寄り道 見つけた

健康なんて当たり前!って思っていたのに突然「乳がん」に。独身時代のツケ?毎日ドタバタしながらもホッと出来たら・・ね。

保険なんて、アホくさい

2006-06-02 | 乳がん騒動記
この病気になってから、病院に対する支払額の感覚が麻痺してきた。今までは子供の医療費を支払う額でも ○千円・・だったのに、今じゃ○万円が当たり前になってしまった。一回の点滴が2万円~4万円なんて癌治療に関しては当たり前の事なのだ。つまり高額な医療費を支払わないと大きなリスクを負うことになるんだぞ~~!って事なんだろう。「お金の無い者は、勝手にしてね」と言われているのだよね。今の時代、昔と違って裕福になってきたからと言って、何の躊躇も無く一回の注射に万札を切れる人は少ないだろう。一ヶ月に自分が生きていくだけに10万円程度かかるのだ。貯金は勿論、学費だって難しくなってくる。共稼ぎしようたって、こんな病弱人間では雇い手だって「勘弁です!」だよね。
 そこで頼りになるのは本来「保険」ってものなのだが、この一見頼りになりそうな保険は、実はかなりくせ者なのだ。私の場合保険に加入してから3ヶ月以内に乳がんになってしまった為、ガン保険にで聞きなれた「一時金」は出なかった。でも私自身、3ヶ月以内に病気になってしまったのだから仕方が無い・・けど、もし、もし今後同じ様な事があった場合には、ちゃんと保険が降りてお金の事を心配しないで治療に専念できるんだ!!と希望を持っていたのだが・・甘かったらしい。私のように3ヶ月以内に発病した人間には、3ヶ月以降でも(払込をしていても!)再発、転移においてガン保険は支払われないのだ。つまり保険会社は加入者からお金だけを取って、「後は、知らないよ~~」って事らしい。大体一度ガンになった者は再発、転移が病後一番心配で確立も高いのに、それが保障されないのでは意味無いのではないか?やい!日本生命!どうなってるんだー!こっちだって好きで病気になったんじゃないぞー!すがる思いで保険のお金を払ってきたのに・・・本当・・貧乏人は司ねっ事かよ!と思わされる。皆さん、一度自分の保険を見直してみたらどうかな?

天然石に願かけ

2006-06-01 | 乳がん騒動記
さて、今日で3回目のハーセプチン治療が終了した。3回やって1回休み>これがワンクールって事かな。だから来週はお休みなのだ。で、今回は血液検査(腫瘍マーカー、血液中の成分調べ=白血球の量など・・)をして、入院後お世話になる事になったK先生とご対面。で、私自身の体の最近の気になることに付いて聞いてみた。例えば下痢、頭痛、吐き気、眩暈・・・健康体だったら「まーいいっか!」で過ごしてしまう小さな体の変化も、ガンを患う人間にとっては恐怖となる。前回体のCTは済んでいるし骨も調べてあるので、今日は頭痛という事から急遽頭部CTの検査も追加になった。「大丈夫さー!」なんて自分に言い聞かせてるけど、結構心臓バクバクするー!
 ま、CTの結果は異常なしで、先生曰く「脳に皺も無く()極めて正常です!」だってー。結局今やってるハーセプチンのせいなんだろうね。それでも前回のホルモン注射と違って、今回は目に見えて効果が出てくるのが嬉しい。今まで鏡で見ても直に分かった腫瘍が、一回り小さくなってきているのだー!効果がデカイのは分かるが、出費もデカイのが困る。一本の点滴が2万円程するのだ。今ハヤリのジェネリックなんて無理無理。だって新薬も新薬、おニューの薬だもん。おまけに適合する人が少ないので、需要と供給でのバランスが取れ難いので価格も下がらないそうだ。
今日は点滴、血液検査、頭部CTで・・3万円の出費ですー!マジで痛い出費だ。これから払っていけるのかなー?