東京都森林警備隊

至高の四駆「ゲレンデバーゲン」とメルセデスをこよなく愛する友人達の出撃基地

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一体、何を「頑張れ」というのか(後編)

2008-07-21 08:25:14 | 育児
 教育委員会の組織的・体質的な問題点は、様々なメディアを通じて議論されていますからここでは敢えて述べませんが、子どもたちが負ったであろう痛手については看過できません。
 ひょっとしたら、適性を欠く人間が教師として跋扈し、子どもたちを間違った方向に導いてしまっていたかもしれません。
 百歩譲って、汚職に手を染めたとはいえ適性に優れ子どもたちに慕われる教師だったとしても、その罪を知った子どもたちはどう受け止めるでしょうか。況してや年度途中で学級を放り出し免職されてしまったら、どう感じるのでしょうか。

 私なら間違いなく、人間不信に陥ります。
 自分が信頼してきた存在が大きく損なわれ、消滅してしまうわけですから。



 大分でも夏休みに入り、お縄になった校長・教頭がいた学校も終業式がありました。
 この「汚職事件」自体が腹立たしいのに、逮捕された校長に代わって赴任した新校長の訓示がまた、腹立たしさ満点。

 子どもたちに対し「いっしょに頑張っていこう」などとのたもうたとか。




 子どもたちはかくも醜い事件とは無関係に、いつも勉強に遊びに一生懸命頑張っています。
 今回の事件は、偏に大人たち側の問題であって、子どもに責任は一切ありません。

 そんな子どもたちに対して「いっしょに頑張ろう」などとは、一体どういう感覚をもっているのでしょうか。まるで自分が当事者ではないような印象を受けます。


 まず最初に、子どもたちに謝罪しないんですか?
 そして汚いことをした大人たちが率先して、信頼回復のために必死に頑張りなさいってば。
 
 大人の都合と勝手で起こした事件なのに、「いっしょに」だなんて、子どもを巻き込むなような発言は絶対に許せません。


 新任校長は、汚職云々とは無関係なのかもしれませんし、だからこそ交代で赴任したのでしょうが、逮捕された前校長はじめ教員全員と連帯して子どもたちに責任を負っているはずです。事実として汚職に手を染めていなくても、「俺はカンケイないから」と思っているなら、そんな考えは改めるべきです。

 このような第三者的かつ無責任な発言は、汚職事件そのものよりも罪深いと考えます。




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一体、何を「頑張れ」というのか(前編)

2008-07-20 18:22:22 | 育児
 泥沼の様相を呈してきた大分県の「教員汚職」。
 子らに道を説くはずの人間が、道に外れたことをしてきたわけですから断罪されて当然のこと。徹底的に洗い出してもらいたいものです。


 もちろん、世の中奇麗ごとだけで済まされるほど甘くないのは承知の上。
 教師以上に倫理観が求められるはずの政界や、前世後世まで守備範囲にしている宗教界にだって、権力闘争や後暗い不正が蔓延しているようですから、教育界だけが完璧に清廉であることを求めるのは無茶なのかもしれません。

 それでも、せめて建前だけでも絶対的に「正しい存在」でなければならない教師が、その上っ面さえも身綺麗にできなかったというのは、「汚職」「贈収賄」といった法律条文上の罪状以前に大きな道義的問題を孕んでいます。


 この手の事件は、一般的に内部告発が摘発の取っ掛かりになることが多いと思うのですが、大分の事件では内部告発やリークはなく、金券ショップを見回りしていた警察官の機転が捜査の発端だったそうです。

 盗品取引がないかどうか定期的に金券ショップを見回っていた警察官が、数百万円もの商品券が換金されているのを見つけ、まず事件性を疑います。金券ショップでの換金に際しては、ちゃんとした店であれば身分証の提示を求めますから、当然誰が換金したのかは追跡が可能です。
 身分証の住所・氏名から辿っていき、行き着いたのが県の教育委員会幹部。要職者とはいえ、なぜ教育関係者が数百万円もの商品券を入手し得たのか。そこから捜査が始まり、汚職事件の摘発にまで発展したわけです。

 逆に言えば、この警察官の機転がなければ、または一度に百万単位で換金するようなおバカをせず、小口換金を繰り返していれば、この事件は永遠にバレなかった可能性もあります。



(続く)




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同時多発不具合?不調?それとも不運?(失くし物編・後編)

2008-07-19 18:00:10 | ツール
 たまたま東京に残っている妻に、早急に駅で手続きするよう都合をつけてもらったため、何とか紛失した日の翌日夕刻には紛失の届出→利用停止ができましたが、正直ヒヤヒヤものでした。


 続いてカードを捜索すべく、紛失当日バスを降りて乗換えたJR中央線の某駅の電話番号をネットで調べようとしたところ、全くヒットしません。
 電話がないわけではないはずですが、インターネットタウンページで検索しても、JRのホームページで検索しても、はたまた公共機関のリンク集でもありはしないかと市役所のホームページで検索しても、一切出てきません。

 これも後刻分かった話ですが、JR駅の電話番号は一切公表されていないそうです。
 国鉄改革に拠る人員削減の結果、最低限の駅員配置で切り盛りしているため、電話対応に割く人手が皆無なのが主な理由。その代わり、本社ないし支社に問合せ窓口を設け、電話での問合せを集約しています。

 止む無く、首都圏の遺失物問合せ窓口に電話して捜索してもらいましたが、該当なし。
 週末に帰宅した際、その駅に寄って届出がなかったかどうか聞いてみましたが、該当なし。
 記名式カードである以上、紛失カードが出てきたら電話連絡があるかなぁと待ちますが、連絡なし。

 結局、カードの捜索は失敗しました。


 「スイカ」を持っているとはいえ、やはり「パスモ」もないと不便なため、自宅近くの駅で再発行。拙稿中編で記したとおり、デポジット+手数料で1,000也を徴収されましたが、電子マネーの金額に変動なく不正使用は免れたようです。
 現金を落としたらこうはいきません。1,000の損害で済んだのなら、それで善しとする他ありませんね。




 教訓と要望。
 「パスモ」など、交通系カードをご利用の方で、頻繁にそのカード利用範囲区域外にお出掛けの方。「パスモ」を紛失しても、紛失の届出は「パスモ」利用可能事業者の駅・窓口でないと受け付けてくれません。
 長期の出張・海外旅行などにお出掛けの際、カードを失くしてしまうと、利用停止ができないまま不正使用されるがまま、という最悪の事態を招くリスクがあります。
 長期のお出掛けには「パスモ」「スイカ」を持ち歩かない、といった防衛策が最も効果的でしょう。

 「パスモ」発行事業者には、生年月日・住所などの確認だけで、電話でも利用停止できるよう要望します。「パスモ」は関東地方本拠の鉄道・バス事業者が発行しているとはいえ、利用可能範囲は関西~東日本の広範囲に亘っています。出掛けた先で紛失した場合に、早急に利用停止の手続きができないようでは、みすみす不正使用に因る被害を拡大させるだけです。
 全国的に利用できるようにするのであれば、アフターサービスも全国的に対応できるようにしてもらわなければ、真に利便性が向上したとは言えません。

 早急に制度変更をお願いしたいものです。




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同時多発不具合?不調?それとも不運?(失くし物編・中編)

2008-07-18 01:56:25 | ツール
 ある平日の晩に自宅を発って、深夜に仙台の宿舎に着。明くる朝、職場に向かおうと財布を手に取ったところ、なんか感触がおかしい。よく調べてみると、外側のポケットにしまわれているはずの「パスモ」が見当たりません。
 家の中で財布から落ちたのかと思い、片付けがてら探しても出てこず、屋外で落としたことは確定的に。

 自宅から仙台までの道中、新幹線車内ではどうしてもビールを飲んでしまうため、若干酔っていたことは確実ですが、さりとて前後不覚になるほど飲むわけではありません。
 拙稿前シリーズで記したとおり、新しくなった携帯電話でJR在来線~新幹線まで乗車できるようにしているほか、ビールも携帯電話の電子マネーを使って購入しており(履歴で確認)、道中を思い返してみても財布を取出した場面は限られます。

 新幹線車内~仙台の宿舎の間では財布を出した記憶がないので、落とした可能性があるとすれば自宅~バス~在来線のどこかです。


 ICカードの利点として、クレジットカードへの加入がセットになっていて利用者情報を登録してある「記名式パスモ」「記名式スイカ」の場合は、カードを紛失しても再発行してもらえます(ただし、デポジット500+手数料500が必要)。積んである電子マネー部分についても、紛失の届出のあった翌日午前0時時点の残高を補償してくれます。紛失したカードについては、紛失の届出を受理→利用停止の処理をして以降は、乗車券としても電子マネーとしても利用できなくなります。
 とにもかくにも紛失の届出をして利用停止にしてしまえば、不正使用を最小限に抑えられますので、カードの捜索と並行して届出を急がなければなりません。

 ところが、この両方に意外な難関が待ち構えていました。





 取り急ぎ、自宅近くの京王線某駅に電話、紛失と利用停止を申し入れたところ、電話では受け付けられないとの返事。
 それでは落とし主が遠隔地に居る場合、手続きができないまま不正使用されてしまうじゃないかと指摘しましたが、悪意を持った人間がイタズラで駅構内から出られないように利用停止してしまう・・・・・・といった事態を防ぐためなのか、駅窓口に出向いて手続きしないと受け付けられない規則になっている、との一点張り。

 こっちが困っているのに埒が開きません。


(続く)





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同時多発不具合?不調?それとも不運?(失くし物編・前編)

2008-07-17 07:47:51 | ツール
 前シリーズで記した道具・用具の不具合・不調とは違いますが、大きな失くし物をしてしまいました。
 「パスモ」をどこかに落としてしまったのです。

 関東地方の方は既にご存知ないしご利用のことと思いますが、関東の私鉄・公営交通が連携し、1枚のICカードで利用料金を決済できるという、非常に便利なシステムです。
 サービス開始と同時に、JR東日本系の「スイカ」・西日本系の「イコカ」とも相互利用を可能にしたため、基本的にこのカード1枚あれば、概ね関東の何処へでも出掛けられますし、関西圏・仙台圏・新潟圏でも電車に乗ることができます。

 交通機関だけでなく、JRの系列子会社が運営する駅ビル内のテナント、キオスクなどはもちろんのこと、ファミリーマート・ミニストップなどのコンビニエンスストア、イオングループのスーパーマーケット・ショッピングモール等々で、電子マネーとして使用できます。

 関東地方で電車通勤していて、上記の店舗が近所にある地域に暮らしている人であれば、恐らくクレジットカードとパスモないしスイカがあれば、現金を持たずに暮らせると言っても過言ではありません。


 ICカードは、従来の磁気カードとは異なり、機械にカードそのものを投入することなく、読取機にかざすだけで駅の入出場、代金の決済が可能です。
 私は「パスモ」と「スイカ」を両方使用しているため、パスモは財布の最も外側のポケットに、スイカは名刺入れの最も外側に仕込んでいます。別々にしているのは、ICカードの構造上、別のカードと一緒にしていると互いに干渉してしまい、読み取りをエラーしてしまうためです(「パスモ」など交通系のカード同士に限らず、EDYなども同様)。
改札機を通過するときは、カードを露出させることなく、名刺入れないし財布を読取機に当てれば通ることができます。女性通勤客の方だと、バッグの底にカードを仕込んでおいて、改札の読取機にバッグを乗せて通る人もいます。

いつだったか、余程急いでいたのか物凄い勢いで改札に駆け込み、バッグを読取機にぶつけるようにして走り去っていった女性がいましたが、それでもちゃんとカードを読み取ってくれたようです(苦笑)。


(続く)






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持論・異論・極論(当たり前のこと・後編)

2008-07-16 21:32:53 | 意見
 しかし竹島/独島の問題と、日本の侵略の歴史を安易に直結させていいものなのでしょうか。

 いわゆる「李承晩ライン」が引かれたのは、帝国主義勢力を排除した日本が独立を回復し、国際社会に復帰する直前。敗戦により朝鮮半島から日本勢力が一掃され、大韓民国および朝鮮民主主義人民共和国が成立した後のことです。

 それ以降に為されている日本側の「竹島」に関する主張を、「日本の右傾化」「侵略思想の復活」「軍事侵攻の口実」などと受け止めるのは、些か飛躍が過ぎはしませんか?

  
 竹島の日本編入が朝鮮半島への侵略の足掛りだったのか、それとも偶然「第二次日韓協約」締結と同じ年だっただけなのか
 講和条約締結を前に日本は竹島を放棄したのか、それとも対馬・隠岐島と同様に「疑いようのない日本領」であったのか
 一方的に独占的経済水域を宣言したことは国際法上適当なのか、それともその宣言に基づき日本人漁師を射殺した行為に正当性があったのか
 
 「竹島」なのか、それとも「独島」なのか


 歴史の中に埋もれている争点は、多数放置されています。 
 それを冷静に研究・検証し、互いの歴史観を摺り合わせていくのが、両国の為すべきことなのではないでしょうか。



 あなたたちが「竹島」は「独島」であり、古来から韓国領だと主張する気持ちは、とてもよく分かります。
 当たり前のことですが、私が大韓民国民だったら間違いなくそう主張していたことでしょう。

 日本人である私個人としては、「竹島」は「竹島」であり、日本領だと思っています。
 当たり前のことですが、だからといって韓国の友人に、タマゴやトマトを投げつけるようなことはしません。

 
 当たり前のことですが、異国の友人にタマゴやトマトを投げつけるような行為は、即刻止めてください。 




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持論・異論・極論(当たり前のこと・前編)

2008-07-15 21:25:28 | 意見
私の職場のすぐ近くに、大韓民国領事館があります。

 当たり前のことですが、日本人でタマゴやトマトを投げつける人など誰もいません。
 ごく稀に、偏向した政治的圧力団体が大音響でシュピレヒコールをすることがありますが、物理的に損害を与えることは決してありません。


 当たり前のことですが、タマゴやトマトは食べ物であって投げつけるものではありません。
 当たり前のことですが、外国の大使館・領事館はその「国そのもの」であり、国際条約で厳重かつ手厚く保護されるべき存在です。

 あなたたちに異国の友人がいたとして、その友人の顔めがけてタマゴやトマトを投げつけられますか?

 当たり前のことですが、そんなことは法律的にも道義的にも許されませんね。
 あなたたちが日本大使館に対してしている行為は、それと同等もしくはそれ以下です。
 少なくとも、先進的な国家に暮らす人々が為すべき行動ではありません。



 当たり前のことですが、かつての日本が犯した侵略行為は、日本人が決して忘れてならないものです。
 その反省の上に立ってのみ、日韓関係をはじめとする外交関係が成り立つであろうことは、韓国の皆さんが主張されるとおりで、大多数の日本人は疑いを持ちません。

 当たり前にことですが、日本の侵略に苦しみ、日本の官憲に虐げられた人々の怒りを、私たち日本人はもっと理解する必要があります。


(続く)


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ハイオクガソリンのはなし(後編)

2008-07-14 23:46:31 | 自動車全般
 ノッキングは、ターボエンジンなど圧縮比が高い高性能エンジンや、点火プラグのタイミングがサイクルとマッチしていない場合に発生します。

 エンジン内部に噴射された混合気(燃料+空気)が、シリンダー内部の壁面にぶつかることで瞬間的に圧縮され、一定の温度・圧力を超えると一気に爆発→衝撃波が発生します。
 この不整な爆発がエンジン内部を保護している潤滑油の層を吹き飛ばしてしまうと、気筒内やシリンダーに致命的な傷を付けてしまうほか、部品そのものが融解しエンジンブローを引き起こすこともあります。

 この不整爆発および衝撃波により発生する異音が「ノッキング」と呼ばれるわけです。



 また、不整な爆発によって発生した衝撃波が、更に不整な爆発を呼ぶことがあります。衝撃波そのものがミスファイヤの直接的原因になる(→デトネーション)だけでなく、エンジン内部に溜まったススに着火し、そのススが火種となってミスファイやする(→プレイグニッション)を発生させます。


 
 この一連の不整爆発を防ぐには、高オクタン価ガソリンの使用と点火タイミングの適正化が欠かせません。

 拙稿前編でご紹介したとおり、「ハイオクガソリン」は「燃え難さ」の指標である「オクタン価」が高いわけですから、通常のガソリンに比べ高温・高圧下でも無闇矢鱈と着火しない性質を持っています。
 ミスファイヤさせることなく、圧縮比を高くしたり、タービンで強制的に吸気させて多量の燃料を送り込むことができれば、その分だけエンジンの性能を向上させられます。

 この辺の事情は拙稿「寿・栄・誉」で触れた航空機エンジンでも、事情は全く同じです。


 もう一つの「点火タイミング」については、現在販売されているクルマは概ね「ノックセンサー」が装備されており、ノッキングの発生を迅速に検知して点火タイミングを最適に調整しています。
 ノックセンサーは、ノッキング発生時に特有の振動を拾うと、エンジンコントロールユニット(ECU)に働きかけてノッキングを抑制すべく点火時期を遅らせるのです。
 
 また厳密にはノッキングと異なりますが、エンジン内部に溜まったススが原因で発生する「プレイグニッション」を防ぐために、ハイオクガソリンにはエンジン内部を洗浄する成分を混和してあります。


 「ハイオク」と「レギュラー」の価格差は、概ね10~12円。この格差は、リッター100円未満だった頃から余り変わっていません。
 ということは、相対的に価格差が縮まってきているとも言えますが・・・・・・。

 さすがにこれだけ値上がりしてしまうと、レギュラーにしろハイオクにしろ、給油に出掛けるのが億劫になりますね(苦笑)。




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ハイオクガソリンのはなし(前編)

2008-07-13 18:02:23 | 自動車全般
 ガソリン高騰の折、セルフスタンドに初めて立ち寄ったお○さんが「安いから」という理由でガソリン車に軽油を注いでしまったり、軽油を「軽自動車の油」と勘違いして、同じく軽油を注いでしまったり、というようなお馬鹿な事故が多発しているようですが。


 ディーゼル車にガソリンを注いで回してしまうと致命的な故障になりますが、逆にガソリン車に軽油を入れても、動かなくなるだけで然程大きな故障にはなりません。とは言え、燃料のチョイスは教習所でも教わったはずですし、自動車を運転するための最低限の知識すら備わっていないというのは、交通法規の理解も怪しいのではとの疑いを禁じ得ません。



 

 ガソリンには「レギュラー」と「ハイオク」があることは皆さんご存知の通り。

 では「ハイオク」とは何ぞやと問われると、「高い方のガソリン」「いいガソリン」と答えるのが精一杯の方が大多数。「輸入車やスポーツカーが使うガソリン」と答えられれば上出来、でしょうか。


 「ハイオク」は、正確には「高オクタン価ガソリン」と呼びます。

 「オクタン価」とは、ガソリンの主成分「炭化水素」のなかでも、炭素分子と水素分子の結合が強い成分(イソオクタン)の「燃え難さ」を100とした指標です。その「オクタン価」を96以上になるように調整したガソリンをJIS規格で「ハイオクガソリン」と定義しています。
 ガソリン精製に際して、イソオクタンだけを抽出してガソリンを作れるわけではないので、実際には添加剤を混和してオクタン価を上げます。

 オクタン価96以上であれば「ハイオク」を名乗れますが、現在元売各社で販売されている商品を見渡すと、殆どがオクタン価100となっています。



 ハイオクもレギュラーも、同じガソリンですから燃えやすさも燃焼カロリーもほぼ同じです。オクタン価が違うと何が違うのか。

 先ほど、オクタン価は「燃え難さ」の指標、と記しましたが、言い換えるとノッキングの発生し難さの指標になります。


 「ノッキング」とは、ガソリン混合気の異常燃焼です。
 エンジン筒内に吹き込まれたガソリン混合気が、「吸気→圧縮→点火→排気」のサイクルから外れた燃焼を起こした場合、「コツ・コツ」とノックをするような異音がするため「ノッキング」と呼ばれます。

 ノッキングが発生すると、燃料の爆発エネルギーを効率的に動力へ変換できなくなり、燃費悪化・パワー低下を招くばかりでなく、最悪の場合エンジンを破壊してしまうこともあります。


(続く)




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それって職員を処分すべきことなのか

2008-07-12 21:21:00 | 労働法
 宮城県のとある職員が戒告処分を受けました。
 内容は、昼休み(宮城県の場合は正午から45分間)を1時間ほど超過して日常的に職場を離れていた、というものです。

 これだけを聞いたら、「あぁ、また公務員の不祥事か」と思いますよね。
 京都市上下水道局の現場職員が、勤務時間中にパチンコしていたり女性と会っていたり、というスキャンダルが報道されたことがありましたが、こちらは懲戒免職となっていますから、同種の不祥事とすれば宮城県が下した戒告処分なんて甘すぎです。

 
 しかし、私はこの処分に納得できません。
 この職員の場合は止むに止まれぬ事情を抱えていました。家族の介護(昼食の介助)のため、一旦自宅に帰っていたのです。

最初は有給休暇をやりくりして対応していたようですが、付与された日数を既に使い果たし、上司に断った上で職場を抜けていたのだそうです。


 育児や介護の事情を抱えながら、仕事をしている人は数多くいます。
 国も、「育児・介護休業法」はじめ様々なメニューを提示して、働きながら家族の面倒を見れるよう、政策を推進しています。実効性の如何はともかくとして。

 

 無断欠勤・職務専念義務違反という理屈は、確かにその通りです。
 しかし、実際に食事に介助が必要な家族を抱えている職員に対し、冷徹にこれらの理屈をもって処分を下すのは、適法ではあっても適当な処置であるとは、私は口が裂けても言えません。

 無断で抜け出していたのならともかく、職場も事情を理解していたはずです。
 職員の処分を云々する以前に、育児や介護の実態に即した、使いやすい休業・休暇および勤務体系を提供できなかった、雇用主である宮城県の責任は一体何処に示されているのでしょうか。
 もっと腹立たしいのは、強力に組織されているはずの県職員労働組合(自治労宮城県本部?自治労連?)は、この職員の処分に対して、何ら行動を起こさなかったのでしょうか。
 
 宮城県は、地方政府として国の推進する育児・介護に関連する制度の充実を率先して推進する義務と責任があります。
 県がこんな体たらくでは、民間企業における制度充実など望むべくもありません。

 労働組合は、こういう時こそ育児・介護に追われる職員の雇用と待遇を護れるよう、人事制度の充実と職員の処分撤回を求めて戦うべきです。




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持論・異論・極論(そのコマーシャル、やっぱり・・・)

2008-07-11 20:16:40 | 意見
 別に、私が直接抗議したわけではありませんよ。
 現に、このブログ上の記事だって、会社名は伏せていましたしね。

 でも在日外国人を中心に、私と同じ意見だった方は多かったようで、私が懸念したとおり、放送中止に追い込まれました。

 外国でも日本の人権意識を問題にした報道が為されたようです。



 私も海外で実感していますが、日本人は間違いなく「差別される側」に置かれています。
 「黒人」と呼ばれる人たちと一まとめに「有色人種」とカテゴライズされ、「白人」とは立場の異なる(→一段低い)人種と看做す人々が、皆無ではありません。
 
 そもそも「黒人(black)」なり「有色人種(colored)」といった表現自体が、既に差別的ではないですか。
 人間は「白人(white)」がデフォルトで、その他の人種は「色が付いている」としているわけですからね。

 私たちを「有色人種」と呼ぶなら、逆に「白人」のことを「漂白人種(bleached)」とでも呼ばなければ、バランスが取れません。




 「白人」世界の差別意識は別途是正を啓発しなければならないとして、差別される側の日本人が意識的にしろ無意識にしろ、かくも醜悪な差別表現を用いてしまったことは、明らかに日本国・日本人の地位を低めてしまったと言えるでしょう。
 「だから日本人は・・・」と、差別する側に口実を与えてしまいました。

 そして何より日本人が自ら気付いて修正するのではなく、外国人の指摘があるまで動かなかったこと。
 日本人の意識の低さを、まんま外国に報道されてしまったことが、残念でなりません。



 私は、日本人が差別されることを決して許さない。
 それ以上に、日本人が他の人々を差別することを、断じて許さない。



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同時多発不具合?不調?それとも不運?(後編)

2008-07-10 21:08:03 | ツール
 電話機としての機能は一切不具合がなく、ユーザーとしても十分満足して活用してきた「ラジデン」でしたが、電源供給が断たれた以上、使い続けるわけにはいきません。

 PC損壊のショックが覚めやらぬ中、それ以上にショックな携帯電話の損壊。しかも対応に急を要します。

 PC修理で全く役に立たなかった地元の家電量販店は、最新の機種を揃えてはいるものの、最新が故にとても高価。今年度から料金体系が変わり、通話料が大きく値下がりした反面、機種変更のコストが大きく上昇した影響をまともに受けた格好です。
 それでも、型落ちの端末は若干ながら安くなるようですが、この量販店が抱えているに在庫に型落ちの安い機種がなく、結局携帯電話の面でも役に立ってくれませんでした(怒)。


 家に帰って過去1週間に配達された新聞チラシの中から、家電量販店のものを探し出し、携帯電話の価格をリサーチしてみましたが、こちらも最新機種の紹介が中心で、価格的に折り合えそうにありません。
 実際に出向いてみれば、安い型落ち在庫があるのかもしれませんが、ガソリン高騰の折、何箇所も量販店をハシゴしていては安い端末を見つけたとしても、最終的に高くついてしまう危険性大です。



 ダメもとで駅前のドコモショップに立ち寄ったところ、型落ちながらデザイン性が高く、高性能のデジカメ機能・電子マネー機能を備えた端末が安く出ており、しかもアナログ端末だった「ラジデン」から、現行の「FOMA」端末に切替えると更に端末価格を割り引いてくれるため、何とか総額で3万円台に抑制して調達することができました。


 電子マネー機能については、毎週利用している東北新幹線の特急券・乗車券を、ほぼ回数券と同等の割引価格で提供するサービスが提供されています。
 携帯電話で予約・決済をし、折返し携帯電話にダウンロードされた特急券・乗車券情報により、自動改札機に携帯電話をかざすだけでスルーできる、というもので、早速活用しています。

 回数券を1冊買うと、一時的に6万円近い出費になり精神衛生上よくありませんし、紛失のリスクが伴います。しかし、この携帯電話サービスを使うと支払い金額および間隔が平準化され、回数券紛失のリスクも軽減できる(携帯そのものを亡くすリスクがあるが、遠隔ロックで被害はある程度防げるはず)ので、今後は携帯電話で乗車する機会が増えることでしょう。


 「ラジデン」の前に使っていた機種以来、久々に手にした「携帯デジカメ」の機能も、格段に向上していて、これなら「サブカメラ」としても活用できるなぁ、と思っています。

 
 「ラジデン」との別れは辛かったものの、良いものを調達できたと満足を感じていた最中、次なる不具合?不調?不運?が私を襲います。


 続きは、また別稿で。






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同時多発不具合?不調?それとも不運?(中編)

2008-07-09 20:27:24 | ツール
 私は無類のラジオ好き。
 クルマの中でも音楽を聴くことはあまりなくて、ほぼラジオを流しています。

 FMラジオも聴きますが、聴取時間が圧倒的に長いのはAMラジオの方。ステレオ放送も開始され音質の向上著しいとはいえ、まだまだFM放送に比べると音質が劣りますから音楽番組を聴くなら絶対にFM放送ですが、情報番組が充実しているのと、AM放送の音質が醸し出す「味」のようなものが好きなので、どうしてもAMラジオに偏りがちです。

 そのラジオ好きが嵩じて、携帯電話はソニーエリクソンの「ラジデン」を愛用していました。


 携帯電話の端末にラジオチューナーがビルトインされている機種は幾つかありますが、そのどれもがFM放送対応のみ。電車の中や出先でちょっと時間が空いたときに、携帯電話でラジオを聴けたら便利だろうなぁ・・・・・・と思いつつ、FM放送しか聴けないなら要らないやと考えて、手を出しませんでした。

 そんな私を狙い打ちにしたかのように、世界初にして唯一AMチューナーを搭載しリリースされたのが「ラジデン」だったのです。
 表側は、いかにもソニー的なデザインの携帯電話。見た目のセンスは良いとしても、カメラやメモリーカードは搭載されず、電話機としては平均以下のスペックでしかありません。
 しかし、裏返すとまるのまま「携帯ラジオ」。平型ジャックでイヤホンを接続して聴くだけでなく、スピーカーも装備しており音質を気にしなければそれなりの音量を出力できました。
 独身時代からの悪い癖で、ラジオを聴きながら寝るのが大好きなものですから、耳元に置いて深夜放送を聴きながらまどろみ、そのまま寝入ってしまう・・・・・・なんて使い方には打ってつけ。小音量でしたら音質も悪くなく、効果的でノンケミカルな「睡眠導入剤」だったのですが。。。。。。


 この「ラジデン」。スピーカーも備えた本格的な「携帯ラジオ」の機能を維持するために、充電器が特殊な仕様になっています。一般的な携帯電話でしたら、USB接続の充電コードや、車載のシガーライターソケットから電源を取れる充電器が売られていますが、この「ラジデン」に関してはその特殊性故に一切供給がなく、出張先にも大きめの純正「電源アダプタ」を持ち歩かざるを得ません。

 電源アダプタの持ち歩きを繰り返しているうちに、アダプタ本体から出ているコードの根元がぐらつき始め、だんだん被覆が剥がれていき、とうとう中の銅線が露出。暫くは2本ある電線の内の片方だけだったので、感電や水濡れに気を付けて使っていたのですが、ある日もう片方の電線も被覆が壊れ、ショートしてしまったようです。被覆代わりにテープを巻いて絶縁するなど、応急処置をしてみましたが効果なし。全く充電ができなくなってしまいました。



(続く)


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同時多発不具合?不調?それとも不運?(前編)

2008-07-08 01:10:30 | ツール
 それはとある日の午前中、突然に襲ってきました。

 ここ3年ほど愛用してきたPC(富士通のノートブック)が起動しなくなったのです。
 電源は入るのですが、画面は真っ黒なまま。OSすら起動してくれません。

 日常生活の調べ物やチケット予約・ネット通販・ネットオークションに用いているのはもちろんのこと、ホームページの管理・デジカメ画像の蓄積・音楽再生・ワンセグテレビなどなど、一台数役を担わせて重宝していましたから、このPCが機能しない日常など想像すらしていない状態。平和な朝が一瞬にして暗転してしまいました。


 たまたま妻のPCが使える状態だったため、ネットで再起動の方法や善後策を調べて試してみるも、状態は変わらず。

 次に購入した近所の家電量販店に駆け込みましたが、結局メーカーの修理センター送りになるため早急な対応は不可。何も依頼せず持ち帰り。

 再びネットで近在の「リカバリ屋」さんを検索。日参している八王子のスポーツジム近くに、何となくピンと来たお店があったので、早速電話して相談。診れる人がいらっしゃるということで、お店に出掛けました。


 量販店などではトラブルを危惧して、その場で筐体を開けて中を診る、などということは一切してくれませんが、そのお店は早速ドライバーを取り出して分解。ハードディスクの状態やPCの作動状況を調べてくれました。

 「私はこんなお店を求めていたんだぁ」と喜びつつ、持ち込んだ愛機の状態は極めて深刻。どうもマザーボードが破損していて、CPUが動いていないようです。
 唯一救いがあったとすれば、ハードディスクは全く健全で、メールや「お気に入り」などを除きデータは完全に残っていました。


 家族の思い出や趣味の記録、管理するホームページのデータが滅失しなかったことは、本当に不幸中の幸いでした。



 管理しているホームページのコンテンツを充実させるべく、重たい画像やアプリケーションを扱っても音を上げず、今でこそ平凡なスペックですが極めて安定した優秀なマシンでした。
 その軽さと機動力を十二分に発揮。所属労組の役員をしていた頃は、団体交渉の場や大会議場に持ち込んで交渉過程や議事を速記したり、組合の公文書作成に大活躍しました。

 出張先には必ず持って行き、現地での情報収集や休息時のエンターテインメントツールとして無くてはならない存在でした。

 故に愛機を失い、今でも心底困り果てているのですが、私を襲った不具合はこれだけに終わりませんでした。


(続く)






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都市近郊路線の悲哀(前編)

2008-07-03 20:34:52 | 森林鉄道警察隊
 日本最大の湖「琵琶湖」の畔にある東海道本線「草津駅」。ここから東に分岐していく路線が草津線です。

 後に国有化されるまで、名阪間の鉄道路線網を充実させ優良なサービスと高い技術力を誇った「関西鉄道」が、最初の路線として1889年に開業させた歴史ある路線です。


 東海道と忍者で有名な甲賀・伊賀とを結び、関西方面への通勤・通学ルートとして決して利用率の低くない路線ですが、電化こそされているものの単線のまま。沿線人口が漸増している一方で、列車の増発・輸送力増強が限界状態になっています。

 地元としては混雑緩和・利便性向上の為に複線化もしくは交換可能駅増加を要望していますが、少子高齢化による利用減を見越しているのか、JR西日本の投資計画の中に「草津線」関連の項目は盛り込まれていません。


 現状の脆弱な設備のままでも、そこそこ利益が上げられている路線ですから、大きな設備投資をしたがらないもの経済原則からすれば当然かもしれません。

 もっとも、その「経済原則」を安全投資にまで適用してしまった結果が、福知山線の大事故につながったわけで、JR西日本の投資計画の妥当性、特に安全投資が疎かになってはいないか常に検証していく必要があるでしょう。
 特に単線区間が長く列車密度の高い草津線の事故発生リスクは、同じ列車密度の複線区間と比較すれば高くなることは間違いなく、安全面からも複線化が望ましいこともまた論を待ちません。


 関東でも、例えば川越線の大宮-川越間などは、埼京線・りんかい線からの直通電車でかなりの列車密度ですが、単線のまま据置かれています。
 途中の長大橋梁(荒川鉄橋)がネックになっているものと推察しますが、こちらも複線化の見通しは立っていません。

 10輌編成の電車は概ね満員で、利益率は高いはずですが、さりとて溢れるほどでもなく、東武東上線という強力な競争相手が控えている市場環境もあって、複線化投資には消極的なのでしょう。




 草津線が当てにできないのであれば、、、、というわけでもないのでしょうが、「草津線+東海道線」ルートのパイパス路線として、近江鉄道・信楽高原鉄道・JR片町線を接続させ、米原から信楽・学園都市を経由して大阪市中心部までを一直線に結ぶ「びわこ京阪奈線」構想が打ち上げられています。


(続く)

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