昨日は、
英検二次試験でした。
横浜に行ってきましたよ。車で。
前夜から両親と姪2人がうちにお泊りして、日曜日に
菩提寺の行事に出かけるというので、
賑やかな夜になり、朝も慌ただしい出発になりましたが、
無事に会場に着き、受付を済ませる。
なんと1番目のグループになってしまい、
カチンコチンに緊張。
前夜読んだネットの記事に
「職人と同じで、英検1級面接は、
段取りが8割。技術は2割」
と書いてあったのが、
気になって
気になって
気になって・・・。
なんだか心が整わないうちに呼ばれ部屋の中に。
試験官が2人並んでいます。
1人の先生は、日本人。独特の髪型をしてらして、
「キダ・タロー。浪速のモーツアルト」
そっくりでした。
ネイティブは白人の女の人。
自由会話が始まったけれど、キダ先生の声が優しすぎて
小さすぎて
「なんて言ってるのかわかんね~」
いつもこうさ。日本人の試験官。
リスニングではボリュームチェックちゃんとやるんだから、
面接でも
試験官のボリュームチェックもしてくださいよう。
お願いしますよう。
さて、すぐにお題が示された紙を読み、1分の準備。
一番簡単なお題を選ぶんだよね。
と思ってみると、
「あ!問題集に載ってたのとまるきり同じのがある!」
それは
医療実験として動物を使うことは正当化されるか。
悪いに決まってるじゃん。
あ、でもいいって言った方が言い易いかしらん。
まて、自分。落ち着け。他のも見よう。
他は・・・
他は・・・
緊張しちゃって、頭に入ってこない!
やっぱりこれ使うか?
なんていえばいいんだ?
問題集にはなんて書いてあったけ?
え~とえ~と。
ピピピピピ~。
非情にも1分経過のアラームが鳴り、スピーチスタート。
頭真っ白。
とりあえず言う。
「私が選んだのは、医療試験に動物を使うことは正当化されるか、
というものです。
はい、私は正当化されると思います」
え~。落ち着け自分、今なんつった?正当化される~?
のりちゃ~ん、あんたすげ~ことゆっちゃったねえん。
しかたない。このままいかねば。
理由はなんだ。親戚の難病の話を入れるべきか。
「理由の一つは、
世の中にはたくさんの難病で苦しむ人がいます。医療実験に動物を
使うことで、新しい薬ができ、それで難病が治るようになれば、
なれば、
日本政府は今まで難病患者のために使われていた税金を抑えることが
できるようになります」
なんで日本政府限定?あんたなにゆってんの?
「そうすれば、日本の経済もよくなることができます」
この頃、私は穴はないか、穴はないか、穴があったら入りたい。
ともうはずかしくなっちゃってなっちゃって。
しかも、文法ミスをしないように、同じこと何度も言っちゃって。
「もう一つは、動物が苦しんでいるのは動物実験だけではないと」
ぴぴぴぴぴ~
ろくなこと言ってないのに、2分経過のアラーム。
キダ先生が、優しく、申し訳なさそうに「時間になってごめんなさい」
白人女性が、メガネ越しにキラリと目を光らせて質疑応答開始。
「あなたが終わらなかった2つ目の理由に行きましょう。
改めて説明して」
「はい。動物実験だけでなく、多くの動物が苦しんでいます。
例えば、ペットの飼い主がきちんと面倒を見ずに、こどもをたくさん
産んでしまって、捨てることになったり、動物虐待などを受けたり」
「それに、それに人間は元々動物を食べて暮らしているのだから
動物を利用している点では同じです」
おいら何ゆってる~。勝手に動く舌。
白人先生はなおも眼光鋭く
「動物を食べる。なるほど。でもちょっと考えてみてください。
アジアの一部ではネコや犬を食べるかもしれませんが、先進国では
食べませんよね。動物実験に使われている動物はネコや犬です。
そういうことについてどう思いますか」
もはや、動物実験はダメっていえばよかったと後悔しても遅い。
このまま突き通さないと。
「そうですね、誤解しないで欲しいのですが、私は動物ラバーです。猫も
二匹飼っています。しかし、私が言いたいのは、動物実験で使われる
動物だけ保護するのはフェアではないと思います。
動物虐待のニュースはよく目にします。フェイスブックでも毎日のように
かわいそうな動物の記事があります。
そうした動物問題も解決しなくてはいけないと思います」
なにいってんだおいら。もうだめだ。
キダ先生が、3つ目の質問。
「あなたはクローン技術についてどう思いますか?絶滅した動物を
クローンで甦らせることについて」
もう、おさかなクンのように「ぎょぎょぎょでございます!」と
言って飛び上がりたいくらい。
「そうですね。(一応冷静な振り)それについてはあまり知識がないので
もっと調べる必要がありますが、」
そこで白人先生、おう、とか何とか言って、メモ。
「私はよくないことだと思います。
理由は、」
ぴぴぴぴぴ~。
時間。
ああ、ぜ~んぶ終わらなかった。
なんだこれ。
なんだこれ。
がっくり。
部屋を出て、階段を下りるとJが待っていて
「どのお題にしたんだ?」
「動物実験」
彼はのけぞって
「なんでそんなの選んだの!!!」
「だってさあ、だって待機室で最後に読んだタイトルと
全く同じだったんだもん」
「がああああ!それでなんていったの」
私が何を話したか説明すると、彼は更にのけぞり
「白人が動物愛護活動家だったらどうすんだよ」
うん、私もそう思ったよ。
でも真っ白でスタートしちゃったんだもん。
仕方ないよ。
がっくり。
一年で最も忙しいこの時期に受けたという愚挙。
段取りなんてできやしない。
もう、次回がんばるよ。
2月だ。
がんばるね。
よし。
はあああああ。
英検二次試験でした。
横浜に行ってきましたよ。車で。
前夜から両親と姪2人がうちにお泊りして、日曜日に
菩提寺の行事に出かけるというので、
賑やかな夜になり、朝も慌ただしい出発になりましたが、
無事に会場に着き、受付を済ませる。
なんと1番目のグループになってしまい、
カチンコチンに緊張。
前夜読んだネットの記事に
「職人と同じで、英検1級面接は、
段取りが8割。技術は2割」
と書いてあったのが、
気になって
気になって
気になって・・・。
なんだか心が整わないうちに呼ばれ部屋の中に。
試験官が2人並んでいます。
1人の先生は、日本人。独特の髪型をしてらして、
「キダ・タロー。浪速のモーツアルト」
そっくりでした。
ネイティブは白人の女の人。
自由会話が始まったけれど、キダ先生の声が優しすぎて
小さすぎて
「なんて言ってるのかわかんね~」
いつもこうさ。日本人の試験官。
リスニングではボリュームチェックちゃんとやるんだから、
面接でも
試験官のボリュームチェックもしてくださいよう。
お願いしますよう。
さて、すぐにお題が示された紙を読み、1分の準備。
一番簡単なお題を選ぶんだよね。
と思ってみると、
「あ!問題集に載ってたのとまるきり同じのがある!」
それは
医療実験として動物を使うことは正当化されるか。
悪いに決まってるじゃん。
あ、でもいいって言った方が言い易いかしらん。
まて、自分。落ち着け。他のも見よう。
他は・・・
他は・・・
緊張しちゃって、頭に入ってこない!
やっぱりこれ使うか?
なんていえばいいんだ?
問題集にはなんて書いてあったけ?
え~とえ~と。
ピピピピピ~。
非情にも1分経過のアラームが鳴り、スピーチスタート。
頭真っ白。
とりあえず言う。
「私が選んだのは、医療試験に動物を使うことは正当化されるか、
というものです。
はい、私は正当化されると思います」
え~。落ち着け自分、今なんつった?正当化される~?
のりちゃ~ん、あんたすげ~ことゆっちゃったねえん。
しかたない。このままいかねば。
理由はなんだ。親戚の難病の話を入れるべきか。
「理由の一つは、
世の中にはたくさんの難病で苦しむ人がいます。医療実験に動物を
使うことで、新しい薬ができ、それで難病が治るようになれば、
なれば、
日本政府は今まで難病患者のために使われていた税金を抑えることが
できるようになります」
なんで日本政府限定?あんたなにゆってんの?
「そうすれば、日本の経済もよくなることができます」
この頃、私は穴はないか、穴はないか、穴があったら入りたい。
ともうはずかしくなっちゃってなっちゃって。
しかも、文法ミスをしないように、同じこと何度も言っちゃって。
「もう一つは、動物が苦しんでいるのは動物実験だけではないと」
ぴぴぴぴぴ~
ろくなこと言ってないのに、2分経過のアラーム。
キダ先生が、優しく、申し訳なさそうに「時間になってごめんなさい」
白人女性が、メガネ越しにキラリと目を光らせて質疑応答開始。
「あなたが終わらなかった2つ目の理由に行きましょう。
改めて説明して」
「はい。動物実験だけでなく、多くの動物が苦しんでいます。
例えば、ペットの飼い主がきちんと面倒を見ずに、こどもをたくさん
産んでしまって、捨てることになったり、動物虐待などを受けたり」
「それに、それに人間は元々動物を食べて暮らしているのだから
動物を利用している点では同じです」
おいら何ゆってる~。勝手に動く舌。
白人先生はなおも眼光鋭く
「動物を食べる。なるほど。でもちょっと考えてみてください。
アジアの一部ではネコや犬を食べるかもしれませんが、先進国では
食べませんよね。動物実験に使われている動物はネコや犬です。
そういうことについてどう思いますか」
もはや、動物実験はダメっていえばよかったと後悔しても遅い。
このまま突き通さないと。
「そうですね、誤解しないで欲しいのですが、私は動物ラバーです。猫も
二匹飼っています。しかし、私が言いたいのは、動物実験で使われる
動物だけ保護するのはフェアではないと思います。
動物虐待のニュースはよく目にします。フェイスブックでも毎日のように
かわいそうな動物の記事があります。
そうした動物問題も解決しなくてはいけないと思います」
なにいってんだおいら。もうだめだ。
キダ先生が、3つ目の質問。
「あなたはクローン技術についてどう思いますか?絶滅した動物を
クローンで甦らせることについて」
もう、おさかなクンのように「ぎょぎょぎょでございます!」と
言って飛び上がりたいくらい。
「そうですね。(一応冷静な振り)それについてはあまり知識がないので
もっと調べる必要がありますが、」
そこで白人先生、おう、とか何とか言って、メモ。
「私はよくないことだと思います。
理由は、」
ぴぴぴぴぴ~。
時間。
ああ、ぜ~んぶ終わらなかった。
なんだこれ。
なんだこれ。
がっくり。
部屋を出て、階段を下りるとJが待っていて
「どのお題にしたんだ?」
「動物実験」
彼はのけぞって
「なんでそんなの選んだの!!!」
「だってさあ、だって待機室で最後に読んだタイトルと
全く同じだったんだもん」
「がああああ!それでなんていったの」
私が何を話したか説明すると、彼は更にのけぞり
「白人が動物愛護活動家だったらどうすんだよ」
うん、私もそう思ったよ。
でも真っ白でスタートしちゃったんだもん。
仕方ないよ。
がっくり。
一年で最も忙しいこの時期に受けたという愚挙。
段取りなんてできやしない。
もう、次回がんばるよ。
2月だ。
がんばるね。
よし。
はあああああ。
笑わせてもらったよーぅ:p
チョロイモンダチョロイモンダ
赤ちゃんの世話めっちゃ大変だけど、何かやりたい。。
赤ちゃん見せに来てええ。
忙しくて行けないよ~。