桂林の空港で待っていた次のガイドは、20代のとてもかわいい女の子でした。
名前憶えてるけど、ここは一応伏せておきましょう。
空港から今夜の宿泊先まで1時間くらい車に乗っていたのでしょうか。
ホテルに着いたのは夜10時過ぎでした。
その間、彼女は一生懸命喋る喋る。
限られた時間の間に精一杯の案内をさせていただきます、と言う心意気は好感が持てますね。
ただ、だんだん途中から眠くなってしまったので、彼女の一所懸命さに合わせるのがしんどくなってきました。(ごめん)
こんな夜遅くというのに、桂林の町は人がたくさんいました。
飲んだり食べたり遊んだり、ただ座っているだけだったり。
人影が無くなるのは深夜0時頃、と言うこと。
それについては次回の旅行記で。
今回は、とにかく漓江下りです。
桂林と言う名前の「桂」は金木犀のことのようです。
とにかく金木犀の木の多い地域だと言うことです。
そして今夜はガイドブックでは五つ星の付いているホテルです!
ロビーでは団体さんの日本人に出会いました。
日本人って何と言うか、表情や動きに独特のゆとりがあるんだな~、と感じました。
言い方を変えると、これが「隙」って言うんでしょうかね~。
日本国内では気が付かなかったことです。
もう外は真っ暗。
でも部屋の窓の外に、既にあの独特の山影が見えるのがわかりました。
こんな町の中なのに!?
あの水墨画の世界はもっと山奥だと思っていたのだけれど・・・。
で、翌朝、目にした景色がこれ。
伏波山(本当はふくばさん、の「伏」に三水偏が付くんですが、PCで文字が出ないようです)
山に寺や観音堂があるらしいです。
朝7時だと言うのに、この川で泳いでる人影が何人も見えました。
いやはや、中国人は元気だね~。
漓江下りの船着場までは思ったより遠く、車で一時間くらいのところでした。
いよいよ乗船。
船は、日本の旅行会社専用のもの、中国人用、と分かれているようでした。
前者は二階建て屋上付き。
後者は平屋で屋上付きのようです。
勿論、乗船料金も違います。
国内の人にとっても、桂林はとても人気のある観光地で、青い湖が神秘的な九寨溝・黄龍と、こちらも山水画のような仙境の地・黄山、そして桂林が、行ってみたい所ベスト3らしいですね。
「ああ、この景色が見たかったんだ。本当に見事だな~。」
と誰かが感嘆しておりました。
あ、自分もでした。
少し景色を楽しんでくださいね。
富士と名付けられた山もありました。
どれか分かりますか?
その横に実はりんごの形の山があったのですが、一瞬で見えなくなってしまいました。残念。
1時間くらいして一旦船を降り、鍾乳洞に行きました。
3億7千年以上前にはこの山は海底だったと言います。
地殻変動で海底が隆起し、そして長い年月の風雨による侵食で山がこんな形に変化しました。
カルスト台地と呼ばれるこういった場所には、必ず山の内側(?)地底って言えばいいのかな、そこには地下水によって出来上がった鍾乳石と言うものがあるんですね~。
登り階段を上って行く途中で、実は私、貧血を起こしてしまいました。
疲れ気味だったのと、桂林の風景ではしゃぎすぎたからですかね~。
日頃の運動不足もたたってます。
少し休んだらいいから、と言うと、船着場に「籠さん」がいるから、それで行きましょう、とガイドさん。
「まだ先は長いですよ。何しろ世界一の広さの鍾乳洞なので。」
と言うことでした。
いやはや本当に大きな国ですね~・・・。
で、ちょっと情けないけど私だけ籠に揺られて行きました。
リゾートの藤で編んだ椅子(の古いやつ)にお神輿みたいな棒が2本付いていて、前後で支えて運んでくれました。
現地の陽に焼けたゴムぞうり履きの男性2名です。
学校なんてろくに行ってないんだろうな~、という感じなのに、サービス精神旺盛に、片言の日本語で話しかけてきて、見どころではちゃんと立ち止まってくれます。
何より、私が自分1人上るのもきつかった上り坂も狭い曲がり角も、もうすいすいと足早に行くんですね。
なにこの体力。
ふとここで、ドラゴンボールの亀仙人とかヤムチャとか勿論悟空もね、思い出してしまったんですよ。
(私の想像力なんてこんなもんです。)
彼らがアスリートのように思えてしまい、人間って鍛えればどこまでも強くなるもんだな~と、感動している籠の上の私。(ちょっと情けない疲れが取れたら運動しようっと。)
鍾乳洞の写真は暗くて上手く写せなかったし、あまり美しい、って言うものでもないと思うので、こんな感じで。
中には川も流れていたり、滝もあったり、TDLのアトラクションみたいな乗り物やボートにも乗ったり、展望エレベーターもあったり。
やっぱりかなり大きな鍾乳洞でしたね。
さてさて、船の最後尾には調理場があって、ちょうどお昼時に食事となります。
メニューはそんなに凝ったものではなく、バイキングでした。
その前に個人向けの注文を受け付けていました。
この川で採れたての食材を川下りをしている最中に現地の人から買い付け、その魚などを使った一品だということです。
我が家は海老のから揚げを注文しました。
取れたてですよ~。
なんか長くなっちゃいましたね。
ここらで一区切りします。
お疲れ様でした。
でも漓江下りはまだまだ終わってないんですよ。
ところで私と入れ違いで中国に行かれていたことりさんが、ブログ「ことり日和」にて中国での見聞を記事にされていました。
関心のある方はそちらもぜひ覗いてみてください。
私とはまた異なった風景とレポ、面白いですよ~。
8月22日~
「在大連」「オフィシャルグッズ」「麦当労」
「公園散策1・2」「中国トリ事情」など。
あ、忘れてました。
前回のミネラルウォーターの名前です。
正解は「わはは」でした~~。
正解者には、「桂林 漓江下りの旅」を
こちらで楽しんでいただきま~す!ってことで。
リズミカルな文章に乗って進んでいきますと
ちょうどいい頃合に「少し景色を楽しんでくださいね。」には脱帽!って感じです♪^^
富士と名付けられた山はすぐにわかりますね!^^
貧血が起きてしまったのですね~
籠ですか!これもいいですね~^^
鍾乳洞の中に展望エレベーターがですか!凄い!
取れたて海老のから揚げおいしそう~♪
カルシュームもあるね!
ミネラルウォーターの答えは「わはは」でしたか!
私、近い?ってことはないですね^^;
本当に恐縮です~ありがとうございました!
宣伝料をお支払いしたくなりました
それにしても、本当にお見事な景色です
この世のものとは思えない絶景ですね!
どのお写真も本当に素晴らしいです
こういう秘境に実際行くのはきっと感動もそうですが、疲労も想像以上なんだと思います。
まして、食べ物も風習も違う国なんですものね。
私もいつか九寨溝と黄龍に行ってみたいと思うのですが、友人は以前途中で高山病になってしまい、大変だったそうです
「桂林、漓江下りの旅」
後編もたのしみにしています♪
名前も知りたい知りたい!!
いつか中国に行きますから~その時に話しかけたい。「さくらこさんの友です~」と言って・・・
漓江下り、 書いていたら長くなってしまって、前項編に分けました。
中編は・・・要らないと思う多分・・・。
ここの景色には少し霞が掛かったような薄曇が一番似合うんですよ、と聞いて、いい日に行けたな~と思いました。
絵葉書とか見ても、やっぱりとてもって言う時のもあって、山肌がくっきりしすぎて水墨画風ではないんですね。
船が何階建てと言うところは少し間違えて書いたので訂正したんですが、間違えてしまうほど、確かに3階=屋上にいた時間が結構長かったんです。
中国に来ても「富士」と呼ばれる山に出会うとは、富士山って有名なんですね~。
取れたて海老は美味しかったですよ~。
さっきまでこの川にいたのかと思うと複雑ですが・・・。
貧血により、人とは違った経験が出来、これもまた良し!と思っています。
ミネラルウォーター、うん、小雪さんはまあ、イメージは掴んでいたかもね。
はい、漓江下り楽しんでくださいね~。
うん、ことりさんの記事ではこれがとても興味深いものかもしれないね~。
うちも上海の自由時間で麦当労とか行ってみようか、とも思ってたんだけど、ついに行けませんでした。
中国の地名って、文字変換で出てこないのが多くって、漓江下りも、九寨溝も、結局PCで検索したところから文字ををコピーしてきました。
日本でも今、九寨溝はとても人気があがってますよね。
何しろあの美しい青!
でも、やっぱりあちらの人に言わせても、九寨溝と、黄山は、あまりにも辺境の地らしくて、あまり簡単にいけないようです。
まだ桂林が一番行きやすい所にあるようで。
私は暑さと、出発前色々と忙しかったので、その疲れもまとまって出ちゃったみたいです。
でも、とんでもない事態でもなかったので、まあ、これもいい経験だったな、と思ってます。
蝉マルさん、食いついた話題がそこでしたか。
小柄でちょっと丸顔で、目がパッチリとしていて、笑顔がとても明るくかわいい人でしたよ~。
ちょうど私のあの頃みたい~なんちゃって~。(どうでもいいって?)
チェ・ジウさんみたいなタイプじゃなくってね~、もう少しエキゾチックな感じかな。
お客さんとずっと一緒にいるわけではなく、この船の中でも別のツアーのガイド仲間たちもいるので、一緒に一つのテーブルを囲んで談笑していたりするのですが、私の目には彼女が一番かわいく見えました。
上海で出会ったガイドさんも素敵な女の子でしたよ。
では、蝉マルさんは次回「素敵なガイドさん・後編」をお楽しみに~。
ってそんなのありませんからね!
まさに水墨画の世界ですね~。
鍾乳洞の写真も素敵です。
さくらこさん、本当に写真撮影がお上手ですね。
素晴らしい写真とともに旅の楽しさがこちらにも伝わってくる旅日記。
私も見習いたいです。
またどこかに旅立ちたい気分になりました。
桂林にとって絶好調の天候に行けた様なので、かすんだ山が雰囲気があっていいですよね。
鍾乳洞は色んな設定、夜景とかノーマルとか、早く動くものを撮るモードとか、フラッシュあり、なしとか、色々やってみたんですが、本当に上手く写すことが出来ませんでした。
なのに、娘の携帯で写すと綺麗、ってどういうことなんでしょうね・・・。
でも、ちょっと不気味でしょう?
旅行記も記事にしている最中、そのつど何だかお産をしているみたいな気分になりますね。
で、完成してアップできた時、
「やった~!!」
って気分になります。
しずかさんもそんな感じなんでしょうか?
その気持ち。
私も写したものはUPしないと
スッキリしなくなってます。
私もデジカメで上手く写せない時、携帯で写すときれいに写すことが出来ます。
なぜでしょうね?
最近の携帯はそんなに機能が優れているのかしら?
桂林の景色というのは 本当に癒されますね―。この でこぼこの山・・・・・なんか野暮ったい言い方ですね。呼び名があるのかしら?・・・・・は、登れるんですか?
ロッククライミングみたいに登るのかなあ・・・なんて(^^ゞ ? お馬鹿な事聞いてるかしら?
実際には そんなに急でもないのかな?
あんまり(というか全然)中国に詳しくなくて(あっでも、中国史は好きです)「漓江」って なんと読むのでしょう?教えてくださーい。
後編も楽しみにしています。