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ガソリン不足はなぜ? / 「核・ヒバク・人間」 非戦を選ぶ演劇人の会 朗読劇

2011-08-30 | 動画 ・ 文化芸能
  しんぶん赤旗8月28日(日)

 朗読劇「核・ヒバク・人間」を公演  「非戦を選ぶ演劇人の会」(27日)
   

 福島原発事故で廃棄せざるを得なくなった酪農家のさけびや、核エネルギー管理社会の理不尽を、俳優の市原悦子さんらが舞台で描いたーー「ピースリーディング」(朗読劇)

 福島・飯舘村の酪農家の怒りと悲しみを、「安全だ安心だって言われたから、結局子どもたちは2ヶ月近くも放射能を浴び続けることになった」と伝えました。


 原発は、弱者を犠牲にして生み出され、維持されるシステムであることなど、核管理社会の構造を詳しく描き出し、「1970年から2009年の間、50万人もの被曝労働者が生み出されている」と批判。

 白血病で苦しみながら亡くなった若い原発労働者の母や、38年間も原発労働を追い続けた写真家などの生々しい証言が観客を驚かせ、「巨大な『政官財』の原発トライアングル」による「安全神話」を告発しました。

 朗読劇には、円城寺あや、高橋長英、根岸季衣、三谷昇、村井国夫、渡辺えりさんら、多くの俳優が出演しました。

 

 

 ガソリン不足なぜ?   しんぶん赤旗2011年3月26日(土)


 製油所・ローリー車 合理化で大幅減

 
東日本大震災の被災地でガソリンなどの石油製品の深刻な不足が起きています。背景に、供給を担う石油元売り会社が生産設備の削減・合理化を進めてきたことがあります。

転機になったのは1996年。特定石油製品輸入暫定措置法(特石法)の廃止です。この法律は、ガソリン、軽油など石油製品の輸入業者に国内で石油精製施設を備えることを義務付けており、事実上、大手石油精製会社しか石油製品を輸入できませんでした。同法の廃止で、精製会社以外の商社なども輸入や国内販売ができるようになりました。

ガソリン、軽油の輸入自由化により、石油業界は合併や経営統合など再編の動きが活発化。それに伴い、石油精製、元売り各社は、製油所など設備の削減も加速させました。

95年当時、全国で44カ所あった製油所は、2011年には27箇所と4割も減少しました。石油製品を一時的に貯蔵する油槽所も93年の600カ所から04年には190カ所と3分の1以下に減少。タンクローリー車もこの4年で3割減っています。


製油所の配置の偏りにも問題があります。東日本にある製油所は9か所。そのうち大震災直後に6カ所が稼動を停止し、供給は大幅に細りました。現在は千葉、神奈川にある3カ所の製油所が生産を再開させています。東北6県の生産拠点となってきたJX日鉱日石エネルギー仙台製油所の稼動停止が決定的な打撃となりました。石油各社が大消費地である首都圏などに製油所を集中させてきた結果です。

大規模災害時のバックアップ体制にも課題を残しています。95年の時点では日本海側にも製油所が5カ所ありましたが、現在は新潟県にある帝石頚城(くびき)製油所1カ所になっています。今回の大震災では太平洋岸の製油所が次々と操業停止に追い込まれ、それを日本海側の製油所でカバーすることはできませんでした


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