越川芳明のカフェ・ノマド Cafe Nomad, Yoshiaki Koshikawa

世界と日本のボーダー文化

The Border Culture of the World and Japan

コロンビア大のポール・アンドラー教授に会う

2007年11月01日 | 小説
昨夜、神楽坂のYI氏のお宅で、コロンビア大学で日本文学を教えているポール・アンドラー教授の歓迎会があり、もちよりのパーティなので、イタリアの酒と神保町で買った餃子を持っていった(チグハグです)。以前、思潮社で、高橋源一郎ガイドブックを作ったときに、メールで直接原稿依頼をしたことがあり、結局断られたその文面では、とても堅物そうな印象を受けていたが、本人に会ってみると、いたって気さくそうな人柄だった。人は文章(みかけ)によらず、ということだろうか。

アンドラー先生を気にいったのは、以前10月に富士山に登ったことがあると告白したからだ。YI氏は興味なさそうに聴いていたが、わたしは今年の7月に台風の中、富士山に登って大変な目に遭い、凍え死にそうになったから、先生のいいたいことがよくわかった。しかも、8月の閉山以後の登山だから、どれほど寒かったことだろう。そんな馬鹿なことをやる教授を好きになった。そこに、アンドラー先生の日本文化・文学への入れ込み方を感じたからだ。



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