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アダム・サンドラーはビリー・マジソン 一日一善 Billy Madison

2005年04月27日 11時25分18秒 | 洋画>殿堂>SNL
1995年/米/タムラ・デイビス監督/アダム・サンドラー
1997年某日 ビデオレンタル

【あらすじ】
ホテル経営者のボンボン、ビリーはバカ息子!
跡目を継がせることに不安を覚えた経営陣は、ビリーを再教育してテストするために小学校から勉強し直させることに。
精神年齢が小学3年生のビリー、無事に高校までクリアすることができるのか。
歌って踊って大ハッスル!


SNL出身と言えば、今はなんと言ってもアダム・サンドラーが外せない。
私の初見はSNLの20周年記念CD-ROMで、オペラマンをやっていた。
そのオペラマンがあまりにもカワイかったのでチェックしまくった、当時はまだ少なかったアダム出演映画の1本がコレ。
世界で一番愛すべき映画のひとつである。
アダム主演作品はこの後「ウェディング・シンガー」「ウォーターボーイ」「ビッグ・ダディ」「リトル★ニッキー」と劇場まで足を運んだが、どうしても「ビリー・マジソン」を越えられないので「Mr.ディーズ」以降は観に行くのをやめてしまった。それほど個人的にズバ抜けている作品なのだ。

アダムのキャラと言えば、<白痴>とか<純情>みたいな役が多い。それはSNLで培ってきたものの延長なのだが、オドオドしているばかりで物足りない。そういう意味では「ビッグ・ダディ」はイイ線いっていたのだが、設定のバカさ加減でパンチが弱かった。

ビリーはバカだが、白痴ではない。勉強や労働が嫌いという、本能に忠実で非常識なお坊ちゃんなのだ。
1学年クリアする度に、盛大な(子ども向け)パーティーを開いては大はしゃぎのビリー。
意味もなく突然ミュージカルモードに突入してしまったりして、アダムお得意の歌も披露。
小学3年生では気の合う友達が出来、女子にもモテモテ。担任の先生に恋をしてしまったりと、小学生ライフを満喫する。イジメにも遭う…。
3年生をクリアするとだんだんツラくなっていくが、ここからの成長ぶりも結構見どころだ。そう言えば、アダムの作品は<主人公成長モノ>が多い。

ところで、学年ごとに時々いじめっ子兄弟が登場する。これが一家揃ってのいじめっ子ファミリーなのだが…。
この家族が終盤、一家でドライブ中にバナナの皮でタイヤが滑って崖から転落するというエピソードがある。
落合博満現中日監督の一家がドライブ中事故に遭遇したのは、私がこの映画を観て間もない頃。
あの場面が落合ファミリーの顔と差し替わってフラッシュバックしてしまい、どうにもこうにも可笑しかったものだ。

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