感謝、感謝

成年後見申立てではなく、後見開始の審判申立てですね。慌ててました（汗）。

今日は午前中に事務作業を済ませて、午後からはリーガルサポートの支部長の事務所にご挨拶に行ってきました。
同業の贔屓目かもしれないですが、司法書士にはおだやかで優しい方が多い（ですよね？）。支部長も目茶目茶優しい方で、凄く勇気付けられました。感謝、感謝。

成年後見

成年後見センター・リーガルサポート（成年後見業務を専門とする司法書士の団体）に入会。

看板の隣に、ステッカーを貼ってみました。


成年後見は、事務所として力を入れて行きたい分野の一つ。

早速、成年後見申立書類作成の依頼を頂いたので、今日は書類集め。

っと、債務整理の勉強会に行く時間です。行ってきます！

さらに昨日の記事について

昨日、「万一どうしても借入をしなければならなくなった時には、利息の低いところから借りること。」と記載しましたが、借入先として消費者金融の類はそもそも念頭にないので。誤解のなきようお願いします。

地震、怖かったですね。皆さん、大丈夫だったでしょうか？
わざわざメールや電話を下さった皆様、有難うございました。

広告、広告、広告

広告サイトへのトラックバック、すぐに入りますねー。

ネットについては無知に等しいのですが、こんなに直ぐに広告が入るとは思わなんだ（こんだけ消費者金融の広告が溢れてたらそら問題も起こるわな、と今更ながら）。

気付き次第削除します。

昨日の記事について

トラックバックが1件ありましたが、消費者金融での借入を薦めるかのような誤解の生じ得るＨＰであったため、削除致しました。

なお、昨日の記事は消費者金融は勿論の事、いかなる金融機関からも借入を薦めるものではありません。

多重債務に陥らないためには、（高金利は勿論問題なのだけれども）そもそも借りない事が大事。そのためには、できれば収入を増やして支出を減らすこと。資産設計や利息についての基礎的な知識と理解を持つこと。そもそも、金利についての多少の知識があれば、高金利の借入をするという発想そのものが出てこない（もっと学習の機会があれば良いのに）。まず、借りない事。万一どうしても借入をしなければならなくなった時には、利息の低いところから借りること。
それでも、やむを得ず多重債務に陥ってしまった時には、これまでの弁護士・司法書士による債務整理手続きの他、新しいシステムも出来つつあるようです、というのが昨日の記事です。

あまりに当然の事かと思い昨日の記事には記載しませんでしたが，万一誤解が生じてはと思い上記の旨補足します。

多重債務者救済に挑む生活協同組合

今日の一番の話題は当然公示価格の発表ということになるのだろうけれど、日経の朝刊で面白い記事を見つけたので、そちらを紹介したい。

多重債務者の救済ため、東京の生協が窓口（生活サポート生協）を設置したという。
その仕組みが面白い。
①生活サポート生協が窓口となり、多重債務者からの相談を受付
②生活サポート生協が弁護士・司法書士らを紹介。債務圧縮の交渉（主に利息制限法の範囲内による利息の引きなおしの事だろう）。
③状況に応じ、組合員などの出資で設立した基金から融資も実行し、返済を支える
④融資利率から、出資者に対して配当・償還を行う。
というもの。一体どこが面白いのか？

これまでの多重債務者救済といえば、現に多重債務に陥った方の債務額を圧縮するか、破産によって免責を受けさせるかしかなかった。しかし、従来の債務整理の手法に低利の融資を組み合わせたこの仕組みを使えば、（使いようによっては）多重債務に陥る事の防止、多重債務に陥ってしまった方の救済、かつて多重債務者だったかたの生活再建支援、いずれにも用いる事ができると思う（実際の生活サポート生協がどのような運用をしてるかは分からないけれど。あくまで理屈としては）。
また、この仕組みが素晴らしいと思うのは、金利を出資者に償還しているところ。何だよ営利性があるのかよ、と思う方もいるかもしれないけれども、対象の営利性があるという事は、事業が継続しうるということ（出資も募りやすいし）。

単純な話、多重債務者問題が生じる主要な要因の一つとして消費者金融の高金利が挙げられるならば、より利率の低い貸し手が現れれば多重債務問題の一部は解決するはずではないか（勿論、利息制限方が大きく引き下げられた上で融資基準も厳格化されず、闇金もこれ以上跋扈しないということになればより良いのだけれど）。また、先輩の司法書士の示唆もあって、債務整理をしてもその後の生活の目処が立たない方をどう支援するか、或いは中高齢の方が債務整理をした場合老後の生活設計をどうすればいいのか、というような事を最近ずっと考えていた。
たとえば、マイクロクレジットのような手法で救うことはできないか？あるいは、リバースモーゲージのような手法はどうか？司法書士の有志を募って債務整理の報酬の何パーセントかを積み立て、積立金を低金利で融資するというのはどうか？でも、金沢引っ越してきたばっかりで、まだ知り合いの司法書士少ないしなぁ。その前に、そもそも、自分自身がまだ債務整理の仕事を数件しかしてないし生意気だよな。リバースモーゲージったって、そもそも債務整理の案件なら不動産持ってる方少ないし、物件の評価が必要になると専門知識のある方を引き込まないとできないしなぁ・・・。
なんて、つらつら考えていた所にこの記事に出会いました。
全国に、広がって欲しいですね。



気になるのは、貸し倒れ率。サポート生協のモデルとなった、１９８９年から（早っ！）債務者救済を手がける岩手県消費者信用生活共同組合で、融資残高は７０億円を超えるが貸し倒れ率は０．１６％。
素晴らしすぎる。

休日の過ごし方？

今日は休日ということで、デニムにセーターというラフな格好で事務所の片付け。昨日処理出来なかった郵便物に目を通して、後は本棚の整理。
開業すると雑用が増えるよ、とは聞いていたものの、想像以上の雑用の多さ。いつになったら事務所内が片付くのやら。

日野啓三

昨日は久しぶりに何の予定も無い休日だったのだけれど、結局、仕事関係の本を探して半日を本屋で過ごしてしまった。

そこで、作家の日野啓三が５年程前に他界していた事を知った。

ショックだった。日野啓三は、高校生の頃に「どこでもないどこか」を読んで以来、最も共鳴し、最も信頼できる作家の一人だった。物語るという戦いを戦い、意味付けられ名付けられる以前の存在の実相そのものに触れようとした作家。不遜との謗りを怖れずに言えば、自分の感性や意識の方向性と、非常に近しいものを感じていた。

重ねてショックだったのは、自分もまた歳を取っているという当たり前の事実に気づかされた事だった。高校生の頃に出会った作家の訃報。時間は確かに流れているのだ。
あの頃から、既に１５年近い年月が経つ。ずいぶんと遠くへ来たような気もするが、この数年はずっと立ち止まったままのような気もする。１５年という年月に相応しいような何がしかを、自分はしてきたのだろうか？という焦燥と不安。

作家の到達した高み（或いは深み）へは到達できないかもしれないが、少しでも歩を進めたい。幸いにして、道標となるべき作品は遺されている。





初期評論集。現在は（たぶん）絶版。

挨拶まわり

近所の不動産業者様等へ、開業のご挨拶回りに行ってきました。

飛込みでのご挨拶にもかかわらず、殆どの業者さんがにこやかに対応して下さり、正直とても助かりました。
それでも、はじめての経験に緊張でガチガチ、表情は強張ってバリバリ（？）。

帰り道に、初めて実務に就いた頃の事、初めての決済立会いで緊張した時の事を思い出しました。

いつか今のことも、懐かしく感じる事があるのかもしれません。

はじめまして！

はじめまして。司法書士の松村です。

この度、金沢市で司法書士事務所を開業致しました。

皆様のお役に立てますよう日々研鑽を重ねる所存ですので、何卒宜しくお願い申し上げます。