会社帰りに横浜の猫カフェへ。
平日昼間より空いていた。
いつも膝に乗ってくるヤマトは、他のお客さんの膝の上で寝ている。
しめしめ、これなら今日は膝をヤマトに占領されることはない。
まず、キャットタワーにいた、あまり好きではない会長の頭をなでた。
すると、一瞬、会長から目を離した隙に、ガブッと左手を噛まれてしまった。
いてっ! なんだよ、何が気に入らなかったんだよ。
頭をなでられたくなかったのかよ。
もぉ~、だから会長は嫌いだ!
会長は、他のお客さんの膝に乗ったが、会長を撫でたとたんに、やはり噛まれていた。
スタッフさんによると、嫌なことをされて嫌がるのは、猫も同じとのこと。
それはわかるけど、会長は神経質すぎるよ。
もう手を出すのはやめよう・・・。
そして、ドリンクを飲むために低い椅子に座っていると、少し離れたところから、ヤマトが小走りに私の傍らにやって来て、私の膝に視線を送っている。
あ゛、またお膝ですか?
と思っていると、私の右の腿に前足をかけて、同意を求めるように、じーっと私の顔を見上げている。
そして、よっこらしょっと、後ろ足でジャンプして、また膝の上で丸まってしまった。
はぁ~、今回もヤマトと過ごすんですか。まあ、仕方ないか。
それにしても、ヤマトはわたしのことを憶えたのだろうか?
スタッフさんには、顔を憶えたのでしょう、と言われたけれど。
ヤマトは、今日はずーっと舌を出しており、ヨダレがすごかった。
途中でスタッフさんが口を拭いてくれたけれど、すぐまたタラ~っと舌の先から滴ってくる。
垂れたヨダレは、すべてヤマトの足に付いたので、私のスカートに被害はなかったのでよかったけれど、舌とヨダレはどうにかならないものなのか。
スタッフさんは、舌を出すのはヤマトの癖だと言っていた。
しかも、舌を出す猫は珍しいということで、雑誌に写真が掲載されたとか。
いや、かわいいけどさ、ヨダレはちょっとね・・・。
デジカメを忘れ、携帯電話のカメラも電池切れで、これくらいしか写真が撮れず、見づらいが、ヨダレがツーッと垂れている。
このあと、もっとダラダラ垂らしていた。
ヤマトを撫でながら過ごしていたが、気が付くと、そろそろ帰る時間になっていた。
ヤマトは、ぐっすり眠っている。
揺り動かしたが、ピクリとも動かない。
仕方ないので、そぉ~っと持ち上げたら、目をつぶったまま、「にゃー」と鳴いた。
「やめてくれ」ということなのか?
時間延長して、まだ眠らせてあげたい気持ちもあるけれど、やっぱり帰るよ。
私はヤマトを膝から椅子の上に移動した。
移動しても、ヤマトは丸くなったままだった。
お見送りは、前回同様、またヤマト。
むりやり起こされて、玄関に連れて来られたせいか、とっても眠そう。
次回もまた、ヤマトに膝を狙われるのかな?
それでも、また来るよ、ヤマト。
それから、今日はイクラがメカブを何度も襲っていた。
後ろからメカブの首の肉を噛んでいた。
そのたびに、メカブが痛いと叫んで鳴いていた。
いじめているわけではなさそうだが、怒らずに耐えているメカブは大人だな。
体が大きいメカブに襲い掛かるイクラも勇気あるな。
この騒動を動画に撮れなかったのが、残念。
この間、ヤマトは騒動にも動じることなく、悠然と膝でおとなしくしていた。
追記:
先日、「猫と話せるようになるCDブック」という本を買った。
私は猫を飼っていないので、猫カフェのヤマトと話をしてみることにした。
ベッドに寝ながらCDを聴いて、CDの誘導に従い、ヤマトに「どうして舌だしてるの?」「ヨダレが足に垂れて嫌じゃないの?」と聞いてみた。
すると、「口がゆるんでいるからね」「ヨダレは拭いてほしい」という答えが返ってきた。
ヤマトの答えは私の想像かもしれないが、想像では?と心配になるのは、アニマルコミュニケーションの初期段階にはよくあることらしいので、気にしないことにする。
ヤマトの答えを尊重して、次回からヨダレが垂れたら、すぐにティッシュで拭いてあげるからね、ヤマト。