ちょっとマイナーなUPLの「オメガファイター」の話をします
たぶん15~16年前のゲームだと思います
UPL後期作品の縦シューです
コントロール周りは8方向レバーとショットボタン、それとボンバーボタンです
このボンバーが少し曲者でして、ゲーム開始時に自機は1個も持ってません
たまに画面上部からジグザグな軌道で現れます
ボンバーは2金色と銀色の2種類あり、それを回収することで使えるようになります
金色のボンバーは画面上の敵弾、敵を一掃できますが、
銀色のボンバーはかなり変わっていて、使うと一定時間スクロールと敵、敵弾がスローモーションになります
なので緊急回避として使うよりあらかじめ予想し、少し早めに使う必要があります
ボンバーは自機の斜め前に1個ずつストックされ、2個までしか持つことができません
ストックされたボンバーは1回だけバリアーの代わりをしてくれますが、その時はボンバーとしての機能はありません
パワーアップもかなり変わっていてました
「I」と書かれたアイアンと「W」と書かれたワイドショットの2種類で、
どちらかを取り続けることによって10段階ぐらいパワーアップします
アイアンは取り続けることによって高威力ショットになりますが、1個取る度に射程が短くなっていきます
最終的に自機の目の前の敵しか倒せなくなります
ワイドは取り続けると画面いっぱいに広がる広範囲ショットになりますが、取り続けることによって連射ができなくなります
最終的に1連射か2連射しかできなくなったような…
このゲームは敵を目の前で倒せば倒すほどレシオが上がり、最大で×10までレシオがかかります
画面上部にゲージがあり×10が多いほどゲージは早く溜まり、金色のボンバーや1UP
が出やすくなります
なのでハイスコアアタックや戦術上アイアンを取る事が多かったです
ステージ構成の演出も凝っていて敵の巨大戦艦の上で戦うという設定でした
1ステージごとに巨大戦艦のエンジン部、左翼部等を破壊して行きます
ゲームオーバーになると巨大戦艦が地球に攻撃をかけるデモが見れるのですが、
クリア具合によってデモ上の巨大戦艦の壊れ方が違いました
俺はあんまり縦シューが得意じゃなかったんですが、なにか不思議な魅力に引かれかなりプレーしました
3面ぐらいまでしかいかなかったですけど…
UPLのゲームは他のメーカーにない独特のグラフィックの癖やセンスがあり、
それが何とも言えない妖しい魅力でした
残念ながら倒産してしまいましたが、どこか別のメーカーが権利を買い取って移植して欲しいものです
まぁこんな感じで