ねこてん~全ての猫は天使である~

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奄美大島が描く10年後の景色

2019-05-29 21:15:03 | 奄美ノネコ駆除問題
奄美大島におけるノネコ駆除は 問題ありまくりです。
計画の見直しをする必要があります。



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奄美ではすでに3000頭を超える数のTNRが行われています。
先日コメントを入れたものですが、投稿内容を読んでいると奄美大島の施策を全くご存知ないようなのでかなりがっかりしています。
ちゃんと現地の一次情報をご覧になってますか?

現地の方によると長年にわたる地道なTNRと飼い猫の適正飼養の条例のおかげで猫は随分減っているそうです。

それでも集落と森は隣接しているため森に入っていく猫を全ては止められないというのが現状だそうです。
ご存知のように猫はお腹が減っていなくても動く小動物がいれば狩ります。
TNRだけではそれを止めさせることはできませんから捕獲により森から連れ出し、また森に戻ってしまう事のないよう譲渡、やむを得ぬ場合は安楽殺、というのがこの計画です。何か問題がありますでしょうか?

また全頭一気にTNRということにこだわっておられるようですが、奄美大島の大きさをご存知ですか?東京23区よりも大きな面積でかつ島全体がほぼ原生林です。
生餌でおなか一杯になっていてしかも餌付けもされていない猫をこの広さの森の中で効率的に捕まえるのはかなり難しいと思いますが、ねこてんさんが何か良い方法をご存知ならぜひ奄美大島の方に教えて差し上げて頂きたいです。
ご返答お待ちしております。
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〇 愛護動物の駆除は動愛法違反

いかなる理由があろうともです。
なぜ、奄美大島だけで許されるのでしょうか。

これを環境省が立案していることも大障碍。
初めてなんですよ。
これを通してしまえば、将来にどのような影響があるのか、想像をして下さい。

「駆除やむなし」の前例を奄美で行使してしまっていたら。
もしも再び、東日本大震災での福島のような事態が起きたら。

置き去りにされ繁殖した犬猫はどうなりますか?
飼い主のいない動物の命のハードルを下げることになりませんか?



〇 駆除では解決しません

断言します。
この計画を進めれば、猫に限らず駆除行為は未来永劫続きます。
つまり、計画は失敗するということ。

日頃、皆さんは思っているはずです。
処分を望みセンターへ持ち込む、或いは不要になったと遺棄することに対して
「自分で殺処分のボタンを押せ」
「自ら血眼になって里親を探せ」と。

目前で命が絶たれるわけではないから、責任が希薄になり、罪悪感がなくなるのだと。

本来は人と共に暮らすべき猫に「駆除」の選択をするのは、共生社会と真逆の思考を持つ(与える)ことだと思います。

どうして、動物虐待愛好家がこの計画に歓喜したのでしょう。
「害獣撲滅」の根っこが同じだからではないでしょうか。



〇 人間が責任をとる

『猫はお腹が減っていなくても動く小動物がいれば狩ります。』

猫は狩猟本能があります。
ノネコだからではありません。
古今東西全ての猫かそうであり、私たちは それを(ネズミ避けなどで)利用してきました。
また、野生が残るのは猫の持つ大きな魅力でもあります。

そもそも、そうした特性のある猫を森に追いやり、生息させるようにした原因はどこにあるのでしょうか。

猫が悪いのですか?
命を差し出して償わなければなりませんか?

我々人間がしたことではないでしょうか。
だからこそ、人間が考え動かなければならないということ。
責任を負わなければならないということ。



〇 保護譲渡を逃げ道にしない

『森に戻ってしまう事のないよう譲渡』

そのための保護譲渡であれば、それは保護でも譲渡でもありません。
駆除の一環です。

猫が幸せになれるよう、八方手を尽して保護活動をしている方々に失礼です。

「殺さなきゃイイんでしょ、文句を言うなら引き取ってよ」
その本音を見透かされ、批判が出るのだと思います。

ホゴホゴホゴと、そこに解決策を見出すのであれば、駆除計画→「保護計画」と あらためたらいかがでしょう。

〇 本当に方法はないのか?

それだけ広大な島で「隔離地域」「住み分け」「管理可能エリアへ移動」が、出来ないのはナゼですか?

10年かけて捕獲は、へそで茶を沸かします。

もともと住民から排出された猫たち、自治体なり地域で対処すべきところを、国民の税金から予算が下りているのです。

皆さん、駆除ではなく共存できるためにお金を使って欲しいと願っているはずです。

だから『3000頭を超える数』のTNR がなされたのではないでしょうか。
「奄美の猫が大変だ」と駆けつけ協力して下さったのではないですか?

保護にしても手術にしても、捕獲しなくては始まりません。
そこに人件費をドーンとかけるべきだと思います。

私が想像するジャングルは、映画で観る落武者や脱走兵が行き着くような様子。

そこに猫の親子がいたとしましょう。
私は、即座に迷いなく「救い出さなければ!」です。
森にいる猫へ、放置し排除するではなく、一刻も早く手を差し伸べるです。

なぜなら、それを「仕方ない」とは決して思わないからです。



〇 未来への波紋

私は東京生まれ育ち、三代前からの生粋の江戸っ子。
親類縁者もオール東京住み、だからお盆休みいらない人です。

生まれながらに「自然」に対し、劣等感があり、それ故に踏み込むことを避けます。
私的に奄美大島はアンタチャブルな案件。

それでも看過できないと思ったのは、ピースワンコにNOと声を上げている人が、TNR を否定していたことから。

狐につままれたようでした。
なぜ TNR 反対なのかを探ってみると奄美での駆除是非を巡ってが発端のように見受けられました。

こういう類は、一生涯に渡って自ら動くことはないし TNR が促進されても彼らの生活に支障はないので、無視が得策。

しかし、エスカレートの一途。
実際に活動している人へ持論をぶつけ、現場をかき回すのを見て、アウト判定を致しました。

あなたは、決して方向転換はしないでしょう。
「自分は正しい」と信じ込んでいるから。
そして、それを承認してくれる人を探し求めるでしょう。

そう、人の意識を変えるのは難しく、時間を要します。
ようやく TNR の結果が現れ、道筋が見えて来ました。
ここまで30年以上かかっているのです。

安易に安直に「駆除しかるべし」としないで頂きたいです。
そこに理解が及ばないならば、せめて我慢し傍観していて下さい。

目指す風景が違うのです。
人の都合で、打ち捨てられた命を 悪と排除して得る生態系保全か。

人が知恵を巡らし額に汗して、犠牲なく守った 世界に誇れる共存共生の島なのか。

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【 ねこてん 公式HP 】

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