「ほぼ」週刊 猫型人間のまったり日記

自分の好きな物を自由気ままにまったりと書き綴っています。最近は心のデトックス(毒出し)の場にも使っています(^^ゞ

イ・ビョンホンスペシャルドラマ「遠い路」前編・後編(2001年)

2006-02-18 23:58:04 | ドラマ
去年と今年のお正月、NHK地上波でも放送されたドラマです。多少のカットはあったものの字幕放送。よくやった、NHK!それでこそ視聴者も受信料の払いがいがあるというものです

イ・ビョンホン スペシャルドラマDVD-BOX(初回限定生産) ALB-21
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ジャケット写真は「ひまわり」と同じ。
ドラマの内容の違いを考えると、ちょっと手抜き気味ですね

旧正月の大型特別番組として放送された素朴で暖かいイ・ビョンホンがみられる感動作。ソウルの郵便局で働くソンジュ(パク・チミ)は故郷東海(トンヘ=日本海沿岸)にいる父にボーイフレンド(ソ・ジソプ!)と一緒に行くと約束したが、正月を間近にして振られてしまう。楽しみに待っている父を思い辛くなったソンジュは、偶然駅で会った天涯孤独のウシク(イ・ビョンホン)に取引を持ちかける。ソンジュの父とソンジュから「家族」 の暖かさを身にしみて感じ、ソンジュの父に精一杯の親孝行をする心優しいウシク。そして次第に嘘から始まったソンジュとの関係にも変化が見え始める。家族愛のあたたかさがしみじみと伝わる感動作。ロケ地は冬ソナの撮影にも使われた海岸。Amazonレビューより)

この二人、実はオープニングでツーショットがあるのです。でも、同じ洋品店のショーウインドーを見ていてもソンジュはお父さんへのお土産、ウシクは孤児院の子供達へのプレゼントと全く違う物を見ているのでお互いの存在にも気づきもしないまま…。韓国人のお買い物のしかたの定番だそうですが、ここでは下見だけしてそのまま二人とも市場のワゴンセールへ。目的の物が見つかったソンジュはボーイフレンド、ギヒョンのに電話するけれど何度かけても留守電のまま。アパートに帰ったウシクは子供達へのプレゼントとラッピング用品を床に広げると、包装紙の入った袋を噛み切る!もはや「歯」じゃなくて「牙」ですね

をつけて、取引先の社長さんと商談しながらを運転するウシク。並んで走っているの窓際にはソンジュが乗っています。ソンジュの勤め先は郵便局。ソンジュのにお父さんから電話がかかってきて彼の好物を聞かれ、うろ覚えながら答えるソンジュ。ソンジュはただのボーイフレンドのつもりなのに、すっかりお婿さんを連れて帰ると思い込んでいるお父さんとお隣のおばあさんは家で飼っているをしめたり障子を貼り替えたりと大張り切りで支度しています
そこへやって来た彼氏ギヒョン(ソ・ジソプ若い!)が別れ話
夜彼のアパートまで行って「お父さんに挨拶だけでもして欲しい」と頼んでみても、思い直してくれる様子は全くなし。一方ウシクは一人ふたつき鍋でツユなしラーミョンを斜め責め+お箸の持ち方はバッテン持ち。結構本人に近い食べ方っぽい
「日々の糧を与えたもう神に感謝します…」歌うような食前のお祈りが

待ち合わせの駅にやはり来ないギヒョンせっかく特製キムパブ(のり巻き)2人前手作りして待っていたのに…。
一方渋滞情報を聞いたウシクはのガソリンを満タンにして駅で白タク営業を始めますが、人数が集まらずしびれを切らしたお客さんにされてしまいます
ソンジュを見つけてに乗り遅れたことを知ると、切符代+2万ウォンで故郷トンヘ(東海=日本海沿岸)まで送って行く事に。
途中休憩したドライブインで特製キムパブをもらって、とても美味しそうにモゴるウシクがなんて食べさせ甲斐のあるリアクションを見せてくれるのでしょうね
事情を話してウシクにギヒョンの代役を演じてもらうソンジュ。ギャラは10万ウォン+洋服代などの必要経費。でもどうせなら歯ブラシとかひげそりみたいな「お泊まりセット」を買ってもらった方がいいのに…と思うのはただの老婆心?

ソンジュの実家に到着した二人。から降りるソンジュに手を差し伸べて「契約成立!チョン・ウシクだ」と一言。私だったらここでノックアウトされちゃいます
白タクなんてやってるから乱暴者なのかと思ったら、すごく礼儀正しくてきれいなクンジョル(韓国式の挨拶)をしています
お父さんも一目でウシクを気に入るし、お隣のおばあちゃんも「結婚式には絹の服でも作っておくれ」なんて気の早いことを言い出すし
でもあくまで呼び名は『ギヒョン』4人でのモゴりシーン。ソンジュが伝えるのを忘れた事からカレイの塩辛にびっくりして飲み込むに飲み込めないウシクのハム太郎ほっぺが
ソンジュにとって、本物のギヒョンの事はもうどうでもよくなって来ているみたい…。

替えの靴下がないからと海辺の洗濯板(岩?)で洗っていると、結局ソンジュが代わりに洗って翌朝コンロにあぶって乾かしてくれました。このにはアイロンはないのでしょうか
それともう一つ。歯磨き粉の代わりに塩を差し出していたけど、歯ブラシは?ゆうべあんなにモゴッたのに歯磨きしないで寝ちゃったの
お父さんに誘われて、一緒にに行くウシク。お湯にゆっくり浸かって、お父さんと背中の流しっこして…小さい時死んだお父さんと銭湯に行って洗ってもらったことを思い出します。この子役もビョンホンssiそっくりで不自然がなくていいなあ
その夜はお父さんに「とって食いやしないさ」と言われて一緒の部屋に布団を敷いて寝ます。煙草を吸いに半袖Tシャツのまま外に出るけど寒そう。この頃は今より丸々していて肉襦袢がかなり厚めだけど
しかし、泊まる準備全くないのにお父さんたら何も変に思わないのでしょうか?ただならぬ呻き声で大急ぎで部屋に戻るウシク。お父さんの具合がかなりよくない事に気付いたけど、ソンジュには言わないようにとされてしまいます。翌日町の靴屋さん(店員さん役でシボン@オールインらしき人が出演)で暖かい靴を買ってあげようとする孝行息子なウシク。でもあっけなくソンジュに却下されてしまいます。演技抜きでお父さんの事を大切に思うようになったのに

そこへ本物のギヒョンから連絡。街のまで送って行くウシク。ここで別れることにして、最後にお父さんに会いに行きます。海が見える丘の上のお墓からおんぶをしての帰り道、何度も何度も「ギヒョンや」と名前を呼ぶお父さんに何度も何度も「はい、お父さん。」と返事をするウシク…
結局ギヒョンが来たのは正式に別れ話をするため。ソンジュももうギヒョンを必要としていないことに気づいて一人に帰ると、ウシクは靴を置き土産に帰った後。でも、お父さんが苦しんでいる様子を見て思わずを求めたのはウシクの
すぐに駆けつけるウシクのスピンターン、オールインを思い出してしまいますよっ。それにしても韓ドラでは救急車ってお金持ちの専用車なんですかね。ここでもお父さんはウシクおんぶカーで搬送です(苦笑)。
お父さんの病気、思っていたより重いようです約束通りソンジュに打ち明けられず思い悩んだものの、ウシクが出した答えは「お父さんを二人で分けよう」という事。だってお父さんとウシクは相思相愛ですからね。早速ソウルへの家族旅行を提案。そうすればソウルの大きい病院にだって勘ぐられないまま連れて行ってあげられるし。お父さんを説得する姿は本当の娘夫婦みたいです。出発前にお墓参りをして、お母さんの魂も一緒に連れて行く事になりで出発する3人。最後に「ここにもう一人、孫が欲しいな」と言うお父さんの言葉に微笑む2人
嘘から始まった家族だけれど、ゆくゆくは本物になるに違いないと確信させてくれるエンディングでした

セット販売の「ひまわり」と併せて観ると、ビョンホンssiがいかに幅の広い演技ができる俳優かが実感できます
私は「遠い路」の方が観た時期的にも心温まるをもらったような気がしてです。豪快なモゴりシーンも見ものだし
将来ヨボにするならウシクのような心優しいナムジャがいいなぁ
1台とはいえ個人事業主で生活力があるのは今の時代強いし、親戚付き合いも面倒がらずににやってくれそうだし(これが一番大きいかも…なんて計算高い私






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1 コメント

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お正月が来ると、観たくなる遠い路 (宮崎を愛してやまない人)
2018-01-02 11:17:46
10年くらい前のお正月休みに、初めてこのドラマを観ました💕心に大切なものを頂いたような、感動を覚えています。また、翌年にも、NHKで、放映され、今度は、懐かしいものを見るように、観たように有ります。それから、会った人に、お勧めのドラマとして、お話するように、なりました。いつ観ても、熱くなります💕