ねこともダイアリー

猫とヒーリングライフ

『イン・ハー・シューズ(In Her Shoes)』

2010-03-31 15:45:27 | キャットシッターねことも

久しぶりにDVDをレンタルして『イン・ハー・シューズ(In Her Shoes)』を観ました。私がキャトシッターになる事を妹に告げた時、「なんか『In Her Shoes』のお姉さんみたいだね」と言われてから、どんな映画なのかずっと気になっていたんです。

エリート弁護士だった姉が、妹が勝手にペットホテルから持ち出した犬を散歩させているのを犬の飼い主の知り合いに見られて、とっさに「Dog walking service (犬の散歩の仕事)をしている」と答えたのがきっかけで、自分らしく生き生きし始めるのですが、なかなか共感できる映画でした。

特に、朝から晩まで弁護士事務所で一生懸命働いていたのは、仕事が特別好きというわけではなく、事務所に属して自分の仕事を認めてくれる人がいないと自分の存在意義が感じられない。一個人としての自分に自信がもてないというか、肩書きがないと不安な気持ち。会社人間だった頃の自分を見ている様でした。そういえば、あの頃は私もフェラガモの革靴なんて履いていたのよね。今ではMBTとチャンシー以外履けなくなってしまったので、ほとんど捨ててしまったけど(笑)。

確かに生き方が変わると、着る服も履く靴も変わるんですよね。靴はくたびれていたので思い切って捨てられたけど、もう着ない(というか、骨格が変わったので多分着られない)お仕立ての服を捨てるのがまだ惜しいワタクシなのです。