1月3日の夜は見たい番組が目白押しで、我が家のTVとビデオがフル稼働しておりました。(注・DVDまだございません)
2004年1月から放送されていた大河ドラマの続編「新撰組!!」。
2日から前編後編の「里見八犬伝」。
3日から三夜連続の「古畑任三郎ファイナル」。
やっぱり一番見たいのは「新撰組!!」、おまけにこれはリアルタイムで見ても、なおかつビデオにも撮っておきたいという欲張りっぷり。
お正月の夜って、結構面白い番組多いんですよね。
楽しみにしていたわけではなくても、見出すとはまってしまう「筋肉系(?)」とかさ。
「新撰組!!」サブタイトルは「土方歳三最期の一日」、ずばりその名の通りのドラマでした。
大河「新撰組!」は局長の近藤勇が亡き後も、隊士たちはその遺志を受け継いで進んで行く、というところで話は終わっていました。
この話はあくまで近藤勇が主人公なのでそのような終わり方をしたのだ、ということのようでしたが、このドラマのファンたちからの、土方率いる新撰組のその後が見たい、という熱い思いが伝わったのでしょうか。
大河で続編が作られたのは異例のことだそうです。
榎本武揚、大鳥圭介らと共に函館に渡り、五稜郭で土方歳三は最期の日を迎えます。
今回のドラマはそんな話です。
新政府軍との戦いで、本当はもっともっと絶望的な雰囲気だったのではないかな、と思っていたのですが(きっとそうでしょう)新撰組の隊士たちからは相変わらずの熱い想いが伝わってくるし、笑顔を見ることも出来る。
僅かでもその中にずっと以前からのおなじみの隊士を見つけるとこれまたとても嬉しくて、それでもひどく汚れて破れてしまった「誠」の旗を見ると、それまで彼らがどんな戦いをしてきたか、ということが伝わってくるようで、何だか痛々しい気がしました。
あの旗は新撰組の象徴と言うより、そのもの、という感じですね。
共に戦ってきた、とも言えるでしょうか。
それにしても脚本の三谷幸喜氏は、本当に難しい歴史ものを身近なものに感じさせてくれる不思議な力をを持った人ですね。
函館での戦いがどんな風だったか、ということも手に取るようによく分ったし、人と人との会話、気持ちの変化なども、難しい言葉でなく誰にでも分るような台詞で伝えてくれる、これが歴史に疎かった若者たちの心まで掴んでしまった理由の一つなのでしょうか。
かなりはまって夢中になって見た「新撰組!」が終わってからちょうど一年が経ち、その一年という期間のおかげで、楽しみにしていながらも結構冷静な気持ちで見ることが出来た、特に土方さんの最期なんて、一年前だったら号泣してしまうんじゃないかと心配するくらいでしたが、昨日はそうでもなかった、落ち着いた気持ちで見つめることが出来て、良かったな、と思っています。
あのたった一枚の土方歳三の遺影を函館から多摩まで、そして現在に至るまで繋げてくれたという偉業を遂げてくれた市村鉄之助君の登場も、ほんのちらっと見せてくれた山本耕史さんによる“土方さんの写真”も、それから、ほんの少しづつでもいろんな隊士たちの懐かしい姿を見せてくれたこと、どれもみんな嬉しくて、始まったと思ったらあっという間に終わってしまった、走り去って行ってしまったような一時間半でした。
三谷さん、素敵なお年玉、ありがとうございました。
ところで市村君役の少年、池松壮亮君は「義経」で頼朝の少年時代を演じていたらしいですね。
あ~!と目に浮かびつつも、あんまりしっかりと彼の顔まで記憶がないんですよね。
優しそうで利発な感じの少年です。
という今日の記事を「古畑・二夜目」を見ながら書いているのですが、このドラマと「里見」をきちんと見ることが出来るのはいつのことやら・・・。
写真はちょうどこのブログを始めた頃、ネット仲間のSyさん(名前言ってもいいかな?)のお陰で、なんとあの土方さんの縁の地、日野市の高幡不動尊前の時計店より送っていただいた「新撰組!」の時計です。
その後ろにかすかに見えるのが、今回のドラマに向けて出版された完全ガイドブックです。
何だか凄くミーハーな記事ですが、お正月ですもの、たまにはいいですよね。
(おまけに長っ)
2004年1月から放送されていた大河ドラマの続編「新撰組!!」。
2日から前編後編の「里見八犬伝」。
3日から三夜連続の「古畑任三郎ファイナル」。
やっぱり一番見たいのは「新撰組!!」、おまけにこれはリアルタイムで見ても、なおかつビデオにも撮っておきたいという欲張りっぷり。
お正月の夜って、結構面白い番組多いんですよね。
楽しみにしていたわけではなくても、見出すとはまってしまう「筋肉系(?)」とかさ。
「新撰組!!」サブタイトルは「土方歳三最期の一日」、ずばりその名の通りのドラマでした。
大河「新撰組!」は局長の近藤勇が亡き後も、隊士たちはその遺志を受け継いで進んで行く、というところで話は終わっていました。
この話はあくまで近藤勇が主人公なのでそのような終わり方をしたのだ、ということのようでしたが、このドラマのファンたちからの、土方率いる新撰組のその後が見たい、という熱い思いが伝わったのでしょうか。
大河で続編が作られたのは異例のことだそうです。
榎本武揚、大鳥圭介らと共に函館に渡り、五稜郭で土方歳三は最期の日を迎えます。
今回のドラマはそんな話です。
新政府軍との戦いで、本当はもっともっと絶望的な雰囲気だったのではないかな、と思っていたのですが(きっとそうでしょう)新撰組の隊士たちからは相変わらずの熱い想いが伝わってくるし、笑顔を見ることも出来る。
僅かでもその中にずっと以前からのおなじみの隊士を見つけるとこれまたとても嬉しくて、それでもひどく汚れて破れてしまった「誠」の旗を見ると、それまで彼らがどんな戦いをしてきたか、ということが伝わってくるようで、何だか痛々しい気がしました。
あの旗は新撰組の象徴と言うより、そのもの、という感じですね。
共に戦ってきた、とも言えるでしょうか。
それにしても脚本の三谷幸喜氏は、本当に難しい歴史ものを身近なものに感じさせてくれる不思議な力をを持った人ですね。
函館での戦いがどんな風だったか、ということも手に取るようによく分ったし、人と人との会話、気持ちの変化なども、難しい言葉でなく誰にでも分るような台詞で伝えてくれる、これが歴史に疎かった若者たちの心まで掴んでしまった理由の一つなのでしょうか。
かなりはまって夢中になって見た「新撰組!」が終わってからちょうど一年が経ち、その一年という期間のおかげで、楽しみにしていながらも結構冷静な気持ちで見ることが出来た、特に土方さんの最期なんて、一年前だったら号泣してしまうんじゃないかと心配するくらいでしたが、昨日はそうでもなかった、落ち着いた気持ちで見つめることが出来て、良かったな、と思っています。
あのたった一枚の土方歳三の遺影を函館から多摩まで、そして現在に至るまで繋げてくれたという偉業を遂げてくれた市村鉄之助君の登場も、ほんのちらっと見せてくれた山本耕史さんによる“土方さんの写真”も、それから、ほんの少しづつでもいろんな隊士たちの懐かしい姿を見せてくれたこと、どれもみんな嬉しくて、始まったと思ったらあっという間に終わってしまった、走り去って行ってしまったような一時間半でした。
三谷さん、素敵なお年玉、ありがとうございました。
ところで市村君役の少年、池松壮亮君は「義経」で頼朝の少年時代を演じていたらしいですね。
あ~!と目に浮かびつつも、あんまりしっかりと彼の顔まで記憶がないんですよね。
優しそうで利発な感じの少年です。
という今日の記事を「古畑・二夜目」を見ながら書いているのですが、このドラマと「里見」をきちんと見ることが出来るのはいつのことやら・・・。
写真はちょうどこのブログを始めた頃、ネット仲間のSyさん(名前言ってもいいかな?)のお陰で、なんとあの土方さんの縁の地、日野市の高幡不動尊前の時計店より送っていただいた「新撰組!」の時計です。
その後ろにかすかに見えるのが、今回のドラマに向けて出版された完全ガイドブックです。
何だか凄くミーハーな記事ですが、お正月ですもの、たまにはいいですよね。
(おまけに長っ)
強いて欲を言えば、中島父子の件も加えて欲しかったんですが、何よりも1時間半って時間が短く感じました。もう30分位は観ていたかったです。
仰せの通り、三谷さんの底力を改めて感じた一遍かと。特に、榎本の部屋での二人のやり取りの場面は、見応えが有りました。舞台作家の本領発揮、って感じですねー。良い作品を有難う、って思いです。
ミーハー丸出しの記事にTBいただきましてありがとうございました。
時計かわいいですね~!
一昨年は大河ドラマで楽しみ、昨年はDVD発売で盛り上がり、続編決定で熱狂し・・・とにかく「組!」のおかげで足かけ3年も楽しませていただきましたよね!
私は欲張りなので「!!!」もあり得ると睨んでいるんですが(笑)
池松君は「義経」でも見ましたし、映画「男たちの大和 YAMATO」でも重要な役でした。今後に期待ですね~!
楽しいブログにかんぱ~い
本日は「古畑・三夜目」・・・楽しみで~す。
一昨年の「!」は、ぜんぜーん期待していなかったのでかえって良かったけれど、「!!」は期待のし過ぎだったからでしょうか、少々物足りなかったです。
盛り上がりに欠けて、胸を鷲掴みにされるような、熱い胸中を吐露する名台詞がなかった。
でも、ラストは泣けました。
あどけなさの残る鉄之助君が、あの当時津軽海峡を渡り日野までの険しい長い道のりをよくぞ土方との約束を守り、遺品を届けたものと・・・彼もまた義を貫いた最期の新撰組隊士の紛れもない一人であると深く感じ入りました。
そして、明るい空の下に広がる草原。
賊軍と言う汚名を着せられ、しばし茨の道を歩まねばならない新撰組や会津に、いつか歴史の正当な評価が下されるであろう未来を暗示させるものでした。
「壬生義士伝」の中にこんな会話があります。
(ある隊士)「中島さん、余計な心配かもしれませんが、万々が一ご子息二人が道連れじゃあ、家門が絶えてしまいます。せめて惣領の恒太郎君だけでも五稜郭に下げませんか」
(中島三郎助)「それがどうした。性根の腐り果てた徳川の禄など、もはや貰うつもりはござらん・・・拙者は、誠には誠を以って応える」
それまで全く知らなかった中島三郎助という人物がくっきりと心に刻まれた一文でした。
夜中に気が付いて「うっひゃ~」
と喜んでいたのですが睡魔に襲われ、今頃のお返事で失礼いたします。
中島父子の話(誰だったっけ、と思っていましたが、春眠さんのコメントでわかりました)もですが、隊士一人一人にスポットを当てるとそれぞれにドラマがあるんでしょうね。
今回割と出番の多かった隊士についても、この人はどんな隊士だったのだろう、というところまで描ききれてないですから、そういう意味でも、一時間半という持ち時間はあまりにも短かったですね。
榎本と土方とのやり取りの場面、私も引き込まれました。
大鳥さんも・・・、本当はみんな最後まで戦い抜きたかった、という気持ちが分かり合えた時は嬉しかったです。
私だけかもしれませんが、歴史もののドラマや解説的な番組の途中で眠ってしまうことが多いのは、それらには、これだけ引き込まれるものがないからなのでしょうね。
昨夜記事を書いていた時は「やった~!」という気持ちでしたが、今になって何だか寂しいような気分です。
もう続編はないですからね。
作ろうと思えば作れるのでしょうが、私も(きっと三谷さんも)それは望んでいないので。
八犬伝のことも書かれていたので、私も早く録画してあるのを見なくては!と思いました。
池松くんは色々な作品に出演しているんですね。
これからどんどん成長して、どんな俳優さんになるのか楽しみですね。
ミチさんは「!!!」も期待されていたのですか。
私すぐ上↑のコメントで、全く逆の意見書いてしまいました
今年の大河も見られるのでしょうか。
もしそうなら、私も毎週とはいかなくても、また感想なんかを書いてみようかなと思っています。
同士でしたら、これからもどうぞよろしく~。
こちらこそTBありがとうございました。
えんさんはもはやこちらではレギュラー的存在、コメントを見つける度にとても嬉しくなりますよ。
時計、かわいいでしょう?
大河ドラマ「新撰組!」の最後にいつも縁の地の紹介コーナーがあって、その後に出てきていたマスコット見たいな感じで登場していた隊士です。
拙い絵のほうにも勿体無いお言葉、ありがとう
何かに付けて中途半端な知識しかないのですが、好奇心はあるほうかも。
ブログは楽しい、という気持ちでやっていきたいですよね。
えんさんのこれからも、とても楽しみです。
また遊びに行きますね。
「待たせたな!」は顔がほころんで仕方がなかった(笑)
そーよねー、随分待たされたわよ!
会津のシーンではオダジョーにニンマリ( ̄ー ̄)
しかし個人的に容保公には、感情移入できない自分が居たりしてね(笑)農民なのもで(笑)
しかし1時間半は短いよね・・・
死んじゃうシーンもあっけないし・・・
もっと見たい!ってのが素直な思いだわ。
戦場での戦いっぷりが欲しかったなって、ゲリラ戦みたいのじゃなくて山の上で新政府軍を撃退している所とかね!
以前にNHKの「その時歴史は動いた」で土方さんの死についてやっていたから、そのイメージが頭から離れなかったのねー。
榎本武揚、良かったよね?
最初は「?」だったけど、物語が進んで行くにしたがって面白い男だと思ったよ、大鳥さんもね。
最初はナギッチでもいいんじゃないの?って思ってたけど、あのキャラでは合わないね。(笑)
片岡さん以外に考えられない!(簡単に考えが変わりました)
あ、そうそう片岡さんの声と話し方が誰かに似てるとズーーっと思ってたんだけど、今思い出した「ハリポタ」のルーピン先生の声に似てた(笑)
関係の無い事まで長々とごめんなさいね~~
榎本武揚、良かった!
ケラちゃんと同じで最初は違和感あったけど
榎本武揚と土方のやり取りがおもしろかったですね!
ナギさんでは無理ですね!(きっぱり!)(笑)
シリアスな場面なのにコントとはいわないけど妙に笑えたところがあったし、
三谷さんならではだなあ~と思いました。
あと大鳥圭介も可笑しかった。
後ミーハー的なことは自分家に書いたのでここではや~めたっと(爆)