M滝を巻いてその上にも滝がある。

ここは悪いのでロープを出してT崎さんリードで登る。大人数なので一人ずつプルージックで登るので時間がかかる。僕が順番を待っていると、先に登っていたK野さんがいつの間にか下の岩棚に倒れていた。滑落か!?聞くと手にした枝が折れてもう一方の手にプルージックを握ったままだったのでストップが効かずに滑り落ちたらしい。幸いどこも怪我はなくまた登りだしたがヒヤリとした一瞬だった。そのあとは岩の下をくぐったり、横の壁から水が湧き出している滝を過ぎる。

 

やがて15M滝のかかる本谷と馬の鞍谷の出合に到着。

右から滝を巻くと30Mの大滝が現れる。

この後はナメ、淵、滝が連続するがどれも楽しく越えていける。

 

そして細いゴルジュが現れ、足を突っ張りながら突破。その奥には激しく水が落ちる滝が見えていてここは突破できるのか?と思ったが、淵を一瞬泳いで左側の岩壁を回り込むと細い水流になっていて問題なく越えることができた。

  

そのあとも滝が出てきて飽きさせない。

上流部に入ると倒木が多くなり、最後は尾根を詰めあがる。植林の中を登ると地図になり林道に飛び出すが、これはどこに行くかわからないのでまた尾根を詰めあがると別の林道に出た。これをたどるとドライブウェイに出る。ここからデポ地点まではわずかな距離だった。

<コースタイム>

7:30 筏場駐車場 ~ 8:00 林道終点 ~ 10:30 馬の鞍谷出合 ~ 14:30 尾根を上がる ~ 15:50 デポ地点

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