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シベリウス

2007-11-20 | ピアノ
 CD鑑賞しております。
 図書館で借りた、渡邉規久雄さんというピアニストの「シベリウス・リサイタル」です。
 ♪Live録音だよ♪
 

 ~~フィンランド人の母をもつ指揮者で、シベリウス演奏の権威であった父、渡邉暁雄の影響もあって、北欧、特にフィンランドの音楽に造詣が深い。~~         
                         CD解説のプロフィールより

 1976年インディアナ大学を経て大学院(ピアノ科助手を務める)を卒院、ウィーンでスタニスラフ・ネイガウスに師事したこともあるらしい。

 
 時々、こういう悠久な気分に浸れる曲を聴くのもいいものです。ってか、かなりハマリます
 借りてから、いつも寝るときに聴いていましたが、夜にもいいかな。
 深く沈みゆくような低音の響きと、静かなきらびやかさの高音の響きによる絶妙なコンビネーションが深い眠りへといざなうようで・・ 
 すぐ寝てしまって、前の方しか聞き覚えがないです。

 でも、なんというか、この危ういような美しさ・・なんともいえまへん 

 
 今、解説を少し見てみると、なるほどなぁ・・と興味深いです。
 最初に入っている、「カレワラ」(フィンランドの民族叙事詩。雄大な構想の英雄物語で、フィンランド独立運動に多大な影響を与えた。)に拠るピアノ曲、「キュリッキ」の物語の概要が書かれています。

 何やら、レンミンカイネンという横暴な男に、乙女キュリッキがある日踊りの輪からさらわれて、むりやり妻にされ・・
 何だか知らないけどそのうちに、キュリッキは二度と踊らないこと、レンミンカイネンは戦いに赴かないことを条件に二人は和解し・・
 しかしキュリッキが踊りに加わったため、今度は彼女を捨てて、北の国の娘を得るべく出かけていき、娘を得る条件の、トゥオネラの白鳥狩に失敗して、殺されてしまう。
 
 とかいう、極めて勝手な男の自滅物語?? 風な話みたいですわ。(テキトウ)
 そして、シベリウス作曲の「トゥオネラの白鳥」へと続くんですって。

 解説によると
「キュリッキ」は3つの章からできており、
 第1章は、キュリッキとレンミンカイネンのテーマのからみ。
 第2章は、略奪されたキュリッキの悲しみ、背景の森の悠久さ。
 第3章は、舞曲調で、踊りの調べがヴェールの向うに明滅するような幽玄な曲趣。
  だそうです。

 他にも、このCDには北欧独特の情景感、憂いを含んだ美しい曲満載でございます。


 私は、ノルウェー出身のピアニスト、アンスネスも大好きなので、北欧の音楽は何度か聴いたことがありますが、覚えるほどには聴いてません。。
 今後はさらに、マイナー(でもないけど・・)な作曲家を意識して探求し、好きな曲を見つけたいと思いまーす

 できれば弾いてもみたいですね。 こういうちょっと馴染みのない作曲家の曲って、速いパッセ-ジとかすごく難しそうで、ショパンなんてまだ簡単な方じゃん?とか思ってしまいますが、比較的簡単そうな曲もありますので。
 手がとどけば、だけど。。
 なんせ手がでかいでしょ、あちらの方の方って・・
 5年ほど前、アンスネスちゃんに、子供のふりして握手してもらったときも、やっぱりすごく大きく感じました。

 ・・・近藤さんに握手してもらったことは、、ないの。
 緊張して忘れるの・・